TRY-SUADEの世界へようこそ!

TRY-SUADEの世界へようこそ!

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

トライス

トライス

Comments

コメントに書き込みはありません。
Aug 29, 2006
XML
カテゴリ: 本日のよもやま話
開業8日目の夜。サスペンスドラマへようこそ?【後編】
トライス:自首減免(じしゅげんめん)とは、犯人が一般大衆の目に犯罪の事実が触れる前に、捜査機関に自らが申告することにより、その罪について情状酌量(じょうじょうしゃくりょう)を得ることを・・・。

数希:・・・始まったよ。お決まりのうんちく講座。せめて、棒読みはやめて欲しい。あれじゃあ、ただのロボットと変わらないって!

翔:・・・とはいえ、自首減免の制度がある国は、世界的に見ても珍しいんですよね。

千里:そうですね。そもそも、日本では明治時代に、お雇い外国人(学者)による法典編纂(へんさん)、つまり法律書を作る作業を依頼していました。このとき、悪いことをした人を罰するための法律、刑法典を作るための案を考えていました。

数希:このとき、その学者は、参考文献として見ていた、江戸時代にあった自首減免の制度について、感動して、導入されるに至ったともいわれている。

トライス:何しろ、犯罪が発覚する前に本人が申告すれば、捜査の費用が浮いたり、信憑性が高かったり、メリットが大きいからな。

数希:しかし、殺人のような重大犯罪についても、自首減免を適用してしまったら、まずいことになりかねない。

トライス:その例が、当時の政府の要人、大久保利通の暗殺だよな。何しろ、もし暗殺をしても、自首すればその罪が許されることになれば、いくら政府高官の命があっても足りやしないからな。



数希:そう。・・・なのに、なぜかテレビの世界には浸透していないんだよな、これが。わずかに、『出頭』に単語を変えさえすればよいにもかかわらず。

トライス:こだわりってもんだろ。だから、いまだにその事実を『自首』しないんだろ!

 ・・・という結論になったらしい。・・・それはさておき、次号にご期待!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Aug 29, 2006 05:50:37 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: