職場の同僚が腰痛でしばらく休んでいたが、今日から出てきていた。そのせいか、今日は朝から三回ぐらいぎっくり腰になりそうになって、ドッキリ。明日は朝から飛行機の旅だと言うのに大丈夫か??と心配している。大体海外に行くと気管支炎になったり、声が出なくなって咳がひどくて、"This is not bird flu."とか言わないといけない羽目になる。今回は這いずりながら発表をしなくてもよいようにと祈っている。太ももの後ろがボーッとしていていかにもどこかの神経が圧迫されていますよ…という状況だ。あまり大きな身体ではないのに100キロを超える先輩にバックドロップを仕掛けるような柔道ばかりをしていたのが間違いだったらしい。やはり小柄な選手はその体形を生かして背負い投げを徹底して練習すべきだったのだろう。大きな技にあこがれて大外刈り払い腰と大柄な選手がやるような技ばかりをやっていた。その反動で、子供には背負い投げしか教えていない。 腰痛の治療は2,3日の安静が一番のようで、丸一日近い飛行機のたびはちょっと堪えるが、ファッションの都ミラノを楽しみにしていってくることにしよう。といってもこれから荷造りをすべく大学の研究室でゴソゴソやっている。このくらい切羽詰れば、発表の内容のまとめかたがまだ不十分だとか、やり残した仕事があるとかいうことも諦めがつく。大体のことは僕がいなくなっても代わりの人がいてやってくれるに違いない。毎日代わりがないからと自分を酷使しながら働いている人たちには理解できないかもしれないが、重病になって倒れたとしても世の中の営みが途切れることはない。堀江社長が捕まっても、村上さんが捕まっても人は自分のやるべきことをやり、穴が開いたところを埋める人が必ず出てくる。 自分がいなければみんなが困るというのはある面、自分を過大評価している。僕もその傾向があるが、パセリかクレソンぐらいの役割しか果たしていないのかもしれない。そういうと悲しすぎると言う人がいるかもしれない。もっと重要な、必要な存在だと認めてもらいたい人もいるだろう。僕も認められたいという思いもある。だが、背伸びをして認めてもらってもどうかなとも思う。パセリやクレソンでも添え方によっては最高に旨い。そういうパセリであれば善しとしようと思っている。