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ここ1週間、風邪でダウンしていたため、遅れを取り戻すために。
【組織内の葛藤】
「課題葛藤」組織内で役割や地位が異なると、利害関係が生じる。
例)経理と営業で予算に対する考えが違う
「関係葛藤」組織内の感情的な対立、意見の食い違い。
【組織内の意思決定】
「集団浅慮」・・・強力なリーダーが意見を示すと、他のメンバーが意見を言い
にくいので、議論がし尽くされないまま、質の悪い決定がなされること。
「リスキーシフト」・・・集団の決定は、個人の決定よりリスクが高いもの
になりがち。例)赤信号、みんなで渡れば怖くない
「コーシャスシフト」・・・逆により安全で保守的な決定に偏ることもある。
【リーダーシップ】
リーダーとして重要なことは 「集団を目標達成と課題遂行に導くこと」
「メンバー間の良好な人間関係を作ること」
1「特性アプローチ」
・・・優れたリーダー(偉人)に備わる特性を追求する。
2「行動アプローチ」
・・・優れたリーダーがどのような行動を取っているか、
リーダーとしてふさわしい行動に注目する。特別な資質を持っていなくても
行動をまねすることはできる。
PM理論
・・・目標行動を目指すP機能(performance)と
集団維持を目指すM機能(maintenance)をどの程度備えているかによって
リーダーを4タイプに分ける。
PM型(どちらも高い)は他のタイプと比べて、生産性、メンバーの意欲、
満足感、会社への帰属意識、精神健康などによい影響を与える。
3「コンティンジェンシー・アプローチ(状況即応アプローチ)」
・・・変化する状況に素早く的確に対応するためのリーダーシップ
集団状況
①リーダーと部下の関係の良好さ
②目標と遂行の手順
③リーダーの権限の強さ
4「認知的アプローチ」
・・・リーダーを組織内のメンバーがどう捉えるかによって、リーダーシップの
効果が変わる。
5「変革型リーダーシップ」
・・・集団に新しい視点を与え、将来のビジョンを示し、自らリスクテイクし、
変革行動を実践する。
変革型リーダーシップの4つの構成要素
①カリスマ性
②士気を鼓舞する
③知的刺激(メンバーの能力を引き出す、視点を広げる)
④個別配慮性(メンバーに注意を向け、サポート、助言する)
【まとめ】
組織が発展していくためには、交流型リーダーシップ(1~4)が充分に
発揮された上で変革型のリーダーシップが発揮されることが望ましい。
第14回 心理学研究法 2017.01.04
第13回 心理学的測定 2017.01.03
第12回 消費者行動と心理学 2016.12.27