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昔の人は巧いこといったもので、お彼岸の中日にはまだ寒さが残っていたが、この異常気象の中でも春がそこまで!といったような陽気になってきた。
今日も予定を早めて、宣伝カーの運行。Yさんは「久しぶりの運転でドギマギするわぁ」と心もとなげにおっしゃる。でも、走っているうちに勘を取り戻してくれたようで、助手席の窓から手を出して振っていたのだが、「道がわからん」「次はどっち?」と、交差点のたびに聞いてくるので、大東市内はどこでも自由に走ってくださって結構ですよ。と伝えるのだが、駅から自宅以外の道は殆ど「わからん」とおっしゃる。
ならば、と大東市の外郭を走ってもらいながら、少しづつ覚えていただくことにした。
雨の中の運転は緊張するので、比較的大きい道を選んでの走行。とはいえ、きっとお疲れになったことでしょう。ご苦労様!そしてありがとう。
午後は訪問。三箇キリシタンのウォッチングでガイドをしてくれたNさんの地元。
幼いころからのなじみの地域だけあって、呼び鈴も押さずに「おばちゃん!おるかー」と、玄関を入っていき、時には「もう上がりこんでるでぇ」と、悪びれる様子もなく座敷に座っている。人懐っこい性格がうらやましいくらいの方である。
同行していた古崎市議も私も、戸惑うことしきり。頼もしい人である。
いつの間にかの春らしい陽気に桃?が咲いていた。

雨上がりの陽光に映える花。
訪問を終えて事務所に戻ると、先日ご一緒したHさんが、宣伝カーを運転してくださることになっていて、同乗することに。
平野屋会所などの歴史的値打ちが見直されている中で競売にかけられている問題など、ちょっと重めの話題も含めての会話を楽しみながら、手を振り続ける。
約2時間の運行を終えて事務所に戻ると、すぐ次の訪問。
夕闇の迫る町へ出る。Mさんと、古崎市議が同行してくださる。
Mさんのお宅の近くに車を停めて歩き出すころにはあたりはすっかり暗くなり、表札の文字が読み取れない。しかし、じもとのMさんは難なく目的の家を探し当て、紹介をしてくださる。私個人では絶対に出来ないこと。改めて人と人が手をつなぐことの大切さを思い知る瞬間である。