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2005年07月26日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


委員長は社会的義務としての生産的行為であるオツトメを無事果たしましたので、本日より非生産活動を再開させて頂きます。(やれやれ)
また、皆様からの励ましのメッセージや心温まるカキコミなど頂きましたこと、ここにあらためて御礼申し上げます。
お蔭様で今後の非生産活動へのハゲみとなりました。(ちなみに約1cmほどのハゲみとなりましたこと、御報告いたしておきます)

さて、道楽者の昔話もいよいよ1976年代の新宿ディスコ篇第二部(笑)に入りますが、その前に委員長が昔話を書くことになりました経緯を少々お話しさせて下さい。

私は18歳でディスコ業界という、ある意味で特殊な世界に入り、28歳までの約十年間を道楽三昧な生活を続けました。最後は、時代にけじめをつけられた形で一般社会に放り出され、気が付けば30歳という年齢に達しており、世間一般で言う社会生活を送るには常識や価値観も相当にずれておりました。
言葉ではうまく説明できませんが、普通の人になろうとすればするほど空回りしてしまい、まさに何をどうしたらいいのかわからぬまま暗澹たる日々を送っていました。
そんな頃、偶然にも同じような境遇にいた旧友DJチェングに出会い、サイパン行きの話がトントン拍子に進み日本脱出となりました。
この時、日本でのしがらみを一切断ち切り、すべて一から出なおすつもりで業界のことは自身の心の中で一種の封印を致しました。

それでも世の中はそんなに甘いものではなく、人生を面白おかしく生きた道楽者がそう簡単に社会復帰出来るわけがありません。
そんな単純だったら、私が面白おかしく人生をエンジョイしている頃、勉学に励み、就職活動に悩み、きちんとした生活設計を持っていた人たちに申し訳がありません。
人生はそれなりにバランスが取れているのです。
道楽して楽しんだツケはそれなりに支払わねばなりません。
サイパンでの最初の十年は精算の十年と言っても良いほど、それはもうガムシャラな生き方でした。
幸い配偶者にも恵まれ、それなりの家庭も持ち、何とか落ち着き始めたのはつい最近のことです。
昨年は久しぶりに家族で日本に帰り、新宿、赤坂、六本木と随分様変わりした街並みに驚き、自分が一番輝いていた時代はすでに遠い過去のものになってしまったのだなと実感しました。
そんなノスタルジーな気分で、たまたま立ち寄った新宿紀伊国屋書店である一冊の本に目が留まりました。
懐かしいエモリさんのイラスト表紙の「70’sディスコ伝説」がそれです。
手にとってページをめくると、「やっぱりなぁ」という感じで、勝本さんやニックさん、エモリさんの登場でした。それでも当時の懐かしさは一杯で、内容はともかくとして興奮したのも事実です。反面、自分の大切な想い出が、またマスコミに取り沙汰されて金儲けに利用されているのかと思うと、見たくない、見ないでおこう、という気持ちが湧き、結局は本棚に戻して帰ってきました。
ところがサイパンに戻ってからも、どうにもこの本の存在が頭に引っかかって仕方ありませんでした。

そこで昔馴染みのマイク越谷氏にお願いして、この本を購入の上郵送して頂きました。

さて、実際に手にした本の中味はというと、意外と薄っぺらな内容のシロモノで、唯一面白かったのはブラザー・コーン氏のGETの思い出話でした。
年齢的にも遊び的にも自分の時代と合っていたからかもしれませんが、あの当時の感覚が蘇りました。
あとは、私が一番嫌いな過去の栄光話みたいな内容ばかりで、やっぱりなぁ、という印象でした。
もちろん時代を凝縮して1冊の本にまとめるとすれば、御三家が登場して、当時有名な店を語るだけで終わってしまうのも無理ないことだと思いますし、当時の生き残りが非常に少ないことも内容に奥行きが出ない理由だということも理解できます。

それがきっかけとなって70年代をインターネットで検索したところ、旧友テリーのサイトに当たり、数十年ぶりの再会をしました。
まさかこんな形で出会えるとは本当に驚きでした。
更にテリーのサイトから、当時の不良の溜まり場だった新宿の喫茶店「ハイハ」という名前で、K-UNITのKUNIさんという方のサイトに入り、自分と同じ時代を生きた手触りを感じまたもや驚きました。
あとは同様にリンクから入ったサイトで「じょんとらさん」や「YUKIさん」など多くの方々と知り合い、当時のディスコに思い入れのある方たちとBBSでコミュニケーションを取らせて頂くようになりました。
あちこちのBBSに書き込んでいるうちに、旧友テリーからブログを奨められて、これだけ当時を思う人がいるのならばやってみようかと思い、自分なりの時代の検証を含め書き始めました。

と、まあこんな具合で始めたブログですが、私自身は過去の栄光にすがるような話は書くつもりはありませんし、「あの頃は良かった」というノスタルジー話も嫌いなので書きません。あくまでも私自身のために書いているだけですから、リンクのお願いもしていませんし、幅広く呼んで頂こう、などという大それたことも考えておりません。
(御厚意でリンクを張っていただきました皆様には感謝しております)
ですから、タイトルにもあえて70年代とかディスコとか言う言葉は使いませんでした。
これは私自身が現在でも非生産活動を行って生きたいという願望と、非生産活動を現役で行っている方々へのエールとして読んで頂きたいという理由からです。
私の昔話を読んで、人生の選択肢は自由であり、すべては自分自身の決断に委ねられているということを体感して頂ければ幸いです。
爺となった今でもまだ可能性はあると信じ続けたいので。(笑)

そして、このブログにはもうひとつ個人的な目的があります。
それは、私と同じ時代を生きた戦友たちの名を、せめて何らかの形で記しておきたかったからです。
非常に狭い範囲且つ短い時代のことではありますが、たまたま私は運良く目立つところにいたおかげで売名行為に成功し、多少は名前が残っております。
だからといってそれでメシが喰えるわけでもありませんが、少なくともこの名声(笑)を利用して当時の道楽者たちを掘り起こすことができたら、という道楽者の勝手な思い入れで古い話を書いているわけです。
かといって、それは決して懐古趣味などではなく、同じ時代を生きた戦友、アウトローとしてのせめてもの鎮魂歌のつもりです。(なんか戦死者みたいだなぁ)
というのも、昨今のリバイバル・ブーム(正直言って私には実感がありませんが)を当時の戦友はどう見ているのかと思うと、書かずにはいられない衝動に駆られてしまうのです。
それは、昔の仲間が仮に何かの機会で自分たちが生きた時代の記録に触れたときに、きっと私が「70’sディスコ伝説」という本を見たときと同様の思いをするだろうと思えるからです。
そこに語られた話はその時代の一部分だけであり、決してそれが総てではないからです。誰だって時代の総てを知っているわけはありませんから、語られていることが嘘だとは言いませんが、自分たちが総てを作ったというのも僭越だと思うし、当時の流行のサイクルは非常に早かったし、長年にわたって時代の頂点に君臨することなんて不可能ではなかったかという疑問もあります。
R&B、SOUL、FUNK、ステップ、タケノコ、オカマ、テクノ、ユーロetc.すべての時代の上に立つ人とは一体どんな人なんでしょうか。

更に、自分も含め、当時の仲間は今にして思えばみんなゴミのようなヤツばかりだったし、そのゴミとしての生活にプライドを持って生きていました。
だからゴミはゴミなりに、時代の1ページに記してやりたいと思うのが、同じゴミの人情というものでしょう。
今まで調子くれて遊びまくっていたディスコに翳りが見え始めたとき、将来に不安を感じつつも業界にしがみ付いていたゴミたちは、結局時代に見切りをつけられ一般社会に放り出されました。

「ロニーさん、やっぱ安定した生活は公務員しかないっすよ」

そう言って区の清掃職員に就職していった後輩がいましたが、本当にゴミ屋になっちゃったんじゃ洒落にもなりませんね。
危ない道を選んだヤツも沢山いました。
私はかろうじて塀の外に落ちてそれなりの生活を送っていますが、未だ中にいるヤツや、過去の身分を明かせず今の生活を大事にしているヤツもいることでしょう。(なんだかヤクザ者みたいだな)
みいんな、愛すべきゴミ仲間です。縁があったらもう一度会いたい奴らばかりです。
そんな奴らを抜きにしては私の昔話は語れません。
まして面白おかしい人生を選んで生きたんですから、爺になったゴミ仲間もそれなりに面白い人生を送っていて欲しいという願いもあります。
所詮DJなんてのは潰しの利く職業じゃありませんから、どのみちろくなもんにはなっていないと思いますが、そこが同じバカな時代を生きた戦友としてまともな大人になっていて欲しくないという願いでもあります。(大人っつーかもう爺だろ、すでに)

ということで、今日は私のブログ・コンセプトについてお話しさせて頂きましたが、私の書いたものについてはすべて私個人で責任を持ちますので、書かれている内容や主旨に疑問を持たれた方、あるいは苦情、ご不満などお持ちの方はご遠慮なく私宛にメールをお送り下さい。勝手にオレの名前を使いやがって、ふてぇヤローだ、とか、オレはそんなバカじゃなかったぞぉ、みたいな抗議などにも逃げ隠れせずきちんと対応させて頂きますが、私もすでに50歳を迎えておりますので体力的過激な行動にはついていけない場合もございますのであらかじめ御了承下さい。
明日より道楽者の昔話を再開させて頂きます





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最終更新日  2005年07月26日 16時43分56秒
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