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2006年07月25日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


ということで、青春真っ只中(笑)の皆様はもちろんのこと、人生の賞味期限ギリギリの方にもやや有効だと思いますので、今日は肩の力を抜いてお読み下さい。
私の体験や偉いセンセのウケウリとかを交えたエピソードです。

私は職業柄色々な業界の様々な方々と接する機会に恵まれ、その出会いの度に凝縮された人生のエッセンスを学んだり、感性が触発されたり、思いがけない発想をインスパイアされたりと、大変貴重な勉強をさせて貰っています。
これは人生大学という学校で幅広いジャンルの講師や教授の講義を受けているようなものです。しかも授業料なしで。(笑)
私はこれを人生大学社会学部哲学科と呼んでいます。(笑)

ただ、講義を受ける私自身の許容量によっては、たとえ素晴らしい講師との出会いがあったとしても、その時に自分がその講義を必要としていなければなんら身に付くことはありません。
つまりこれがよく言われる「乗り越えられない壁はない」ということだと思います。
その都度自分の前に立ちふさがる壁は、その時点で自分の器量に伴ったものであるということですね。物理的な問題は別として、精神的には自分の器量以上の壁は現れないということです。だから必ず乗り越えることができるということになります。


「知行一体」とは、
脳へのインプットである知と、脳からのアウトプットである行がひとつになる
という意味である。
よく赤ん坊が自分で動かした手をじっと見つめている光景を目にしますが、それは手が動くということを脳にインプットすると同時に指を動かすという行動をアウトプットしていくことであり、人間は常にこうしてインプットとアウトプットを同時に行って脳と体が一体化しているということです。
「文武両道」とはよく言ったもので、インプットとアウトプットがスムーズに行われるシステムこそが体と脳のしくみです。
そう考えると、声を出して本を読むという行為はまさに「知行一体」、目から入った文字は脳に入り、読む作業と一体化し、それが声となって読み上げアウトプットされ、更にその声が脳にインプットされていくという理想的な循環システムを作り出すわけです。

数年前に著名な哲学者の行徳哲男さんという方にお会いしたことがありました。
名前が凄いですよね。徳を行う哲(さとる)男、著名な方らしいです。

ある朝のこと、ちょっとした経緯で知人を介して観光客の道案内を頼まれました。
ちょっと風変わりなオッサンが尋ねたい場所があるらしいので、その道案内をして欲しいということでした。
早速そのオッサンの滞在するホテルに迎えに行くと、そこには作務衣(サムイ)を着た初老の男性が知人と共に待っておりました。


「解決は行動でしか得られないものです。問題をあれやこれやといくら考えたところで、考えているだけでは何も解決することはできません。問題は行動でしか解決できないのです」

ちょうどその時私自身が小さいながらもある問題を抱えていて、この一言が自然に耳から入っていってストンと心の中に落ちました。
その時私の脳裏に閃いたのが「因縁」という言葉でした。
何かの因縁(しくみ)がこの人に答えを持たせて私に出会わせてくれたのだという直感です。
この初老の男性の言葉は受け入れる器があってこそ生きてくるわけで、器が違えばまさしく馬の耳に念仏、猫に小判(笑)、単なる年寄りの小言にしかなりません。


人間の出会いというのは不思議なもので、数多くの出会いの中から特定の人物を選別するのはその時の心模様ということになります。

この方をホテルまで送ってお別れするとき、私は自然に、ごく自然に深く頭を下げていました。
初対面の方にこれほど自然に頭を下げることができたのは初めての体験でした。
もちろん口からは自然に、ごくごく自然に「ありがとうございました」と声が出ていました。

「知行一体」

もうひとつのエピソードは私のこのブログです。
これもある出会いがきっかけになって始めたことですが、書くというアウトプットと読むというインプットを繰り返していくうちに、今まで自分の気づかなかった感性に触れることができました。というよりは、心の中でくすぶっていた本質、核に突き当たったということです。
自分で書いたものを読んでまた書く、これはブログというシステムがあってこそめぐり合えた素晴らしい遊びでした。
自分の書いたものを自分で読んで、また考えて書く、といった繰り返しの中で自分自身の感性を触発していったのかもしれません。

これが単なる「日記」だったらここまで続かなかっただろうし、少なくとも何人かの人が読んでくれているということが励みにもなりました。
そして今までずっと心の中でモヤモヤしていた何かが飛び出してきたのです。
今はもうただひたすら自分のために書いてるのですが、たとえどんなカタチになろうとも、私の書いたものが誰かの感性を触発したり、人生を生きる上で何かのきっかけになってくれたら最高だと思っています。

そしてこのブログこそが「行動なくして解決なし」を実践した結果です。
まあ、ありきたりの言葉ですが、まずは動かなければ何も始まらないということですね。





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最終更新日  2006年07月25日 07時18分45秒
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