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2013年04月12日
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週1になった妊婦健診、NSTの時間は絶好の読書タイムです。

4:12健診.jpeg

数ヶ月前、夫と「イヤイヤ、そりゃ違うでしょー⁈」と議論した内容が、
この本の「多重(複数)役割と夫婦間の対等性」という実証研究結果で、
こういうことだったのか!と鮮やかなまでに解説されてて感動しました。

その感動がどんなものかざっくり言うと、
複数の役割(家事、育児、仕事)を夫婦で分散して担うことで、
効率は悪くとも、女性の精神的充実感は増えるってこと(←私は完全このタイプw)。

で、ひさしぶりに早く帰宅した夫に説明した・・・けれど、
話して聴いてわかるのは、夫婦の根っこのおもい(仕事、家事、子育て、生き方)は


それを「なによ!家事も子育ても多くを担うのは私なんだから、
夫を私の思い通りに変えさせてやる!」
では、完全に相手をコントロールし支配してようとしてること・・・で、
求めているものとは違う!

必要なのはやはり、夫婦だからわかり合ってるなんて過信せず、
たくさん話して、時にはぶつかって、
その違いが何なのか?を二人で明らかにし、すり合わせて、
今の自分たちにとって心地よい地点を見つけていくことなんだと、
あらためて納得しましたよ。
ホント、プライド高いっつーか、ガンコッつーか、互いにめんどうな夫婦(笑)。

4:12ハル.jpeg

ついでに、今日は次男の5歳の誕生日でした。

そう伝えたら、「どういたしまして」って次男、笑ってました。




4:12市役所.jpg

午後は、ははサロンスタッフのごうちゃんとりえちゃんと3人で、
網走市役所に今後のサロン開催について相談に行きました。
)をもって!

4:12提案書.jpg

今年度、定期的にサロンを開催するにあたり、いちばん準備が必要なのが「託児」。

市主催の母親対象講座は無料託児が基本なのですが、
ははサロンは市民活動。
託児スタッフから定員、託児利用のお願いから保険準備まで、
自分たちの手で用意する必要があります。

子育てサポートセンターは個人登録の託児が基本だし、
ボランティアのかただけに期待するのは何かが違うし、さまざまなリスクも高い。


そしてここをいちばん大事にしたいのですが、利用者には参加費と同様に、
託児料金も必ず負担いただくことを前提にしたいのです。

子育て中は「大変な時期だよね〜」と優遇されることも結構あります。
でも、そうやって支援されサポートされるのが当たり前になってしまうと、
「◯◯してもらえない」「サポートが不十分」と不平不満ばかりで、
知らず知らずのうちにどこか高飛車で甘えた姿勢になってしまう。
子どもの「三歳児神話」って昔よく言われたけれど
(今これを言うと「いつの時代の話だよ!」ですがw)、
母親にとっての「産後三年神話」も言えるんじゃないかな?と。

どういうことかというと、子どもが3歳になるまでの子育てで、
無料や過剰に安いサービスに慣れきって、判断の基準が
「タダだ(安い)からラッキー」だけになってしまうか?
または、託児でも何でも、
「必要なものには当然の対価を支払う」っていう当然の、
でも子育て期うっかり見落としがちな経験を通して、
自分で選択する主体性をもてるか?
両者はまったく違いますよね。

公費で、安価にもしくは無料なものに「多くの人が参加しやすい」という意味があるように、
お金を支払うことにも別の大切な意味があるとおもう。

そして、参加費や託児料をいただくのは、
相手のことも自分たちの活動もきちんと尊重しているからこそ・・・と、私はおもってます。




で、話を戻すと、その託児の準備が人手でも予算的にも困難なので、
市民活動課、また市の委員の仕事でお世話になっている
男女共同参画の担当のかたに、お知恵を貸していただきたい旨お話しし、
サロン参加者アンケート結果やサロンの目的・期待できる効果など、
資料にまとめてプレゼンさせていただいたのでした。

ここで活きたのが、 3月に参加した北見での市民活動の研修会
このとき学んだのが、プレゼンするにはおもいだけではダメで、
効果や結果を数字に表すことでした。


結果は、「新たな支援制度や集団託児の助成事業制定は、現時点では困難・・・」という
想定内のお返事ではありましたが、今すぐにでもできる行動や、
一つの方法でムリなら、複数の方法や手を合わせ調整していく方法、
さらに来年も活動継続する場合のアドバイスもたくさんいただきました。

自治体職員のかたの提案やアドバイスの専門性と具体性は、プロならではのもの。
(そのアドバイスをごうちゃんはメモしまくってたし、
 りえちゃんも質問したり意見を話してくれました!)
ありがたいです!!



でも、当然ながら「ここで困ってます、教えてください」って
自ら声を上げないことには、そのプロの知恵もアドバイスも受けられない。

そして、その相談や要望の声を上げるには、
活動の計画(実行)から具体的な課題を得ていないと、
何をどうサポートしてほしいのかを相手に伝えられないんですよね。


自分がほんとうに望む子育て支援やサポートがあるのならば、
それに知恵や手を貸してくださる相手にわかってもらえるように
「伝えることば」をもたないとならないということ。
できれば、個人より、おもいを同じくする仲間と共に。
不平や不満を言っているうちは、
サービスの「完全な受け手」と単なる「消費者」でしかない。

そしてこれは、相手が自治体の職員のかたでも、パートナーでも同じこと。
一緒に何かをなし得たい・協力し合いたいなら、
「気づいて、察して、何でわかってくれないの?」では、
対等な立場で尊重し合う関係性をつくるのはムリ。
おもいをことばで伝えないと、何も始まらない。


【送料無料】武器としての交渉思考 [ 瀧本哲史 ]

だから最近読んでいちばんぐっときたこの本にも書かれてた、
「最大の武器は『ことばを磨け』」なんだと再確認できました。



手も口も動かして、人とつながって、足りないところは本や研修から知識を得て、
人に教えを乞うて、とにかく動いてみる。
そういう行動のすべてが、市民活動とコミュニティ・ネットワークづくり、
そして仕事と夫婦・家族につながって、より有機的なループができていく。

課題は山盛りだけれど、自分たちがやりたいことを、
自分たちの手で試行錯誤しながらつくっていくのは、
やっぱりほんとうにおもしろいし、人生に彩りを与えるゆたかな経験になってます☆


市役所担当者のみなさま、サロンスタッフのみなさま、
今日はありがとうございました!

Kaori Naganoma

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最終更新日  2013年04月13日 17時01分36秒
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