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2007年08月16日
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カテゴリ: 消費者問題
携帯電話の世界最大手である、フィンランドのノキア社に対して、松下電池工業が供給している電池パックに不具合があった問題が発覚。しかも、その数4600万個。日本国内でも16万個。そして、日本でも実際に爆発やPL法に抵触しそうな事故が2件発生していたことも発覚。自主回収に乗り出した。

で、しっかりせい、といいたいのは、松下電池工業やノキアの対応の遅れ。

朝日新聞によると、「松下側が今年5月までに製造上の不具合が原因で電池が過熱すると特定していながら、公表していなかったことが15日、分かった。その後、国内では7月と8月に事故が起きている。電機メーカーとしての情報開示のあり方に批判が集まりそうだ。」とある。しかも、ノキアは松下電池工業に電池過熱不具合の情報を知らせていたのが06年12月。それから、「今年5月までに、松下電池の製造ミスが原因で電池内部がショートして不具合が起きたことを突き止めた」とある。

さらに読むとこうもある。

「ノキアにも報告したが、同社が公表をためらった模様で、結果的に両社とも、今月14日までの3カ月間、問題を公表しなかった。
 電池をノキアに供給する松下は、ノキアの意向に反し、独自に公表することは出来ないと判断したとみられる。また、ノキア側も、最初に報告があった不具合が海外での事例だったため、公表が遅れても日本の法規の違反には当たらないと判断した可能性がある。
 その後、同じ電池を使う製品で7月に大阪府内で、8月には静岡県内で事故が起きた。それを直後に把握していたにもかかわらず、すみやかに経済産業省に報告していなかったことも明らかになっている。 」


コンプライアンスという以前の、取引上の問題が立ちはだかったのかも知れない。
しかし、使っているユーザーの気持ちになって考えてくれれば、公表すべきか否か、



携帯電話に限らず、製品の部品供給において、最終的な責任は、販売元が責任を負わなければならない。その意味において、ノキアは、顧客視点に立ち、エラーが発覚した時点で、回収を指示する義務があったように思う。お互いに責任をなすりつけるような今回の判断は、どう考えてもおかしいと思う。


さて、これを受けて、ノキアも松下電池工業も、気持ちを新たに、顧客視点でものづくりをしていただきたい。





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最終更新日  2007年08月16日 11時04分04秒
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