虚構の劇団のハッシャバイを観て、湯島１２１で夕食

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2009.08.22

虚構の劇団のハッシャバイを観て、湯島１２１で夕食

テーマ：今日行ったお店について(9638)

カテゴリ：和食

朝からLucyとプールへ。11時半にはプールを出て、家に帰る。12時前には、シッターさんに来てもらって、一緒に食事をしてから、妻と私は外出。

今日は、虚構の劇団のハッシャバイを観に、高円寺へ。Lucyには鴻上さんの芝居だと言うと、一緒に行きたいと言うので（未就学だと入れないし）内緒だけど。

初演は23年前。初演も妻（当時はまだ結婚してなかったけど）と観た。池袋のサンシャイン劇場で、名越さんはこれを最後に舞台からおりて教師になった作品。

「穏やかな銀河の時代にも、流れ星は10分に一度、星空を駆け抜けるという。つまり世界は、10分に一度は願う事を許されているのだ。」

結構台詞をおぼえているものだ。

当時の第三舞台舞台のメンバーと比べると男優にパワーがないなあ。というか虚構の劇団としては3作目になるが、伸び悩んでいる感じ。女優は小野川嬢の発声とか基礎的な部分がよくなっていた。

高円寺の座という劇場は200席程度と小さい割には舞台が大きく観やすいが、席が微妙に揺れるし、空調がイマイチ。

鴻上さんと話も出来て、帰り際に話も出来た。役者達は、客出ししていた。

5時過ぎに家に着いて、Lucyとシッターさんと一緒に夕食へ。今日の店は湯島１２１

湯島のドンキホーテの裏側にあるこちらの店、隣の風俗っぽい派手な看板がちょっとだが、店自体は外装も落ち着いた雰囲気。もちろん内装も。個室は、厚い板のテーブルに低い高さの椅子で、子供用にはちょっと厚めのクッションを敷いてくれていた。

8800円のコースは、サービス料10％が加算されるので実質的には１万円弱となるが、個室料もかからず、そして料理のクオリティ・使用している素材からしても抜群のCPだと言える。

出てきた料理は以下の通り。
・先付　鱧叩き　梅肉（まったりした鱧で美味しい。梅肉の酸味のバランスも良い）
　　　　焼き胡麻豆腐（うち山を思い出させる焼き胡麻豆腐は、うち山よりも香ばしい仕上がりで美味しい）
・凌ぎ　松輪の棒鯖寿司　大間の握り　ガリ　ばち子（鯖寿司の質も高く、大間の赤身はまあまあの質。ばち子は旨く、Lucyにほとんど食べられてしまった）
・お椀　土瓶蒸し　松茸　鱧（土瓶蒸しは、かなりしっかりした味。福岡の割烹味美を思い出させるような味付け。Lucyの好物）
・焼物　子持ち鮎　たで酢　はじかみ（子持ち鮎は、頭と尾が切られて供される。塩加減もちょうど良く美味しい。はじかみも美味しい）
・揚物　鱧フライ　銀杏　茗荷の天ぷら（これも良い）
・煮物　とろ賀茂茄子　車海老　椎茸　生ウニ（冷たい煮物は、しっかりした出汁で、とろろ芋ののった賀茂茄子。たっぷりの生ウニと上質の車海老も美味しい）
・御造　大間鮪　豊後水道盛り合わせ（大間の鮪はかなりスジがきつかったが、烏賊や鮑等、それ以外は良かった）

・食事　鮎ご飯（これもかなりしっかりした味付けの鮎ご飯。美味しく、娘も食べた。おかわりまでさせてくれた。）
・香物　丹波京漬物（漬物旨い）
・止椀　鱧出汁　鱧子入り　九条葱の味噌汁（美味しい）
・甘味　葛切り　黒蜜（喉ごしに優れる葛切りも旨い）

料理は、料理人の若さを感じさせるかなりしっかりした味付けで、椀物や食事も重いがどれも美味しい。Lucy用には、お願いしていなかったのだが、おにぎりと出汁巻き玉子、アイスクリームをサービスしてくれた。この出汁巻き玉子、ほんの少しもらったが、非常に上品な味付けで、とても塩梅が良かった。

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