ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2003年08月18日
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 過去には朝日新聞の「王様の耳」というコーナーに私の署名記事が載ったことがあります。あとは毎日さんと日経さんですね。ご依頼お待ちしております。地方紙の皆様もよろしく。ウフン。

 昨日まで夏休みで今日から仕事復帰という方も多いかと思います。張り切っていきましょう!



 読売新聞首都圏版求人特集「ぴーぷる」2003年8月18日号掲載

相手の立場に立ってみる

 私が講師を務める主婦向けの再就職セミナーでは、履歴書の添削指導も行う。ある時、パート志望の女性が書いてきた志望動機にびっくり仰天させられた。

「御社は勤務時間、勤務地、給料が魅力的」

 ここまで書いちゃったら採用されるのは難しいでしょうね……。セミナーの聴衆の笑いを取るネタとしてしばしば使っているが、時には全くウケないこともある。笑わない人は、「ホンネを書いて何が悪い?」と思っているのかしら。ちょっと背筋が寒くなる話だ。

 かといって、「それなら採用されるためのタテマエ的な書き方を教えて」と言われても困る。採用の場面で自分をよりよく表現するハウツウは確かにあり、「さあ、ここからが誰も知らない裏ワザです。よく聞いてね」などと私が言おうものなら、眠そうだった人も目をキラリと輝かせたりする。

 だが、志望動機に優等生的な言葉を並べたからといって必ずしも採用されるとは限らない。就職とはマッチングである。その会社の人材ニーズを満たしているかどうかが最も重要だ。

 自分とマッチングする会社を見つけるには、会社や仕事のニーズをよく知ることだ。インターネットや新聞、雑誌で会社や職種の情報を調べるのは基本中の基本。そして、誰もができるのに意外にやらない裏ワザは、「相手の立場に立って考えてみること」。自分がその会社の人事担当者や上司だとしたら、どんな部下や仲間を求めるだろうか。また、自分が「お客さん」の立場だとしたら、どのような仕事のプロを求めるか。

 たとえば親の介護を頼むときには、経験豊かで専門知識もあり、親の障害や不自由さの度合いを見極めて過不足ないサービスをしてくれると同時に思いやりのある人がいい。約束の時間に遅れてくるといった常識のない人や、プライドだけ高くて融通のきかない人はお断りだ。

 自分にとっての「適職」や「天職」を考えるときに、人は自分の「やりたいこと」や「好きなこと」からイメージする。それも大事だが、それだけでは独りよがりになってしまう。仕事は報酬、やりがい、自己実現といった自分の欲求を満たすためだけに存在しているのではない。仕事には必ず相手=「お客さん」がいる。「お客さん」を満足させ、貢献することができなければ、長続きしない。また、人間は誰かに喜ばれ、必要とされることに生きがいを感ずるのではないだろうか。







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最終更新日  2003年08月22日 09時39分33秒


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