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2004年10月26日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 私の信心のなさは、今回のお遍路で明らかになった。明らかに動機が違っていた。お遍路関係の本の冒頭などに、「癒しの風を求めて」とか「自分自身との対峙」などと書かれている。民主党の管直人が「自分自身を見つめなおす」と言ったが、私は凡人なので10日では入り口にも立てずに終わってしまうはずだ。
 それ以上に私の興味は、お遍路を取り巻く社会環境や大自然にむいてしまう。どんな仕組みになっているのか、なんで年間10万人も訪れるのか?ひとりよがりに納得したほうが面白い。人の報告を読んだりするよりは、まずお遍路を体験する事をおすすめしたい。

 実際お遍路をやってみるといろんな事が見えてきます。私が理解した事は大きく2つある。(1)仏教は分類の出来るしっかりした系統を持つ文化だと感じました。また(2)人々の生活に浸透しているお金儲けの上手なお手本だと知りました。

 お寺に参ってのお勤めは、読経により発声(呼吸機能)や滑舌(口の回転)の向上が見込まれる。そして普段の生活と仏教の関係が多少理解出来る効果がありました。

 四国の自然環境と地場産業を知るため、10月12日に新居浜市にある愛媛県総合科学博物館に立ち寄りました。この博物館は世界最大の直径30mもあるドームスクリーンを持つプラネタリュウムがあります。
 また郷土色豊かな自然館と科学技術館,産業館があって愛媛県指定の伝統産業の実物展示がありました。新居浜周辺は手すき和紙が有名で、工業地帯には大きな製紙工場があります。手すき和紙はコウゾとパルプを混ぜて作っています。お札の原料であるミツマタは和紙にはしないそうです。
 お遍路は昔から大量の紙を必要としました。お寺に参る時、納札といって名前と願い事を書いたお札を本堂と大師堂にそいぞれ置いてきます。お参りに来ましたという名刺代わりです。また納経帳といってお寺の印を受けてお参りの証とするサイン帳のような物も必要です。そして書くための筆や墨や硯にいたるまで地場産業となっているのです。お線香もローソクなど必要なものもすべてそろっていて納得しました。

 年間10万人がお遍路をし、各お寺にそれ以外の参拝客が訪れ合計30万人の人が納経帳に印を押してもらうそうです。1冊300円(お軸は500円)なので単純にそれだけで9000万円。人件費や維持費もかかるで税金は免除されています。すごい





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Last updated  2004年10月28日 21時20分24秒
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Re:お遍路のすすめ(10/26)  
なかなか奥深いですね。
古来に渡来して伝承されている仏教は、紆余曲折があって伝来し、現在に至っているようなので、すごいなぁと思います。
でも日本には八百万の神がいたり、苦しい時の神頼み、みたいな見えない存在に関する言葉って身近にありますよね、結構・・・(なんかコメントになってない・・・爆・・・) (2004年10月29日 05時20分26秒)

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