少し気になることを

少し気になることを

2023.01.28
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カテゴリ: 大学教員生活
相変わらず、公募用の書類を整理している。

外部資金獲得は別紙として提出することが多いのだが、最近コピペした公募書類では、Wordの枠内に入れるものであった。

すると、研究課題の欄にタイトルが並ぶ。

必ずしも自分が代表になっているものだけではないので、あらためて分担となっているテーマのタイトルも読んでいた。

採択されたものだけがならんでいるわけだが、共通点はわかりやすさ+ちょっとだけ冒険的な内容があることだ。

学位を取った直後に、指導教官だった先生の分担に入れてもらったのだが、よくよく見ると、わかりやすいテーマで、興味をそそる。でも、そのタイトルを実現した結果は出ていなく、関連論文を発表しただけだった。

同様に、学位取得後に一緒に働いていた先生(上司)の科研費も同じで、わかりやすいタイトルで、一歩先を書いていた。これもやはり、成果としては一歩先は出せていない。

自分自身が書いていたものも、やはり夢がある内容であった。

最近も、学内、民間と予算を頂いていて、科研費も分担でもらっている。



そう振り返ってみると、採択されていない自分が代表となっている科研費は、夢がない。現実を書いているだけな気がした。春に来年度の結果がでるが、無理だろう。

次はこの「ちょっと」夢のあるテーマを書きたい。

大風呂敷は駄目だけど、夢があるのは良い感じがした。

それにしても、企業の間があるので、外部資金獲得の年次を見ると穴はある。しかしだ、継続的にお金を頂いていて、特に、他の先生の研究に分担者として入れていただいているのは大きい。学外の先生にはずいぶん評価していただいているのかと思うし、お声をかけていただき、感謝の言葉しかない。

ありがたいことだ。視野が狭くなって、現在のポジションに不満を持ているが、やはり感謝しながら過ごさねば。。と書類を書きながら反省した。









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最終更新日  2023.07.05 18:13:39


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