7月になりましたね。夏だなあと思うと、沖縄に呼ばれているような気がする私です。上原知子「小夏(くなち)」を聴きながら書いています。

今日は、たまった仕事を片付けるべく、一日中、家にこもる予定。飲み物、食べ物は買い置きでしのぎ、現金を1円も使わずに済めばいいなあ...でも、速達で出す封書があるのだった。買い置きの切手だけでは金額が合わないかも。
日曜日の楽しみは、新聞の読書欄です。欲しい本を全部買っていたら破産しちゃう。とりあえず、いいなあと思ったものを書いておきます。
~朝日新聞7.1「著者に会いたい」より
山伏の受け継ぐ日本古来の思想を学び、山で過ごす中で気づいたことがある。身体感覚を大事にし、良しあしを分けず受け入れることで得られる「生を肯定し楽しむ知恵」だ。「週末に友だちとお酒を飲んだりする、毎日の生活の中でそのままの自分を生きること。それが僕にとっての山伏であり、日本文化の原点だと思えるんです」
~朝日新聞7.1出久根達郎氏の書評より
これは夫婦物語ではない。変格青春小説ではあるまいか。
『 河原ノ者・非人・秀吉 』 服部英雄著、山川出版社
~朝日新聞7.1 田中優子氏の書評より
サンカはいたかいなかったか。言葉に固執すると主張が対立する。本書では無数の呼び名が囲むその中に、社会を流浪する無籍の人々の集団が立ち現れる。秀吉の出自は何か。これも被差別民という説と農民という説があるが、それは単なる概念だ。秀吉がまるで猿のように栗を食ったという記録から、それが乞食として生きていた時の大道芸ではなかったかと著者は推測する。秀吉が身体をもった1人の人間として迫ってくる。
『時の余白に』 芥川喜好著、みすず書房
~朝日新聞7.1 鷲田清一氏の書評より
「漫然と全体に向き合うこと」が許されない現下の社会では、「『ついていく』だの『取り残される』だのは、さっさと卒業することです」。「どうぞ深呼吸を」
以下は、書籍広告等を見て、読んでみたいなあと思った本です。タイトルと著者名、出版社名だけ並べておきます。
『烈しい生と美しい死を』 瀬戸内寂聴著、新潮社
『小田嶋隆のコラム道』 小田嶋隆著、ミシマ社
『細部にやどる夢 私と西洋文学』 渡辺京二著、石風社
『会社員とは何者か? 会社員小説をめぐって』 伊井直行著、講談社
『プロメテウスの火』 朝永振一郎著、みすず書房
この調子で本を買っていたら、間違いなく破産だな。老後の蓄えも真剣に考えなくちゃいけないお年頃なのに。そもそも、今ある本だって全部読み切れるだろうか。まあ、自己流だけどかなりの速読なので、大丈夫かな。1日1冊、ざっと目を通すだけでも違う。何が違うって、気持ちが違う。しゃんとするというか、小さな幸せを見つけられる。間違いなし。血はつながっていなくても、心でつながっている。私は本を愛し、本の世界に溺れる「本読み一族」の1人なのだ。