ライフキャリア総研★主筆の部屋

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2007年12月11日
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カテゴリ: 女性労働研究

本日もモバイル書斎にて。セミナー会場へ向かう湘南新宿ライン高崎線グリーン車2階座席です。

往復の車中で書かねばならない原稿は……ざっと千文字か、できれば二千かと思いつつ、スタバで買った本日のコーヒーでマカロンを食べながら、窓の外を眺めています。 

傍らを走る山手線の乗客(ストレスフルな満員電車でご苦労様)、沿線に立ち並ぶマンションのベランダに干された洗濯物(今日もいいお天気でよかったね)、喫茶店の窓の人影(モーニングサービスを食べているのかな)、駅のホームに立つ老若男女(マスクをつけている人が増えてきたな)……そんな風景を見ていると、岡崎京子のマンガ「東京は朝の7時」を思い出します。



人の一生って、なんだろう。最近、人生を見る目が変わってきたような気がします。生かされて生きているのだと強く感じる一方で、人生を、世界を変えていく、切り開いていく可能性に託す想いも強い。

何歳になっても改革だ、成長だと思う半面、いい年して、そろそろ完成させなきゃおかしいだろうという気もする。

先日、某県某所で開催したセミナーにおいて、ある年配の女性から投げかけられた質問が身に堪えています。

娘さんが派遣社員だか、契約社員だかの不安定就労で、20代後半だったか、30歳になっていたかは忘れましたが、まだ結婚していないので、「このまま、女ひとりで生きていけるものなのでしょうか」という質問でした。

私は女ひとりで生きて行けている、と、思う。でも、本当にそうだろうか。いまはなんとか生活できているけれども、将来どうなるかわからない。そこそこ幸せだけれども、まったく不幸せでないとも言い切れない。やっぱり、ときどき不安になったり、寂しくなったりする。

バブル時代の稼ぎで家を建て、ローンも完済したけれど、ご時勢が変わって、いまや原稿料収入だけで食いつなぐのは大変です。ここ二十年来、原稿料は上がっていないのです。割のいい広告関係の原稿料は不況時に値下げされたまま、まだ戻らないし。原稿料の支払いが滞ると、キャッシングを利用しなきゃならない。

毎月、決まったお金が入ってくる会社員がうらやましいと思ったり、だれかパートナーと二人三脚で暮らせたらもっと心強いかなあと思ったり。

そうそう、二人三脚って一人ずつ走るよりスピードが遅くなるし、転びやすいんだよね。でも、いつもスクラム組んでいられれば心強い。

大学を出て就職したばかりの若いころは、男女雇用機会均等法の施行前で、女性に与えられるチャンスは限られていた。少しでもミスをしたりすれば、「だから女はダメだ」と言われてしまう。そうは言わせないぞ。辞めずに仕事を続けて実績を上げ、管理職になって、後輩の女性に道を拓くのだと思って働いてきた。3年半で会社は辞めてしまったけれど、フリーランサーとして独立して20年が過ぎた。女性のキャリアカウンセリングの分野では、先頭きって走り、ブルドーザーのように道を拓いてきたつもりだ。

いまは「だから女はダメだ」なんて言う人は文字通り前世紀の遺物であり、絶滅危惧種ですね。ダメな女がいるのは事実かもしれないが、十把一絡げで女はどうのこうのと言う人は少なくなりました。

私の念願が、ある程度は実現されたということかな。

さて、次の壮大なる目標を掲げなくてはいけないね。カッコいいおばあちゃんになろう。老後は素敵だ。年の功はすばらしい。よくできたワインのように、人生も熟成するほど複雑な魅力を、艶めかしいほどの魅力をもつようになるのだということを実証したいね。

ワイン好きの人は知っていると思うけれど、長期熟成の赤ワインって、独特の「エッチな香り」がするんですよ。うふふふ。知りたければ、まあ、飲んでみてね。

DRCの10年超グラン・ゼシェゾーあたりがおススメです。ふふ。

私の生まれ年はワインの当たり年なんです。50回目の誕生日まで大事にとっておこうかな。いや、60回目がよろしいか。






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最終更新日  2007年12月11日 16時15分10秒
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