幸せを呼ぶ日記

幸せを呼ぶ日記

2006.02.13
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カテゴリ: ワインのこと



モーゼル河に沿って走ると、両側に斜面が迫っています。

その急斜面いっぱいにぶどう畑が広がっています。


斜面といっても色々な角度がありますが、

それはそれは急で、どんなに急かと言うと、

ちょうどスキーのジャンプのような角度だったりするのですよ!!

どうやって体を支えて作業をするのだろうか???

作業の大変さは半端じゃないですね。。。


ぶどう樹の仕立て方も特殊で、





今回モーゼルを訪れた目的は、

中古のプレス機を譲っていただける方がいるということで、

そのプレス機を見せていただくため。


私たちの生産量に合ったサイズのものか、

中古の具合、その他付属品のことなどを、確かめなくては。


到着してビックリ!!

230年の歴史あるワイナリーとのこと。

お名前は、シュニッチウスさん。

そのお屋敷は、見るからに重厚で立派っ!


お屋敷の中へと足を踏み入れると、

アンティークと思われる家具や絵画がお出迎え。




歓談しつつ、皆でコーヒーを頂く。


息子はミニパックごと(500ml)オレンジジュースを。

これがいつもより美味しいらしく、

「このジュースうまっ!」といいつつ、ぐいぐい飲む飲む。。。

私は、歓談どころではなく(ドイツ語も分からないし(汗))、




嫌な汗をかいた後は(笑)、ケラーへ。

その湿度の高さ(ここならお肌はいつもしっとり)と、

壁の様子から、長い長い時の流れを直に感じとることができる。

ためしに壁に触れてみたら・・・

ふんわり&や、やわらかい、のね。。。


設備は、

コンクリート製の四角いタンクが並んでいる。

その表面はクリーム色に塗装されていて、

内側はタイル張りになっている。

樽は、こちらも相当なアンティーク。

その樽庫はTVで見たことのある、歴史のあるそれそのもの。

薄暗く、ひんやりというか寒く、独特の空気感がある。


230年前といったら、1700年代後半。

日本では、寛政の改革のころ。

ドイツではプロイセン王国の時代。

音楽で言えば、バロック主流の時代。

バッハやヘンデル~モーツァルトの活躍するころ。


途方もなく遠い時代だけれど、

そんな歴史を重ねて、

まぎれもなくこのケラーは今もここにあるのだ。


再び客間に案内されて、試飲タイム♪

さて、どんなワインがあるのだろう。。。


「1958年の!!リースリング」


な、なんと47年ものでございます!約半世紀!!

その色は、蜂蜜の金色。

その色から想像されるものよりも、

以外に、味も香りもさっぱりしている。

ワインの味云々よりも、こんな貴重な体験に感謝!です。

シュニッチウスさん、ありがとうございます。








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最終更新日  2006.02.13 15:25:13
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