The road to the Holy Grail

The road to the Holy Grail

2025年11月22日
XML
カテゴリ: ワイン
早速、ドメーヌ・ヒサマツの長良小松町ワインを開けてみました。


一般的なメルローとは違い、色は薄め。
無濾過無清澄のため澱が多く、少し舞っているために澄んではいません。
メルローというよりピノ・ノワールに近いくらいで、普通のメルローのイメージとは異なります。
弱いですが、何とも表現しにくい甘美な香りや、森の香りもします。
ヌーヴォーに良くあるような華やかな花や果実の香りではなく、落ち着いた感じです。

ワイナリーの案内書によると、
 ・甘い果実の香りが強く女性的

 ・アンバランスな渋み苦みが下支え
と書かれていました。

このワインはアルコール度が10%と通常のワインに比べて低いのですが、これは栽培地である岐阜の気温が高いので、病気や高温によるダメージを避けるために収穫を早めに行う必要があり、その結果、糖が乗りにくく、結果としてアルコール度数が低くなっているようです。そのことが同時にワインの軽い印象につながっていると思われます。そう考えると、今後いかに糖度を高め、アルコールを適正水準に高めていくかは重要な課題になっていくと思われます。

岐阜の地ワインとして注目する人も多いようで、このワイナリーでは『長良小松町』(生産本数950本)と『岩利5丁目』(生産本数350本)という2種類のワインを生産しているのですが、既に『岩利5丁目』は完売になったそうです。

Domaine Hisamatsu 長良小松町 Merlot 2024





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025年11月22日 18時00分04秒
[ワイン] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: