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うっかり0303

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2012年07月14日
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カテゴリ: 読書・小説・雑誌
こんばんは。

この本、面白かった。

『脇役力<ワキヂカラ>』(田口壮)

田口選手といえば、名外野手です。
がんばろう神戸をスローガンに躍進したオリックスブルーウェーブの優勝の感動、簡単に思い出すことができます。あの時の外野のなんと豪華だったこと…!イチロー、田口の強肩たるや、まさに「鉄壁」にふさわしいものでしたね。

1995年、阪神・淡路大震災が起こった年。
たくさんの人が亡くなり、そんな中でドラマチックにパリーグ優勝を果たし、日本シリーズに臨んだ仰木オリックス。漫画ならオリックスが日本一になりそうなものですが、野村ID野球がそれを阻止したのでしたね。あの時の悪役サイドなヤクルト、強かったなー。古田も脂が乗りに乗ってた時期でしたし。

田口選手はその後アメリカに渡り、メジャーリーガーとして8年プレー。日本球界に復帰してオリックス・バファローズに在籍していましたが、現在は自由契約となり、現役続行を目指しリハビリを続けているそうです。そうか、まだ現役続行を目指しているのですね…最近、あまり見かけることがなかったから。


田口選手、文章がうまい!
スポーツ選手の出す本は(まーゴーストライターが書いてるのかね…(´-ω-`))と距離を置いて読み始めるのですが、まあそれならそれでもいいんです。面白ければ。

でもこの本は田口選手本人でなければ書けないことも多いし、彼の人柄ととてもマッチしていて自然に入ってくる感じなのです。とても興味深く、面白く読みました。明るくタフで努力家、そんな印象通りでしたがそれだけではなく、多くの苦労をして、頭を使って野球に向き合ったからこそアメリカで結果を出すことができたのだなというのがよーくわかりました。

才能はみんなある、才能だけじゃダメ、ただ力任せに野球をするのじゃダメ、どんなことが求められているのか、監督の考えを理解し、時には己を捨ててチームのために尽くす。それを田口選手は「脇役力<ワキヂカラ>」と呼んでいるのですが、それを徹底することでチームメイト、監督、スタッフに認められ、チームに欠かせない存在になっていったのだそうです。

うまくいかない中での視点変換。
価値観を変えてみるのはただでさえ、勇気がいること。
そのやり方を考え、実践し、結果を出した田口選手は本当にすごいと思いました。語り口も謙虚で親しみやすく、とても好感が持てるのです。こうしたプロスポーツ選手の本で、「サラリーマンの方なら…」とか、他の職業、他の立場を慮った語り口をしているの初めて見ました。

初めて 田口選手のblog を見たのですが、やっぱり面白い!
いい文章を書かれるのですねえ。
ついつい引き込まれて、たくさんログ読んじゃった。



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今日の歩数は3,437歩。

今日は3連休初日!
久しぶりにゆっくりと二度寝して休養しました。気持ちよかったー
そうして私の実家に行って、母の手料理を食べて父と野球中継を見て♪







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Last updated  2012年07月15日 00時59分50秒
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