少し気になることを

少し気になることを

2023.01.19
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カテゴリ: つぶやき
博多でのストーカーによる殺人事件のニュースは心が痛い。

警察がある程度どころか、すでに相談していたのにも関わらず、起きた。

この「把握していた、直近では問題がなかった、死」というのは幼児虐待の構図と同じだと思ったのだ。

アメリカの話としてよく聞く話なので本当かはどうか知らないが、女性がレイプされても、「命があってよかったね」と警察が言う。日本もだんだん、明確な殺傷でなければ、警察が動かない時代になったのか、それだけ犯罪の件数が増えているのだろうか?

私も児童相談をして、この点をすでに感じていることは書いた。結局、重大でないと動かないのである。でも人の感情はいつ爆発するかわからない。小さいことの繰り返しで起きていくのだ。

そして爆発して犯罪を犯すかどうかは、本人の制御に依存する。私はストレスがあるが、それが犯罪行動へつながらないと自分自身は思っている。常に反省することの対象は、「正義」からズレたときだ。正しい行動をしないと、結局何らかのことが自分に返ってきて反省する。嫌なこともたくさん起きる。だから嫌なことを起こさないために、できるだけ、正しいことをしようと思っている。

さて、Apple WatchやiPhoneでは転倒などの衝撃により自動で緊急通報されるようになっている。だいぶ前だが、子供とバドミントンをしていて、終わったあとにiPhoneを見たら通報しようとしていた。

結構無理な体勢でバドミントンをしていたのだろう。

今回の博多の事件では、少なくとも被害者は倒されているようなので、その時点で自動に通報され、自動に本人の電話に着信するような仕組み、できれば着信音が鳴り、すぐに「なにかありましたか?と声がするような仕組み、さらには様子がわかるようなスピーカー機能などが必要な気がした。



子どもたちも気楽に相談できるような仕組みが必要な気がする。

子供の場合は本当に難しい。信頼関係であり、親は虐待していても、唯一の存在なので、なかなか疑問を持ちにくい。せめて保育園や幼稚園との連携や、学校などとの連携であろう。

片親が比較的まともであれば、片親に通知できる仕組みは必要かもしれない。

もしかしたらTVやゲームのキャラクターならば相談しやすいかもしれない。

高齢者についても同じかも知れない。とにかく異常な転倒や動き(動かないも)を察知して、自動で通報する、それらを自動で追尾する、同時に呼びかけが行われる、などがあれば、ある程度の事件を減らせるのではないかと思うのだ。

大手の通信会社など、子会社を作って社会貢献してくれないかな。

もうこれ以上のデジタル化の技術はいらないから、こういった安全安心につながる技術、サービスを開発してほしい。その中で新しい技術ができるのは良いことだ。

こんなことを考えると、自分の仕事はどんな役に立つのか、と、また考えてしまった。



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最終更新日  2023.08.04 11:29:26


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