おーさん


新宿はとにかくもの凄い勢いだったですよね。
-----
(2006年08月11日 15時06分21秒)

非生産活動推進委員会

非生産活動推進委員会

PR

×

プロフィール

RONNYジイ

RONNYジイ

コメント新着

バンドマン@ Re:昔の歌舞伎町スケッチ・フォーカス(笑)(03/29) 懐かしすぎる会話に感激しております、 こ…
沖縄県宮古島出身です、@ Re[21]:赤坂シンデレラの最後(08/18) 樋口 和彦さんへ 本当に、次郎さんと五郎…
アミちゃん@ ジョイの訃報😢 nikumaruさんへ 連絡有難う御座います。ジ…
マチャアキ@ 想い出 岸本さんですね 懐かしく読ませて貰いまし…
マチャアキ@ 岸本さんだよね このブログを読んで昔の記憶が蘇って来ま…

お気に入りブログ

まだ登録されていません
2005年08月20日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

誰が名付けたのか「おかまダンス」。
ディスコ文化に衝撃を与えた新宿の Pop Culture はまさに時代に咲いた花でした。
SOULにしろヨーロピアンにしろミュンヘンにしろ、元々は外部から入ってきた、いわゆる輸入モノの加工品ダンスであったわけですが、このオカマ・ダンスは正真正銘ニッポンのファッション&ディスコの中から生まれ出たオリジナルです。
さすがの委員長もこの成り立ちまでは詳しくありませんが、もともとは「ツバキハウス」が始めたイベント「ロンドンナイト」から生まれたと言われています。
ブリティッシュ・ロックは元来、今で言うビュジアル系でしたから、男が化粧したりユニセックス的なファッションをするのが当たり前で、これも今風に言うならコスプレ系のマニアが集まりだしたことが発端だったのではないでしょうか。
セックスピストルズのパンク系やらデヴィッド・ボウイ、ロッド・スチュアートはもちろんストーンズでさえディスコ・サウンドを取り入れたりしたくらいでしたから、ディスコファン以外の連中もこれで一気にお仲間入りといった感じだったのではないでしょうか。
確か後年、ツバキハウスにはメタル系が集まり出した時期もあったと思います。

踊りに関して言えば、あきらかにこれはモデルウォークですね。
ファッション・ショーでモデルがポーズつけて歩く、例の独特のスタイルそのものです。

中でもリーダー格になったのが、エルと呼ばれる女装の男の子でした。
女装と言っても、女になりきるほどのものではなくて、一目瞭然男とわかるファッションでした。胸とか作ってなかったし、化粧はしてたけど女に見せるモノではありませんでしたね。彼(彼女)が実際にゲイだったかどうかは知りませんが、ルックスもスタイルもそれなりで、ウォークが結構サマになっていました。ひょっとすると本当のモデルだったかもしれません。(と言ってもいわゆるデザイナーブランドのファッションモデルではありませんよ)
このエルと一緒につるんでいたグループも、たぶんモデルクラブの娘たちだったのでしょう。ファッション・センスもそれなりだし、品がありましたから、フロアで並んで踊る(ウォーク)してくると、一瞬回りの客が引くみたいな感じでそりゃ目立ちました。
たぶん本人たちもこの視線を浴びる快感が楽しくて、あちこち出入りしていたのではないでしょうか。

余談ですが、時代背景的に言っても、このころ、ケンゾーとか日本を代表するファッション・デザイナーは皆ヨーロッパ行って穴開けられてきたと言われてましたし、アメリカでもゲイが市民権を求めて立ち上がったりした時代ですから、日本でも起こるべくして起きたファッションとも言えます。
ヴィレッジ・ピープルなんてのはまさしくゲイを謳歌するための戦略的芸人でした。(ってしゃれになってないよね、そのまんまだ)
映画でもアル・パチーノのクルージングなんてのは、その世界が見事に描かれていました。ミイラ取りがミイラになるって話なんですけど、潜在的な同性に対するセックス願望と想像以上に簡単に陥っていく心の動きや葛藤の描写が実に見事でした。
まあ日本ではこんな奥行きのある流行ではありませんでしたが、いわゆる新宿三丁目あたりに生息されていた方々にとっては市民権を得るきっかけになったのではないでしょうか。これは大げさではなく社会的現象としてきちんと取り上げるべきだと思います。(そんなにムキにならんでもええやん)

従来のオカマという言葉から発想する侮蔑的なイメージを払拭し、漠然とした雰囲気ながらファッショナブルなゲイという方向性に光を与えたのです。(ほんとかよ)
これも言葉が常識をぶち破った実例ですね。タブーを破った。
この流行以降、オカマという言葉の持つニュアンスは絶対に変わったでしょ。

ひとつ注意すべき点は、ディスコで話題になったオカマ・ダンスを踊っていたのはプロのオカマでも、実際のゲイでもなく、一般庶民ですよ。
要は、今風に言うビジュアル系のコスプレグループのことを総称して「オカマ」と呼んでいたのです。きっかけはエルが女装した男だったってことと、男が化粧してたからって単純な理由です。当時はこれらの人々を一言で表現する言葉がなかったってことですね。だから総称して「おかま」よ呼んだ。ただそれだけです。
ところがあまり「オカマ」を連発したもので、モノホンのおねーさまたちや薔薇族モーホーの兄貴たちまでが勢いづいてしまい、「ブラックボックス」とか「さざえ」とかいう如何わしいディスコ(っていえるのかなぁ)に集まりだして、ちょっと深みのある流行も派生しました。

そのうちにこのオカマ族はモデルウォークから中近東風のファッションに変わり、アラビアンナイトみたいな手振りの踊りに移り始めていきます。
サウンドの方もエキゾチックなものやYMOのテクノポップ系などが好まれるようになっていきました。名作「ロミオとジュリエット」とか「マジックフライ」とか、イメージの世界に浮遊するような感じの音楽ですね。

オカマ系はさらにコスプレ傾向が強くなっていき、ホモ系はYMOに代表される無機質なファッション、コンピュータ・ミュージック、いわゆるテクノへと枝分かれしていきました。
ちなみに時代考証からすると、この枝分かれ前に一瞬50年代ファッションとロックンロールが駆け抜けます。きっかけはKing of R&Rエルビスの死でした。
フィフティーズはある一定のサイクルでリバイバルしてましたから、これが何度目かのリバイバルブームだったわけですが、この当時のファッションはアーミー系が多かったですね。(進駐軍ファッション?)

いやー凄いですね。ファッションのごった煮というか文化の坩堝というか、とにかくディスコ文化はそこで遊ぶ一般大衆の手に委ねられていったわけです。

過去からの伝統芸SOULファンキーダンス。
ヨーロピアン系ステップダンス。
コスプレ陶酔系オカマダンス。
無機質モーホー系テクノダンス。
ちょっとだけよロックンロール系ツイスト&ジルバ。
時々チャチャ系元祖ステップダンス。

ということで、結果オーライ。ディスコ文化、ダンス・カルチャーを広めようとしたDJの目的はここに達成され、人民は自らの意思で音楽を選び踊りを踊る主体性をついに手にしたのでした。(メデタシ、メデタシ)
ニッポンのディスコが一人歩きを始めたブレイクポイントである、そのきっかけはやはりオカマダンスだったと言えるでしょう。
オカマ・ダンス以降のニューダンスとファッションはすべてニッポン人が作り出した正真正銘オリジナル・ダンス&ファッションと言えます。

70年代後半、新宿は世界に先駆けて実験的カルチャー鍋の都市と淘汰されていったわけです。
イヤイヤ、好きにして状態。これが新宿だ!ってことで最後の極めつけはこれしかありません。

タケノコ参上!(ヤッター、おまたせ)

さあ、ここまで読まれた方はもうお分かりですね、タケノコ族の生い立ち。
憧れのディスコに年をごまかして遊びに来ていた高校生は、そこでオカマダンスを踊る中近東風ファッションに身を包んだお姉さま、お兄様を目撃したのでした。
しかもファッショナブル・ディスコの幻想的な照明の中、身振り手振りのイメージダンスを踊るその姿は、まさに非現実的な世界にゆらめく思春期の脳髄を刺激したのです。
さらに、縦横隊で列を組んで踊るステップグループの、統一されたマスゲームのような統率美を目の当たりにして集団で踊る快感も知りました。
ディスコ文化丸ごと一気に、しかも継続的に青少年のDNAにしっかり書き込まれたのです。そして遺伝子は受け継がれていくうちに、 ぱらぱら と独自の変化を遂げていくことになります。

ということで70年代のディスコ史の側面と申しますか、時代背景を委員長なりの解釈でご説明申し上げましたが、このような時代の流れを踏まえつつ、また明日から委員長のお話を再開させて頂きたいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年08月20日 08時23分42秒
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


オカマダンス  
おー さん
ドナサマーのデビューと共にオカマダンスがって感じでしたw (2006年08月11日 03時43分54秒)

Re:オカマダンス(08/20)  
RONNYジイ  さん

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: