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思考力 0
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こんばんは~。今日はお世話になってる研修会社さんのパーティーにいってきました!見渡す限りの講師、講師、講師。そもそも講師って熱い人材、くどい人材。これだけ講師が集まると、その場が熱いこと!そのパワーに圧倒されてきましたわ。さて、久しぶりに言葉ブログ書きますね。今日のテーマは、何を言っても聞く耳を持たない人の心を、どう掴むか、です。私にもたくさん経験がありますよ。講師業なんて、そういう受講者の抵抗にどう対処できるかで、講師の実力が決まると言っても過言ではない。講師が何を言っても逆らってきたり、または、冷めきっていて乗ってこない。こういう場面って、案外あります。こちらは結構、辛いんですが~。皆さんの職場にもいませんか?何を言っても突っかかってくる部下とか、何を言っても首を縦に振らないひねくれ上司とか。こっちが燃えて、「やろうよ!」とか言っても冷めたままの社員とか。。。まず、私が独断的に思うには、聞く耳を持たない人というのは、何かに対して怒りや不満を持ってる。私も時々、聞く耳持たない頑固者になっちゃうことがあるけど、やっぱり何かに怒ってたり、不満を持ってるから聞きたくないの。だから、きっと他の人も同じだと思う。怒りの原因はあなたかもしれないけど、もしかしたら違うかもしれない。単に不機嫌なんてこと、人間だから当然あるんですよ。理屈にあわないけどね。本人も抑えたいんだけど、うまくいかない。ただ、その人を刺激しちゃうことだけは避けたいよね。まあ、人の機嫌なんて、もともと勝手なもんなんだから、自分は悪くないと理詰めで行ってもしょうがない。こっちとしては「このわからんちん」と諦めてほったらかしてもいいけど、それで目的が達成できないようじゃ、プロとは言えない、素人でしょ? 何のプロかはその人それぞれですが。ということで、ここから先は必要に応じて努力すればいい。でも、毎回諦めてるようじゃ、人間が小さいぞ!さて、抵抗をすり抜け相手の心に楔を打ち込む方法ですが、私の経験から、こんな手があるよという話を探してみました。他にもあると思うので、是非教えてくださいな。みんなで共有して、ケースバイケースで試してみるのも良いのでは…。1.いったん受け入れて気をそらさせる何かに固執していて、その事に関しては聞く耳持たず、とにかく「嫌です」っていう場合。たとえばね、30人くらいの受講者を対象にセミナーを開催すると、中には、場の雰囲気についていけず、気持ちがネガティブな方に行ってしまう方もいらっしゃる。仕方ないことなんです。普段、頑張っている人ほど、真剣だし、繊細なんだから。もちろん、こちらの言動も要チェック!まずいことをこっちがしてしまっていたら、もちろん素直に謝る。でも、そうじゃないなら、この手です。まず、その人の固執しているものから気をそらさせてあげるんです。個人演習中、その人が何もできず困っている様子(実は困ったを装った反発している様子かも)が見られたら。…すかさず近寄り「あの~、どうしました~?」「うーん、よく、わかんないんだよね~、考えたことを書けって言われても何も浮かばないし、考えられませんよ」こういう時の最悪の対応法「いや~、そんなに難しいことじゃないんですよ。ただ、考えたことを書くんでいいんですよ、深く考えずに…」「浮かばないんですよね」「人間、何も頭に浮かばないなんて事、ありえないんですが..」正論ではありますが、正論を言えば言うほど、相手の心はそっぽ向きませんか?で、別のアプローチでは。「そうですか~。確かにそういうことってよくあるんですよ。(受け入れ) 分かりましたので、じゃ、その演習はまあ、しなくてもいいですので、せっかく時間ありますから、○○しませんか?(気をそらさせている。相手が必ずできそうなことを選ぶ) これならできますよね。(できないとは言わせない言い方)」これでうまくいけば、このあとにちょっとハードなことを要求しても、相手は聞いてくれる可能性が高い。相手のペースが変わればOK!なんですから。ここでのポイントは相手の心を支配しているなんらかのペース、それはもしかしたら怒りみたいなものに影響されてるんだけど、を壊すこと。こっちがして欲しいことを、今してもらう必要はないんですよ。ペースを変えることができれば、じきにうまく行くから。はい、今日はここまでね。もう、遅いので。では、また次回!
2012.06.01
久しぶりのブログになってしまいました。でも、今回はもう少し書き続けるよ。100の記事ができるまでを一つの目標にしよう。これは5つ目かな。今日は、言葉に絡めたコミュニケーションの失敗について書きます。私もたくさん失敗して、イタイ目に会っています。私たちが人と言葉を交わす時、時々、表の意味と裏の意味があるなんてことはないですか?これって、言ってる本人には自覚がないから余計に厄介。恋人同士のケンカなんて、まさにこれだ。「その仕事、いったい何の意味があるの? 無意味じゃない。そんな仕事してるあなたなんて」とヘソを曲げる彼女。しかし、本当は彼女がヘソを曲げているのは、彼の同僚の可愛い女の子のことなんだ。「なによ、あんな女と親しげにしちゃって。ふん、あんな女のどこがいいのよ」と、心の奥で怒っている。でも、彼女はそれをストレートには表現できないんです。ヤキモチ焼きの自分の醜い面を恋人に見られたくないからだ。だから仕事のことに置き換えて表現してるわけだけど、彼の方はストレートにそれを受け取る。「いや、あの仕事はとても重要な意味があるんだよ。僕が真剣に取り組んでいることを、そんな風に言わないでくれないかな。余計な口だしはやめてくれ」ってことで、二人のケンカは決裂してしまいます。本当は「他の女性とは仲良くしないで」と言えばラブラブムードのまま済んだことが、こんなことになっちゃうんですね。仕事のシーンでも、たまに起きています。アポを取って来社した営業マンが「御社なら、このくらいのレベルは当たり前でしょうが。さらに一歩上を目指しませんか? 御社の社員さんならおできになると思います」とか言いつつ、さりげなく商品の提案をしてくる。丁寧で何の問題もない言葉なんだけど、なぜか気分の悪い営業マンだ。持ち上げられれば持ち上げられるほど腹が立ってくる。そんな経験ないですか?もちろん、持ち上げられて喜ぶ人もいるが、そういうのは論外だ。表面上の丁寧な言葉は、本音じゃないことが感じ取れる。まわりくどくて言葉に嘘を感じるから気分が悪くなるんです。営業担当の人、見破られてるから気をつけてね。さて、言っている本人も気づかない言葉の裏の意味。これがコミュニケーションの失敗に繋がってるわけだけど、どうしたらいいんだろうか。まず、こういうことが起こりうるってことを知っておくことだ。そして、うっかり自分が裏のコミュニケーションの罠にハマってしまったら、極力、正直になり、相手への敬意を持って努力する。少し時間を置く必要もあるかもしれないけど。素直で謙虚な気持ちがあれば、きっと失敗から脱出できるから!これって自分へのメッセージ。(笑)
2012.05.23
ハーイ!素敵な週末を過ごしましたか?さて、前回は、人は皆「思考の前提」を持っていて、それに気づかないためにミスコミュニケーションが起きてしまうという話でした。今回は、同じく「前提」についてなんだけど、今度は自分の人生を変えてしまう「思考の前提」について、お話しますね。数年前、私が講師を担当しているマインドマップのセミナーに、18歳の大学に入学したばかりの女性が来てくれました。九州から娘を訪ねてきたお母さんもご一緒で、親子揃って受講してくださいました。お昼休みの休憩で、お二人と一緒に昼食を取りながら、娘さんは九州から東京に出てきて一人暮らしをしていること、九州で彼女のお父さんは税理士事務所をしていらっしゃることなどをお話してもらいました。「この子も在学中に、税理士試験に合格するって言ってまして。主人の事務所を継ぐと。」(お母さん)「うわー、ご自分でそう言ってらっしゃるんですか? 若いのにすごいなー」(私)そんな話があったあと、食事が終わり、セミナー会場に戻る道すがら、娘さんが何気なく言ったんです。「税理士取ったあと、在学中に他のことも勉強しようと思っていて、マインドマップは、そういう時にも使えそうですね。」彼女の言葉を聞いて、私は「この人は必ず在学中に合格する」と思いました。なぜかって、彼女の言葉からは、彼女の思考の前提が読み取れるんです。彼女は、自分は間違いなく在学中に合格すると信じていて、また、決めていて、その前提で話している。不思議なことですが、人は自分の頭で考えたようにしか生きられないようです。彼女がもし、「税理士試験は大変だし、まあ、卒業して何年かかけて合格できればいいか」と考えていたならば、あの時の言葉は、もっと違ったものになっていたはず。「もし試験に合格できたら、別のことも勉強したいと思っているんです」とか…。「もし…できたら」という言葉が入っているだけで、本気で覚悟できていないことが分かってしまう。大人になると、変に謙遜したり、うまくいかなかった時の予防線を張ってしまい、「もし…できたら」なんて事ばっかり言うようになるけど、これじゃダメなんだよ。できなくても大丈夫なように自分で逃げ道を作ってる。でも、何か大仕事を成し遂げようとする時には、背水の陣に立たなきゃならないんだ。若干18歳の彼女は、自分を信じて自分に予防線を張っていなかった。それだけで、私は彼女の可能性を感じたな。私が中小企業診断士の試験を受けた時もまったく同じだった。予備校に来るサラリーマンの皆さん、合格したいな~と思ってはいるんだろうけど、使ってる言葉が悪い。平気で「3年計画で、まあ、ボチボチやってます」なんて言ってる。逃げ道作りまくりだよね。悪いけど、そんなことを言っているようじゃ、3年たったって、合格なんかありえないよ。私に催眠療法を教えてくれた先生は、「言葉は心の栄養なんだ」と教えてくれた。そう、自分の発する言葉に注意してみてください。その奥には自分の思考の前提が隠れているんです。逆に言葉を変えることで、思考の前提を変えることだってできるんです。あら、今日は思いっきり強気の発言になっちゃった。でも、納得した人は、今日から自分の言葉を少し意識してみてね!
2012.05.14
さーて、前回は「話が上手い」という切り口で、リアリティについて書きました。今回は、「上手い」じゃなくて、「間違わない」話をするための言葉選びについて書いてみようと思います。間違わないっていうのは、つっかえないとか、不正確なってことじゃないよ。その場にそぐわない話をしない、相手を傷つける話をしないっていうこと。もちろん、みんな、そんなことしようとは思っていないだろうけど、案外やってしまうものなんだ。私も何度も失敗している。まあ、ピントがズレてる天然ボケ気味の可愛いのはいいんですけどね。さて、なぜ、そんな間違った話をしてしまうと思います?私の考えでは、人はみんな、自分の前提というものを持っていて、その前提に基づいて無意識に話をしてしまう。でも、その前提は相手にとってはおかしなものだったり、受け入れ難いものだったりもする。ところが、話をしている本人は、自分でそのことに気づいていない。ミスコミュニケーションの多くは、これが原因。たとえば、友だちがリストラにあったとしましょう。あなたは、そのことを本人から打ち明けられました。さて、あなたはその友達に何と声をかけますか?1「いや~、大変だったね。でも、どうにかなるよ。」2「良い機会だったんじゃない。これからだよ。」3「そうか。それで、どう思っているの?」いずれも、まあまあ妥当な回答のように思うよね。だけど、私だったら、相手の真意が読めない時は、3番のアプローチで行くな。1番は「リストラ=ネガティブ」という前提があって出てきた言葉でしょ。だから「大変だったね」という言葉が出ている。でも、確かにリストラにあうのは大変かもしれないけど、もしかしたら、その友達は以前から退職を考えていて、背中を押されるような出来事として受け止めたかもしれない。あなたが、その友達の考えや気持ちを、常日頃、把握していれば、こんな間違いは起きないのだけれど、無神経な人ほど、そういう日頃のコミュニケーションもなく、こういう言葉を言っている。あなたにこんな風に言われた友だちが、「いや、そうじゃなくてさ...」と、切り返してくれればいいけど、下手をすると、あなたのペースで話が進められ、相手はうんざりってこともありうるよね。2番も実は同じだよね。「いい機会」というのはポジティブな捉え方だけど、その言葉の裏には「普通はネガティブに捉えることだけど、ポジティブに捉えようよ」というニュアンスが入っている。結果、ネガティブなことが起きたといってるのと変わらない。それに対して3番は受け止め、相手の意図を問うアプローチだ。受け止めの言葉は「そうか」の一言。他にはいらないんだよね。下手に言葉を増やせば、そこにあなたの評価が入りがちになる。「そうか。それで?」この簡単な受け答えほど、相手に「もっと聞いてもらおうかな」と思わせるものはないんじゃないかな。共感した人は、今日から使ってみて!
2012.05.12
前回は、話をする時にリアリティを持って話すと引き込まれるっていう話でしたね。例を上げたけど、リアリティを感じさせる要素については書かずに、宿題にしましたよね。みんな考えたかな?私の考えでは、リアリティ、臨場感と言ってもいいんだけど、これを作り出す要素は大きく二つある。一つは、五感の感覚を想起しながら話すこと。もう一つは、現在起きているつもりで話すこと。注意して欲しいんだけど、言葉に五感表現を入れる、とか、現在進行形で話す、じゃないよ。どう違うかっていうと、前者は話し手の頭の中のことを言ってるのに対し、後者は表面的な技法について言っている。後者のような技法ばかりに脚光が当たりがちだけど、それでは絶対にうまくいかないよ。技法分析じゃダメ。心から、自分がその世界に没入するのよ。このことは、私が歌手をしていた時に学んだことなんだ。小上手な歌手はテクニックが見え見えで、素人さんには上手に聞こえるだろうけど、心に響かない。本当にハートをノックアウトされる歌って、どうやって歌おう、どんな声を使おうなんて、まるっきりなくて、素のままの歌手が、そこに立っているって感じなんだよ。そうそう、話はズレるけど、私の歌の師匠は、いつも言っていた。歌手はみんなの前でストリップしてるのと同じなんだよ、って。それだけ、素の自分を出して、真剣勝負してるってこと。話をする時も、テクニックだけじゃダメ。裸になって、真剣に表現するから、リアリティも生まれるんだよね。今回のお話はここまで。他にも要素があるよって思った人は、連絡ちょうだい!
2012.05.08
話の上手い人の話を聞いていると、知らないうちに引き込まれますよね。その人の世界「〇〇ワールド」に入り込んじゃう感じ。同じ内容の話をしても、普通の人だとそうはならない。上手い人の話は、どこが違うんだと思います?私の考えでは、違いの要素は一杯あるんだけど、今日はそのうちの一つ・・・「リアリティ」について書いてみようと思います。たとえば、こんなかんじ。。。。会社の朝礼のスピーチでのお話だと思ってね!「きのう、友達と渋谷を歩いていたら、雹が降ってきちゃいまして~、傘もなくて慌てちゃったんですが~、すぐにビルの中に入って無事に怪我もせずにすみました。実は、すぐにビルに入るという選択は私ではなく、一緒にいた友人がしてくれたんです。やはり、大事なことは意思決定の早さだな、と実感して、勉強になりました。」たしかに、間違ってはいないけど、なんか心に響かないよね。さて、次のはどうかな。「きのうは、ちょっといいことがありましたので、皆さんに共有したいと思います。実は、昨日の夕方、三年ぶりに親しい友人と会いました。5時に渋谷のハチ公前で待ち合わせて、居酒屋にでも行こうよってことになり、歩き始めたんですが、ちょうど、駅前のスクランブル交差点を渡り始めたところで、突然雷が鳴ったんです。昨日は、昼間は晴れてましたんで、まさか雨なんか降るはずもないと思って、傘も持たずに出かけていました。パラパラっとちょっと強めの雨が降ってきたんですが、どうせすぐやむだろうと思って、私は「まあ、大丈夫だよ」なんて言って、そのまま行こうとしていたんですが、友達が言うんです。「ちょっと待って、あの雲行き、ちょっとおかしくない?」そう言われて空を見ると、確かに空が真っ黒で、パラパラ程度の雨じゃ、とてもすまなさそうな感じでした。彼女はすぐに「そこのビルに入ろう」と、交差点を渡りきった目の前にあるビルに私を引っ張っていきました。私たちがビルに入ったそのとたん、ガ~ってすごい音がし始めて、雹が降り出したんです。かなり大きい雹でした。・・・・・・・あのまま、歩いていたら絶対に怪我していました。彼女の素早い判断、素早い意思決定のおかげで本当に助かりました。仕事においても、似たようなことがありますよね。ついつい、まだ大丈夫、と見逃していますが、実は兆候は現れているんですよね。でも、注意深くしていないとその兆候に気づかない。昨日は、そんなことに改めて気づいたので、皆さんにシェアしたいと思ってお話しました。」あ~、長くなっちゃったけど、違いは分かるでしょ。リアリティがあるよね。だから、話を聞いていて引き込まれるし、心に響く。では、リアリティを生み出す要素ってなんだと思う?考えておいてね。この続きはまたね。。。
2012.05.06
気づいたら二年間もこのブログを放置していたんだわ。最近はめっきりFACEBOOKにはまっていましたが、少し長めの文章はブログに書こうかなと思い、一念発起でブログを復活させます。このブログは創業前から書いているから、ちょっと恥ずかしくもある。しかし、これも私の歴史なのよね。さて、どうせ書くなら、今回はテーマを決めようということで、しばらくの間は「言葉」について、書いていこうと思っています。私はプロ講師、人前で話をするプロです。つまり話すのが得意な人ってことなんだけど、どう得意なんだろうか?実はず~っと長い間、なんで自分が人前で話ができるのか分からなかったんだ。話し方なんて、一度も習ったことないし。。。自分に自信もないし。。。声がいいとは良く言われましたよ。元歌手なんだから、それは当然。声はマジで鍛えてきたから。でも、それだけじゃつまらないでしょ。声がいいだけで話なんかできないよね。で、ず~っと考えてきたんだけど、たぶん、「言葉の選び方」っていうことが、大事なんだと思うし、私が追求したいテーマなんじゃないかなって、最近思い始めた。で、ブログ復活させて、それについて書いていこうと思ってます。それじゃ、さっそく次のブログから始めるよ~。
2012.05.06
ゆうべ、家族四人で居間でくつろいでいるときのこと。9歳の息子が、突如、話し始めるが、誰も耳を傾けていない。主人と中2の娘はテレビのナイターに夢中。私は野球には興味がないが、なぜか、自分の世界に・・・。誰も話を聞いていないと気付いた息子の反応。「シ~ン・・・・・いやーん、誰か聞いて~ん(おネエ口調)」思わず、反応してしまいました。周りの人が話を聞いてくれないときの、リアクション法。どこで覚えたんだろう・・・・。いじけるでも、すねるでもなく、笑いに変えるこのセンス。わが子ながら、見習いたいと思います。
2009.10.23
デビッド・ボームの「ダイアローグ」は、昨年秋、日本で出版されて、買った人も多いのでは。私も遅ればせながら、読んでみました。ダイアローグについては、経営品質で学んでいたので分かっているつもりだったのですが、結構、新たな発見や気づきがありました。ダイアローグの語源は「ディア ロゴス」というギリシャ語で「ディア」は「流れる」を、「ロゴス」は「意味」を表す言葉である、ということは知っていました。ですが、「意味が流れる」ということの意味を取り違えていたかもしれません。私は「意味が流れる」ということは、人と人との間に同じ意味が流れるということだと思っていたのですが、デビッド・ボームは違う解釈をしています。良いダイアローグの中では、お互いにお互いの言葉を素直に受けて、自分の思考を広げます。AさんがBさんに何かを話します。すると、BさんはAさんの言ったことを受けて何かを言います。BさんはAさんの言ったことの意味を理解したように見えますが、実は、Bさんの心の中で掴んだものはAさんの心の中にあったものとは異なっています。Aさんはそのことに気付きながら、Bさんの言うことを聞き、そしてまた、Aさんの心の中に生まれた新しい考えを言います。つまり、一度として二人は同じ意味を共有したことはありません。「意味が流れる」というのは、人と人との間を意味が行き来するうちにどんどん変化をし、新しい意味が生まれるというふうに捉えるのが、デビッド・ボームの考えのようです。たしかに。。。。誰かと話をする際、息詰まる、行き詰る、という体験がよくあります。対立するのが面倒な場合には、当たり障りのない話だけをして済ませます。つまり、対話(ダイアローグ)ができていないわけです。相手に自分の言ってることの意味を共有してもらおうなんて、そもそも無理だったんですね。昨日、ヒプノセラピストの話の「聴き方」について書きましたが、同じことです。ヒプノセラピストがクラエントの言っていることを「オウム返し」したとたんに、意味が変わってしまう。カウンセリングなどを少し学んだ方は、「オウム返し」をすることは、相手のことを「分かってあげた」ように表現できるので、良い方法であると思っているようです。ですが、実はこれはクライエントに「意味の押し付け」を起こしてしまう原因にもなりかねない。たとえオウム返しであったとしても、セラピストが言った言葉はクライエントの心の中の意味とは異なるからです。実際に、セラピー中にオウム返しを受け続けると、クラエントは逆に「受容されていない」と感じてしまいます。体験すると分かるでしょう。多くの人は、「相手は自分の言ってることの意味を共有できるはずだ」という誤解があるために、うまくダイアローグができないのかもしれないですね。「なんで分かってくれないんだ!!」と私も何度も思いました。でも、相手が自分の考えや気持ちをまったく同じように共有するなんてありえないわけです。そうではなく、相手が新たに生み出した考えを聞き、自分も新たな考えを生む、とだけ考えていれば良い。とは言え、非常に難しいと思いますが。。。。ダイアローグの練習をする際、グループで議題もなく話をするところから始めるべきである、ということが書かれていました。かなり、辛抱と時間が必要なように思われますが、やってみたいですね。どんな成果が出るのか。実験ですね。
2008.11.05
人と人が出会って、信頼関係が生まれるまで、どんな過程をたどるのだろうか?「ラポール構築方法」テクニックのようなものも紹介されているが、本当はテクニックなんか関係ない。出会ってほんの一瞬で第一印象は決まる。でも、第一印象が悪い人と、あとから仲良くなることもある。いったい、いつ、「感じ悪い人」が「気心の知れた人」に変わるんだろうね。私は、その人の弱い面、もろい面が見えたとき、親近感が生まれるような気がする。「なんだ~。あんなにバリバリの人も、こんなダメなとこあるんだ~」そう思うと、その人のことが身近に感じられる。自分と同じ、ダメな面があるんじゃないの、弱い面があるんじゃないの、と、思えるんだな。それはいかにオープンであるか、ってことかもしれない。自分のありのまま、弱い自分をさらけ出してくれる人は、愛すべき人に思える。自分も同じなんだろう。強がってばかりじゃ、友達も仲間も恋人もできない。まあ、私の場合、開きすぎなので、あきれられたりもしますが。。。。
2007.06.11
私は結構、ズバズバと言いたいことを言うほうなので、言われるほうは、たまらないらしい。前の会社の社長はかなり暖かい人だったので、そんな性格の私をクビにせずに可愛がって下さった。これには本当に感謝している。ほかの会社だったら、クビかもしれない。。。。何か気になることを言われた時、多くの人は自分を守ろうと身構える。その様子は見ているだけで、よく分かる。身体が落ち着きなく動いている。緊張している人は、やたら動く。じっとしていないので、見ていればすぐに分かる。そんな風に身構えて強がっていても、おそらく相手の尊敬は得られない。なぜならば、相手はあなたが落ち着きなく動いていることを見逃さない。心に安定がないことを簡単に見抜く。これは潜在意識が行うことだから、どんなに努力してもたぶん無理。では、どうすればよいのか?うろたえずに、堂々としているためには。。。。自分の殻を脱ぐことじゃないかな。自分が弱い人間だって、認めることじゃないかな。それができる人なら、落ち着いていられるよ。面白いね~~。コンフリクトを作ってみると、相手の人間の大きさが見える。なに言われても平気でいろよ~~!!
2006.06.26
あたりまえのことかもしれないですが、きのう、ものすご~~~~~いことに気づきました。「人間は、人とかかわることでしか幸せになれない」これ、コピーライツとっちゃおうかと思うくらいの、すごい発見ですよ。だって、考えてください。お金持ちになって、それで幸せになれますか?それだけじゃ、たぶん幸せにはなれないよね。いや、そんなこと無いって?でも、よく考えてみてください。そのお金を誰かのために使ったりして、誰かに喜んでもらって、それが嬉しいよね。だから、お金がたくさんあることが嬉しいんじゃなくてそれを使って、誰かとの関係を作れること誰かの幸せを作れることが嬉しいんじゃないでしょうか・・・。自分が健康でありたいと思うとします。もちろん、病気になるのは痛いし、辛いし、イヤだけど。それ以上に、もし、自分が今死ぬようなことがあったら、家族が本当に心配。仕事を一緒にやってくれる仲間が心配。健康であることで、自分がやるべき仕事を果たし、世の役にたちたい。自分のやった仕事で、幸せになってくれる人がひとりでも多くなって欲しい。・・・・・ってことじゃないでしょうか・・・・・。やっぱり、人間、誰もひとりでは生きていけないのです。必ず、誰かとのかかわりの中で、喜びを感じたり、学びを得たり・・・。よく、人は自分の鏡だと言いますが、これをもっと深く考えると、鏡になってくれている相手は、よくも悪くも、自分の幸せの素になる人なのではないでしょうか。幸せを映し出してくださる鏡は幸せをそのままに。不快感を映し出してくださる鏡は自分の学ばなくてはならないことを・・・。いずれも、教えてくださっていると思います。人と人が出会う確率というのは、天文学的な数字ほどに低いものなのだそうです。だとしたら、隣の嫌なやつも、本当は自分にとっての素晴らしい人なんじゃないでしょうか。「人間は、人とかかわることでしか幸せになれない」この法則を名づけて「一人じゃ幸せになれないの法則」といたします。
2005.06.14
我が家では、学校が春休みになったので、5歳の息子と8歳の娘がおそ~い時間までふざけあってます。ふと見ると、まだ字がうまく書けない5歳の息子が必死で何か紙に書いている。横で8歳の娘が「まだ~?」珍しいな~、と思って「なにを書いているの?」と聞いてみましたところ「わるぐち」だそうです。お互いに悪口書きあっていたわけ・・・・。「○○○はかいぶつ」だの・・・「×××はたまごがきらい」とか・・・「○○○はかばです」とか・・・それを見て、はあ~??と私・・・。「ねえ、ねえ、悪口なんか書きあうのやめなよ」と言って、たまたまそこに転がっていたクッシュボールを投げて、「じゃ、これから、ボールを投げる相手をほめること」と言って、ボール投げ褒めあいゲームを始めました。二人とも、「え~、ほめること~?わかんないよ~」といいながら、うれしそうに始めました。おかげで悪口書きっこは終わったのですが・・・。-------------親も気をつけなくちゃいけないな~と反省しました。放っておくと、意地悪しあったり、悪口いいあったりっていうのが子供の世界。意識して、お互いにほめあったり、ありがとうを言いあったり・・・。こういう習慣をつけさせないと、将来くら~い一家になっちゃうんじゃないか。まずは、夫婦がそうじゃなくちゃいけませんよね。子供は親の鏡っていうからね。これって、会社経営でも同じように思うんですよね。社員は社長の鏡・・・・。
2005.03.28
おとといのこと。とある仕事で、ちょっとしたもめごとが……。お互いの勘違いが原因……。こういうことがあると、なんとなく気持ち悪い。解決してしまえば、それでいいのですが、なんとな~く嫌な気分……。ですが本日、もめごとの相手が私のところにやってきて、もめごとの原因となっていた商品の販売がここのところうまくいってるんだと話すのです。つまらないことで、ちょこっともめてしまったけど、目標とするところは一緒。どちらも、同じ仕事で良い結果を出すためにがんばっているのです。その人は私に販売状況を知らせてくれて、明るい見通しを話してくれました。商品の売れ行きのことはもちろんですが、同じ目的のためにお互いにがんばっているんだということをその人が理解してくれているのが分かり、すっご~く嬉しくなりました。こういう人間関係って、とても大切ですね。意地っ張りなところがある私にとって、ホント勉強になる体験でした。
2004.10.29
先日、なにげな~く同僚と雑談。「なに?奥さん、足もんでくれるんだあ……。肩もみあってるのお?いいねえ。仲いい夫婦なんだ……」と私。「だって、夫婦ってそういうものでしょ。うちの親もそうだったし、やっぱ、夫婦はお互い助け合って生きてかなきゃね」と同僚(やや年上)。この話を聞いて、私も普段、主人に感謝をしているつもりでいたのですが、反省いたしました。結婚当初は仲むつまじく、旦那の足をもんだあげたり、耳かきしてあげたり……。そういやあ、ここ数年間やってないよなあ………。子供のはたまにやってるけど……。そんな中、今日は珍しく家族が早い時間から揃って、居間で語らいのひととき。「この前会社の人と話してて、こんな話あったんだよね」と私。「結婚当初、よく肩もんであげたじゃん」と旦那。「え~っ?そうだっけ?忘れちゃったよ」と私。やっぱり、夫婦はお互い、一生助け合って生きていかなくてはならないんだよなあ。そのために、日頃からの「ねぎらい」の気持ちが大切だなあ、と新ためて思った一日でありました。思えば、夫婦関係……親子関係……社内の人間関係……上司と部下の関係……同僚との関係……すべて、同じところにいきつきますね。相手を肯定して、ねぎらいの気持ちで接すること。I am OK!You are OK!これってすごく大切なんだろうなあ……と思います。私の会社は「人」を大切にすることをコンセプトにおいた会社にしたいと思っています。
2004.06.16
どもです!今日は、日曜日。せっかくの休みなので、ゆっくりと精神を休めるとともに学習ビデオを見たりして、一日をすごしています。そんな、ゆったりした一日の中で、今日は炭太郎おやじさんのビデオを改めて見ておりました。強い会社を作るためには、やはり強い組織。強い組織というのは、組織内で働く人たちの人生が実現できている組織だと思います。じゃ、どうすりゃ、そんな組織が作れるんだよ~??答えはたぶん、ないんじゃないかな~と思いますが、ひとつのヒントです。Good&Newというアクティビティを朝礼などでやってみてはどうでしょうか。実は、私もこのアクティビティを2年ほど前から、社内で自分が担当しているセミナーに取り入れています。<やり方>1)24時間以内に起こった良いこと新しいこと、をメンバーそれぞれが発表します。2)ルールとして、発表をする人はクッシュボールというふにゃふにゃのボールを持って話します。3)次の人に、発表の番を回すとき、クッシュボールを投げて、名前を呼ぶようにします。これによりゲーム性を高めます。うまく説明できてなくてすみませ~~ん。詳しく知りたい方、個人的にお問い合わせをどうぞ。私の場合には、自分が担当しているセミナーが、このGood&Newのおかげで非常に良い物に変わりました。参加者それぞれが、積極的な態度でセミナーに臨んでくださるようになったんですよね。私は今の会社では、「企画」部門のマネジメントを担当しており、週一回、スタッフ3人のミーティングをみっちりやっています。でも、どうも、タスクにかたよりがちかな~と思っているんですよね。このGood&Newをスタッフミーティングにも取り入れられれば、よりチームワークとパフォーマンスを高められるんじゃないかと思います。そのためにはスタッフの同意を得ることと、うまくやっていけるだけのリーダーシップが必要ですよね。
2004.04.18
こんばんは~。本日の笑える話。「も~お、足踏まないでよ~」と8歳の娘。「ごめんなしゃ~い ♪ ……」と4歳の息子。年中、一緒に遊んではけんかしてるんだけど、今日はうちの息子の対応から学びがあったよ。娘が怒ってるところに、素直に謝りつつ言い方を冗談っぽくしたことで、みんなの笑いを誘った。思わず、横で聞いていた私が、まず笑い、「ごめんなしゃ~い ♪ ……」を真似したら娘も笑い出して、怒ったことはどこかに消えてっちゃった。今日の新聞にものってたけど、笑いって、科学的に健康にもいいってことが分かってるらしいですよ。企業経営にも、きっと「笑い」が役にたつんじゃないかなあ……。「ごめんなしゃ~い ♪ ……」って言って、トラブルにならずにすむような人間関係って、いいよね~。こんな人間関係を作れる、会社の風土って、どうすれば作れるんでしょうね……。このへんのテーマ……考えていきたいなあ。pm10:30日記その2さきほど、笑えることっていいなあ……てことを書きながら我が家にも「笑い」が生まれる仕組みが欲しいなあと思って、「よし、今日から我が家のお笑い大賞を作ろう!」と子供達に言ったら、さっそく「お笑い劇場」なる寸劇を二人で協力しあって、数本見せてくれている。こういう遊びの精神がいいんだよね……。
2004.04.04
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