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2007年08月05日
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カテゴリ: 小説
60
 「なかなか良い感じじゃないか。」

 「そうね。これならうまくいきそうよ。」

 「そうだな。仲間は多い方がいい。」

 「失敗は許されない。注意しなければいけない。」

 微妙に声色の違うあの声が次々聞こえてきた。でも、その言葉の意味がわからなかった。それより今僕は生きているのだろうか、それとも死んでしまったのだろうか、そんな疑問だけが僕の頭の中をすごい勢いで過ぎっていた。
相変わらず目の前は真っ赤だ。あの声がたくさん聞こえてくるだけだ。
 以前にもこんな事があった事を思い出した。その時も何か言われた気がした。

 「仲間になろう・・・。」



61
 体が右に左に揺れていた。上下にも揺さぶられていた。そんな状態に居心地の悪さを覚えて、僕は目を覚ました。目の前には鈴木さんがいた。
 「目を覚ましたみたいです。」
 そう誰かに話してかけられていた。それは救急隊員だった。その時はじめて、僕は救急車の中にいる事を理解する事が出来た。その瞬間、全身が火傷を負ったかのような熱く、激しい痛みに襲われた。
 「痛い。痛い。」
 必死に叫んでも彼女は気が付いてくれない。どうして彼女は気が付いてくれないのか、はじめは全然わからなかった。何度も何度も叫んでいるうちに、僕は自分の声が出ていない事に気が付いた。
それでも必死に彼女に訴えようとした。
 「痛い。痛い。」
 それは無駄な努力だった。彼女に振れようとしても体も動かない。僕は自分がいったいどうなっているのかさえわからなかった。





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Last updated  2007年08月05日 23時44分41秒
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