徒然日記

徒然日記

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

noel

noel

カテゴリ

バックナンバー

2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

カレンダー

コメント新着

noel @ Re:坊主(02/04) フジリョウさん >あの坊主(伊武雅刀)…
フジリョウ @ 坊主 あの坊主(伊武雅刀)は確かに怖いですよ…
noel @ Re:はじめまして(01/29) でぃあなさん >私はトレッキーで、フル…
でぃあな @ はじめまして ダーマ&グレッグのDVDが発売になっている…
noel @ Re:チャイ語~w(01/17) マグマリスさん  こちらでも教科書本文の行…
2004年09月23日
XML
カテゴリ: 本、マンガ
「屍(かばね)の王」(牧野修/角川ホラー文庫)

 かつてぶんか社からハードカバーで発表された名作中の名作。わたしがそれを読んでどれだけ感動したかは、この下手な文章力では表しきれない。幻想的であり、神話的であり、作家としての業が見え隠れし、父親としての感情がほとばしり、夫としての愛憎が揺れ動く。日常からふと踏み外して迷い込む悪夢のような世界は、どこまでが事実なのか。読者にしかけられる罠、主人公を取り囲む謎。

 素晴らしい。

 これが文庫として復活し、より多くの方の目に触れることになったのは、もっともっと素晴らしい。「スイート・リトル・ベイビー」(角川ホラー文庫)も大好きだが、「屍の王」は好きという感情よりも、感動というほうが強かった。

 文庫版も迷わず購入し、改めてしみじみとその筆力の素晴らしさ、描かれる世界の幻想的なことに感嘆した。

 これ、本当にスゴイ作品です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年09月25日 13時03分05秒
[本、マンガ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: