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2011年03月05日

■　失業対策としての、自給自足農業の推進が必要。　美しい街並みとは。

カテゴリ： ★　面白い、提案。　こうすれば、日本は、良くなる？

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　自給自足とは、他人の食料を作る事では無い。

　自分自身が食べる物を、自分で作る事であり、別に、国の、自給率を上げる事を意味しない。

　しかし、いつでも、国が、自給率１００％に出来る様に、農業技術者を育成する目的も兼ね備えておかなければならない。

　つまり、普段は、国の自給率は、６割位で良いのである。

　４割は、同盟国の、アメリカから輸入すれば、アメリカの農民も助かるわけで。

　自給自足の戦略は、失業者対策と、農業後継者の育成にある。

　農民２５０万人のうち、１００万人が、２年前に、農民になった新人で、後、１０年位すると、本当のプロの農民が居なくなる。

　すなわち、現在の新人が、全員プロとして継承したとして、１００万人しか、農民がいなくなるのである。

　これでは、どうしょうもないので、何とかしなければならないだろう。

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　少子高齢化で、さらに、農業後継者が少なくなる可能性があるからだ。

　農業に興味を持たせなければ、将来、大変な事になる、と言う事である。

　さらに、農業の進化も考えなくてはならない。　

　それは、農業後継者に、興味を持たせる為でもあるし、生産調整や、生活に直結するからだ。

　ビルディング農法、つまり、建物の中で、農産物を大量生産できる技術を、導入し、その稼動を調整する事により、自給率を６割、１０割と調整可能にする。

　また、工場での生産は、冬でも、生産可能になる為、東京などに出稼ぎに出る必要は無くなるのである。

　現在、出稼ぎがあるのか、どうかは、わからないが、冬でも、得意な分野で働けると言うのは、いい事だろう。

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　さらに、地方自治体が、仮に破綻したとしても、地方自治体が、農村部であった場合は、地方自治体の職員をクビにせず、給料の代わりに、コメや、野菜などの、食料の現物支給と過疎地ならではの、空き家の大量増加がみこめるので、住める家は解体せず、職員の家賃無料入居を進める事により、後は、消耗品、水道、光熱費、医療費のみとなる。　

　現金の給料は、３万円もあれば、足りるので、その程度を支払えば良いわけで、水道などは、どうせ、役所が供給するので、自分達の分は、無料にすればいいわけで、後は、公共施設のメンテナンスなどの費用を、国に負担してもらえば良いわけだ。

　いや、大企業が負担すべきか。

　大企業が、輸出をして、日本の技術を流出させ、円高で、国内産業にダメージを与えているので、それが妥当かもしれない。

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日本の、森林や、農地は、二酸化炭素を吸収するので、その分、大企業は、農村に、二酸化炭素の吸収費用を支払うのは、当然であろう。

　場合によっては、エタノールなどの燃料を自給自足でまかなう事が可能ならば、農産品も色々、役立つ事が自覚できるので、農民も、やる気が出ると言うものである。

　縄文時代の暮らしや、江戸時代の暮らしの方がいいと考える人がいれば、昔の家を作れば良いわけで、日本中を、一律に、電磁波で管理するために、各家庭に、電気を通したりする必要は無いだろう。

　国は、今、現在、地方を破綻させ、過疎化を推進しているが、これは、地方をゴミ捨て場にするためでは無いか、そう言う作戦の様なものを感じる。

　人間は、みな、都会に集めて、失業奴隷とか、思考盗聴器などで、電磁波管理して、養鶏場のブロイラー化されている様だ。

　農業の理想形は、「武蔵野」と言う小説に出て来る様な美しい風景にある。

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　今でも、おそらく、東京の調布などの地域では、そんな光景が残っているのではないかと思うのだが、高層ビルなど無い、美しい森に囲まれた様な、それでいて、近代的な、建物などが、見え隠れする様な街並み、それが理想ではないか。

決して、農地を集約して、大規模農業を目指す事が良いとは思わない。

　そう言う地域では、単に、田や、畑しか無く、全く、文化や、自然の生態系が失われていると言う感じしか持てないだろう。

　さらに、そう言う地域には、道が無く、見渡せば、広いのだが、狭苦しく感じるのが、一般的ではないか、と思うのである。

　そこで、作業する人も、人生をつまらなく思うのではないかと思うが、それは、小道や、路地も無く、緑と言えば、商品作物しか無い、文化も無い、ディスコも無い、人も居ない、何にも無いと感ずる、そうではないか。

　だから、若者は、都会に出るのである。

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　理想的なのは、バベルの塔や、盲人さえも歩かない、点字ブロックや、バリアフリーの道や建物を作る事では無く、平面的に、広がって行く、土がある、森に囲まれた、美しい街づくりである。

　畑や、田んぼ、それに、森のある街で、小さな商店街があり、畑や、田んぼ以外の緑、芝生などの立ち入って、遊べる様な緑、庭園、公園。　小さな鳥居、ちょっとした寺、別な時代の遺跡。　自動車は、あまり多くないが、少なくも無い街がいいと思う。

　つまり、極端なビルだらけの街、高層建築だらけの街、田んぼや、畑だらけ、工場だらけ、そう言うのが、良くないわけである。

　言い換えれば、人生に必要な生活環境の、パーツ（部品）しか、無いのである。

　人生、何の為にあるのか、そう言う疑問や、不安をおぼえるのが、そう言う街なみ、風景だろう。

　そう言う街並みでは、人は、育たず、犯罪も多く、一見、合理的で、災害などには強く見えても、自殺や、犯罪が多かったり、集合住宅の上階からは、少年少女が落ちて来たり、計画された、高層建築の周辺の緑の公園には、子供の姿は無い。

　こうして、老人だらけの世の中になって行ったのだろう。

　そんな所には、住みたくは無い、私は、そう思う。