今日の朝日新聞の一面トップに、地球温暖化の恐怖が載っていました。
なんでも、今世紀末にはアジアを中心に数億人の移住が必要になるだとか・・・。
あと80年後だから我々は生きていたら化け物ですが、お孫さんの世代に、本当の
恐怖になってしまうのでしょうか・・。
そんな訳で、マイケルクライトンの小説「恐怖の存在(上)(下)」を思い出します。
この小説は、環境慈善団体に多額の寄付をする大富豪とその顧問弁護士の活躍を
描いているのですが、テーマは「地球温暖化は本当なのか? 温室効果ガスが果たして
その犯人なのか? 学者の発表するデータの信ぴょう性はあるのか?」などです。
小説仕立てになっていますが、世界中の温暖化説の著名論文や、気象学会の研究
データなど、膨大な資料を基に、するどく分析している科学読み物になっています。
ストーリー展開には若干無理があり、いかにもマイケルクライトンらしく、ジュラシック
パークのように、エンタテイメントな活劇中心にしたかったからでしょうね。
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