2021年10月の記事
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ギルドレ(1) 世界最弱の救世主
ギルドレ(1) 世界最弱の救世主 (講談社BOX) 単行本（ソフトカバー） 2016/11/22朝霧 カフカ (著), 烏羽 雨 (著), 貞松 龍壱 (著)【あらすじ】人類滅亡はもはや秒読みだった。正体不明・宥和不可能な異星人「敵」―。奴らの「月落下作戦」をたったひとりで阻止した、謎の少年がいた。だが、戦いのあと、彼は忽然と姿を消す…。3年後、記憶喪失の少年・神代カイルが都市近郊で保護される。強大な敵の強襲に、カイルは「あらゆる確率を自在に操る能力」を発現させ撃退。しかし、窮地を救った活躍にもかかわらず、彼は存在自体が罪の未成年分隊―“有罪の子供”に編入されてしまう。【ひとりごと】物語は近未来の世界観であり、人類滅亡間近の末期。正体不明の敵によって滅ぼされかけていた人類で、敵の大規模作戦を阻止した三年後から始まる。大規模な作戦を防いだ三年後でも相変わらず人類滅亡末期で、その最前線都市にて、記憶喪失の少年が保護され、やがて物語等が動いていく。日常や事件は読者を飽きさせることはなく、テンポも読みごたえもある感じ(*´ω｀)ただまあ、物語自体はあんまり動きはなかったような気がしなくもない_(:3」∠)_近未来で荒廃した感じの設定は好きな人には結構いい感じで、個人的にも結構好き。まあ、欲を言うのであれば、もう少し物語動いてほしかったなぁって感じかな。クドくはないんだけど、設定と紹介でそれなりに占められた印象なんな_(:3」∠)_というわけで、文豪ストレイドッグスの原作者だったなん_(:3」∠)_泉鏡花は可愛かったんな(*´з`)【中古】ギルドレ(1) 世界最弱の救世主 (講談社BOX)
2021.10.30
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金閣寺
金閣寺 (新潮文庫) 文庫 2003/5/1三島 由紀夫 (著)【あらすじ】1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇…。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。【ひとりごと】著者三島由紀夫の金閣寺。文章や描写が素晴らしいという評価なので、どんなものなのかと興味本位で買った本_(:3」∠)_とても高評価な作品で、私はこれを読んで初めて金閣寺が燃えていたという事実を知りました(*´ω｀*)終わり('ω')ノ……いえ、すいません。正直に言うと、読んだ感想が全然思いつきません(´・ω・｀)何といいますか、ぶっちゃけるとよく分からない。何かこう心理描写とか情景描写が凄いとかよく言われていて、実際私もそう思うのですが、正直にいえばそれだけしか思えなかった。それ以上の評価は私には下せませんし、そもそも内容が全然頭の中に入ってこなかったというか、読んではいあるのだけれど、その、心理描写とか色々なものが共感も理解もできなかったという感じではないでしょうか。いえ、正直、全然わからないです(´・ω・｀)ぶっちゃけると、何で高評価なのかすら分からない。だから、まあ、私なりの結論ですけれど、「私にはまだ早かったんだなあ」という事ぐらいですね（;´д｀）むしろ途中で投げ出さず最後まで読み切った私を褒めてほしいですよ(*´з`)てへというわけで、この作品については以上です。よく分からない。だが、読む価値がある本なのだと思います(/・ω・)/金閣寺 （新潮文庫） [ 三島 由紀夫 ]
2021.10.22
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理想のヒモ生活 1
理想のヒモ生活 1 (ヒーロー文庫) 文庫 2012/9/28渡辺 恒彦 (著), 文倉 十 (イラスト)【あらすじ】「小説家になろう」No.1作品が満を持して書籍化。書籍用に大幅改稿、書籍でしか読めない新章もプラス! さぁ、あなたも会社の奴隷から爆乳王女のヒモへ!?山井善治郎は、現代日本を生きる若きサラリーマン。 ある日の朝。善治郎は突然、恐竜が闊歩する亜熱帯の異世界――カープァ王国に召喚されてしまう。召喚したのは、カープァ王国女王、アウラ一世。善治郎を召喚した女王アウラは、善治郎に「自分と結婚して、こちらの世界で暮らして欲しい」と申し出る。理由は、善治郎が『百五十年前、異世界に愛の逃避行を計ったカープァ王族の末裔』だから。国内の貴族にも、王家の血を引く婚約者候補はいるのだが、彼等を婿に迎えれば、『男尊女卑』の毛色が強いカープァ王国では、女王と王配の間で権力闘争が起きる可能性が高い。 そのため、善治郎に求められることは「できるだけ、何もやらないこと」。その条件は、月平均百五十時間残業の日常に疲れきっていた善治郎には、非常に魅力的な申し出に聞こえた。しかも、アウラは善治郎の好みのタイプそのものの美女。半ば衝動的に結婚の申し出を受諾する善治郎。仕事もせず、爆乳美女と楽しく暮らす「理想のヒモ生活」がいざ始まる!?【ひとりごと】小説家になろうの作品で、本の内容は、普通のサラリーマンがい世界に召喚され、王族の婿になるという、まさにタイトル通り理想のヒモの生活_(:3」∠)_まあ、個人的に言わせてもらえれば、王族なんて罰ゲームじゃないの？ という気持ちもなくはないのだけれど、とはいえ、生活面では理想であり、ヒモであるというのであれば理想の生活なのだろうと思われる。要は種馬。最高ですね_(:3」∠)_という風になるはずが、実際のところヒモ野郎にはなれません。最低限普通の王族となるように魔法や歴史といった文化、マナーの教育を受け、貴族達のお近づきという名のは謀に巻き込まれたりする。最早誰のための理想のヒモなのか問いたくなる感じなん(*´ω｀)美人な女王の伴侶とか羨ましいと思うけれども、対価の苦労はそれ以上ですなん。というより、言質を取られまいと行動する理想ヒモのサラリーマン山井善治郎ぱない。普通そこまで機転は利かないんじゃないかな。有能ですな。そんなわけで、王族の血族チート的なものや地球由来の知識はあるけれど、技術チートなんてないし戦闘チートなんてほぼないです(*´з`)王族の伴侶として政治的な物語が進んでいく。なかなか考えられていて面白いんな(*´ω｀)尚、小説家になろうでWeb版がありますが、書籍化された本とは若干ルートが異なる感じになっています。書籍版では新キャラが出て、そのおかげで物語がパラレル的な感じになります。読もうとする方は買ったほうが良いかも？_(:3」∠)_まあ、それはそうと、『ヒモ』という言葉を聞くと、何故か「?荒川アンダーザブリッジ?」の星の詩が脳裏をよぎります(*´ω｀*)「ひーもひもひもひーもひもー(。-`ω-)」理想のヒモ生活（1） （ヒーロー文庫） [ 渡辺恒彦 ][新品]理想のヒモ生活 (1-15巻 最新刊) 全巻セット
2021.10.15
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明日の子供たち
明日の子供たち 単行本 2014/8/8有川 浩 (著)【あらすじ】想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている! 児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。諦める前に、踏み出せ。思い込みの壁を打ち砕け!児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供"谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれて繰り広げられるドラマティック長篇。【ひとりごと】作者買いしてみた本_(:3」∠)_この物語は、児童養護施設を舞台にしたドラマティックな長編とのこと。児童養護施設をテーマにしていることだけあって、施設の内情や裏話が描かれている。魅力的なキャラクターが思い悩み、施設内での生活や葛藤を描き、より物語を魅力的にし、テーマを強く表現できているのではないでしょうか(*´ω｀)少なくとも私はこれを読んで「へー、そうなのか」と思いましたし、偏見や押しつけがましい価値観なのだなぁ、と改めて思い直しました。まあ、もっとも、この作品だけで児童養護施設について全て描かれているとは思いませんが。もっと後ろ暗いことがあるかもしれないし、逆にそんなことないよというところもあるかもしれません_(:3」∠)_価値観なんて人それぞれであるし、考えたも思い方も十人十色だと思いますのん('ω')良くも悪くも一部に過ぎない、そう考えるのが一番ではないかと。とまあ、そんな風に考えて読む本だと思われる。養護施設関係の本だと思って読むのが一番であり、虐待問題やらのニュースを見てそっち関係について考えたいなあと思っている人向けですかね。少なくとも楽しむために読む本ではないかと。そういえば、作者の名前についてちょっと勘違いしてたことあったんな_(:3」∠)_有川浩の浩は、「ひろし」ではなく「ひろ」と呼ぶらしい。私はずっと「ひろし」だとばかり思ってて、作者も「男」なんだなあと思ってました_(:3」∠)_でも、ちゃんと調べたら違ってました。浩は「ひろ」呼びで「女性」でした(´・ω・｀)ちょっと紛らわしいと思ったん。尚、この作者は、「図書館戦争」「植物図鑑」「阪急電車」「塩の街」等も書いております。ちょっと「塩の街」を読んでみたいなと思ったんな_(:3」∠)_明日の子供たち [ 有川浩 ]明日の子供たち （幻冬舎文庫） [ 有川浩 ]
2021.10.08
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銀河鉄道の夜
銀河鉄道の夜 ハルキ文庫 2011/4/15宮沢賢治 (著)【あらすじ】ケンタウル祭の夜、銀河鉄道に乗って旅立ったジョバンニとカムパネルラの悲しくも美しい夏の夜を幻想的に描き、宮沢賢治の最高傑作とも称される表題作「銀河鉄道の夜」。四郎とかん子の兄妹が小狐紺三郎に招かれた幻灯会の入場資格は十歳以下。キックキックトントンの足拍子も軽やかに、映し出される三本の幻灯……。冬のひと夜の心温まる交流を描く「雪渡り」。二篇の童話に、病床で書きとめた最後の願いの絶唱「雨ニモマケズ」を併録した、オリジナル作品集。【ひとりごと】今回は宮沢賢治代表作である銀河鉄道のお話なん(*´ω｀)名前は聞いたことあるけど読んだことのない人のためにざっくり中身を説明すると、一、午后の授業二、活版所三、家、四、ケンタウル祭の夜五、天気輪の柱六、銀河ステーション（大体ここからが本番）七、北十字とプリオシン海岸八、鳥を捕る人九、ジョバンニの切符という感じになる。父は漁から帰ってこず、母は病気で、朝夕のバイトをしているジョバンニは学校で疎外感を感じながら幽霊のように過ごし、色々と思い詰めていたところに銀河鉄道やってきて親友のカムパネルラとともに星巡りの旅に出かける話。乗車する人達や下車する人達との会話を楽しみつつ、サウザンクロスに向かう。そして、そこでも降りなかった二人は――なんというか、第1-3次稿（初期形）と第4次稿（最終形）と経ているので、このかたちが「ほんとうのさいわい」なのかは不明ではあるけれど、ある種、この物語を楽しむコツは、そういうものなのかもしれない。読んで、考察する。これが本当の「作者の気持ち」になって考えようなのかもしれない。世に出ているのは大半が第四稿で、初期形と最終形の違いは、ブルカニロ博士が出てくるかの違い。あとは、第四次稿で新たに出てきた登場キャラクターやカムパネルラが川に落ちたエピソードらしい。加えて、草稿に振られていた番号は、一と三のみらしいなので、実際は読む順番も違ったりするのかもしれない。あるいは、まだまだ話が追加されたりするかもしれない。名前だったり、ちょっとした出来事とかなり多くの伏線が散りばめられているので考察はより大きく捗ります。そして時代の背景や宮沢賢治本人のバックグラウンドとか色々考えると尚楽しいことになるのかもしれない。ちなみに私個人はぶっとんだ考えが好みなので、十年後のエピソードなどを考察し、いじめっこザネリが再登場することを巡らしてみたりした(*´ω｀*)てへぺろそのようなわけで、未定稿なまま終わってしまったがゆえにその考察を楽しむ著作物となっているような気がする。未定稿がなのが惜しい作品ですが、結果的に未定稿だからこそ映える作品なのかもしれませんね('ω')「ほんとうのさいわい」は「何が」さいわいとなるか、考えられる作品です。銀河鉄道に乘つちまった宮沢先生は何を「さいわい」として思つていたんでしょうね_(:3」∠)_銀河鉄道の夜 （ハルキ文庫） [ 宮沢賢治 ] （ハルキ文庫） [ 宮沢賢治 ]銀河鉄道の夜 （集英社文庫） [ 宮沢賢治 ]銀河鉄道の夜、沢山あって草生えるん_(:3」∠)_とりあえず二つだけお勧めしておくん。
2021.10.01
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