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2006年02月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は私の会社のスタッフがイラクから戻ってきました。

マリアナ連邦からの出兵は約200名ほどでしたが、残念ながら2名の戦死者を出してしまいました。

米国ではすでに徴兵制は廃止されていますから、今回のイラク戦争のような場合、前線(戦地)への出兵増員は州兵(有事の際の予備兵)及び志願兵を募ります。
米本土はともかくとして、準州や自治領などにいる米国民にとっては将来の安定を図るためのチャンスとして数多くの志願兵が殺到します。
服務期間は3年~4年で、軍事恩給や数々の手当てが支給され、年金や老後の厚遇が保証されるからです。

貧しい国で家族の生活の安定を図るため、まさに命がけの選択とも言えます。
もちろん喜んで戦地に送り出す家族などいるわけがなく、誰だって好き好んで戦地になど行きたがるはずはありません。
更に、このような地域では戦争に対する賛成、反対の論争、運動はほとんどありません。

要は戦争の賛否を語れるほどの生活の水準さえ満たされていないということです。

では何のために戦地に向かうのか?
それは自分達の家族が少しでも裕福な暮らしを保つためというのが最大の理由です。
ブッシュ大統領や米国、あるいはイラク人のために戦争をやっているという意識は、たぶん彼等にはないでしょう。どっちにしろ殺し合いに他ならないのですから。
仮に、そういった人たちに戦争について尋ねれば、大方の人が「反対」を唱えるでしょう。
それは国際情勢や国と国の利害などとは無縁のところで、「人が人を殺すことは悪いこと」という単純明快な考えに基づくものです。

まあ、「戦争」については奥行きがありすぎて、こんな話をしだしたら本当にきりがありませんのでやめておきますが、誰に聞いたって戦争が好きで兵隊さんになりたいなんていう人はほとんどいないのではないでしょうか。
ある意味においては、強い使命感のような好戦的考えを持つ方はいると思いますが、それでも人殺しを好む人なんていうのはごく少数だと思います。
もちろん私も基本的に戦争は反対ですし、自分だって兵隊になんか成りたくないし、自分の家族だって巻き込まれたくないと願っています。
もちろんどこの国であろうと戦争なんてやって欲しくはありません。

でも、少なくとも今日戦地から戻った米軍の一兵士の家族は、彼が戦争に行って働いたことによって、彼等の住んでいるこの貧しい国である程度の安定した生活が保証されたわけです。


そして私はインターネットという贅沢な文明の利器を使って、偉そうなノーガキを書いています。
このインターネットに限らず、最先端の技術のほとんどが軍需産業からの恩恵を受けていることはご存知ですか?
つまり戦争のための軍事技術として開発されたものが、時代や需要に応じて民間に再生されているのです。
極論かもしれませんが、仮に戦争(軍隊)がなければ、このインターネット・システムですら開発は十年以上遅れたと思います。
莫大な開発費と高度な頭脳を結集させることができるのは、軍事予算をふんだんに使うことができる国があるからです。

つまりそういった俗に言う先進国に生まれ、育ち、生活している私には、そうは簡単に戦争反対の旗を振ることができません。

賛成、反対は子供でもできます。
賛成でも反対でも、問題は、ではどうすれば平和を実現できるか、という具体的なビジョンを提示しなければ、単なるYES、NOゲームでしかありません。
似たような事例に、原発反対運動というのがあります。
これも非常に難しい問題なのですが、エネルギーに関しても非常に入り組んだ仕組みが絡んできます。
今の人類に電気は空気や水と同様に大変貴重で必要なものです。
そして、この電力を養っているのが石油を使った発電と、核を利用した原子力発電です。
効率的に言えば原子力発電の方が有利なのは明らかです。
では何故エネルギー事情は中々進展しないのでしょうか。

難しい話は別として単純に言ってしまえば、石油が必要なくなると世界経済が回らなくなってしまうからです。
石油を保有しない国はエネルギー対策として代替エネルギーを模索しています。
そのひとつが原子力ですね。

以前、このブログで書いた、「本当によく効く風邪薬があったら宣伝しなくても飛ぶように売れる」という私の意見は、そういう意味から言うと飛ぶようには売れません。
というのも、そんなクスリが世に出ては既存の製薬会社が潰れてしまう恐れがあるからです。こういう風に考えていくと、色々な疑問が生まれてきます。
例えば、電気自動車なんていうのもそろそろ出始めましたが、現在のガソリン車に比べて非常に低燃費、低公害で、私も個人的に素晴らしいと思うのですが、中々市場に出てきません。何故でしょうか?(そんなに問題が多いとは思えないのですが)
更に、そんな情報を流したり、宣伝をしたら広告代理店はすぐに立ち行かなくなってしまうでしょう。(このあたりが私がメディアに対してすぐに過激になってしまう理由ですね)

え~、話がどんどん飛躍する道楽者の悪いクセで、すぐ脱線してすみません。
今日は私の会社のスタッフが無事に戦地から戻ったお祝いがあります。
私の平和運動は、私の目の前にある家族と地域住民との生活を向上させることから始まっています。(まずはビンボーをどうやって直すか?ってことですね。笑)
それと、常に問題提起をしていくこと。
少なくともこのブログを読んだ人は何かしら考えてくれるでしょう。
とにかく現状に疑問を持たずに進むことほど危険なことはありませんから、皆様、是非とも道楽者の目を養って、絶えず繰り出される一方的な情報や、感情に流されないようにしましょう。

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最終更新日  2006年02月08日 15時30分50秒
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