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気がつくと長女の姿が見えない。アパートへ帰るならかえると言えばいいのに。子犬のベッドの部品や、楽しみにしていたヨーグルトなども忘れたまま。
派遣の仕事で生計を立てている彼女にしたら、実家に忘れ物をしても、派遣の仕事があれば先ずそちらへ。ということらしい。
約束していた方の相談を受けたが、やはり急な一人暮らしへの不安や、今までしてきたつもりの子育てが、間違ってたんやろか?二人の娘や孫のためにと頑張ってきたのに・・・。と、どうしても同じところへ戻ってしまう。
こどもはいつかは出て行くもの。その後はむしろ「自分の好きなこと」をみつけて、気楽な年金暮らしを!と言えれば簡単なのだが、いわゆる年金問題、そこから天引きされる国保税・介護保険料・そして今度の後期高齢者医療保険制度と、不安材料が多すぎて、方の荷を降ろしてホッとしたい時に、政治がそれを妨げていることがありあり。
軽度の糖尿病に、右足の痛み。一人暮らしから来る病的な不安も大きいそうだ。
更に、今住んでいる借家が、シロアリや腐敗で、柱や梁がグラグラになっていたり、玄関のタイルが剥がれ落ちたりと、「今、地震がきたら、助けも呼べない」と、震災の心配も重なってしまう。
府営住宅に入りたくて、申し込んでいるが、11回も抽選漏れ。お向かいのSさんは1回で入居できたのに・・・と、人が恨めしくもなってしまったそうだ。
大阪府は、それでも府営住宅は建てません!と明言しつつ、関空の第2滑走路を作ったから企業誘致が出来た。と、府知事が自画自賛!(何百億円も使って、更に1兆円の出費が出来るなら、学校の統廃合を止めて、少人数学級を実現したり、子育て世代の医療費の助成枠を広げたり、住宅を建てたり、中小企業を活気付けて、雇用を増やしたりと、出来ることはたくさんあるはずだし、それら全てをしても、お釣が来るのであるから、用は、府民か、大企業か、どちらを向いて政治を行うかという問題ではないのか。
相談を受けながら、個人のせいではなく、政治のしわ寄せにダメージを受けているのではないかとの思いが、強くなった。
相談者の唯一の趣味はカラオケとのことなので、当面は月・水の午前中に「かがやき館」に来てもらうことになった。当番のHさんと、お喋りでもしながらカラオケを楽しんでもらおう。
次女の作ってきてくれたケーキ。私はこれで気分転換も憂鬱も吹き飛んでしまう。

そう思いながら食べたからか、
中に仕込まれたパッションフルーツのせいか、
すっぱい味がした。
でも、美味しい!