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2006年09月06日
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なんか昨日は「脳」について屁理屈コキましたが、偶然にも晩ご飯でご近所の暇を持て余した主婦2名と「脳」の話で盛り上がってしまいました。(セレンディビティ?)

なんでもこのお二人はヨガ道場に通われることになったそうで、昨日はその第一日目ということで色々なノーガキを肴に盛り上がりました。

ということで今日はそのノーガキの再現です。(笑)

主婦A「だからさぁ、瞑想で自分を無にして宇宙と一体となるわけよ」

主婦B「そうそう目を閉じて何も考えずにリラックスして、だんだん眠くなっちゃうのよね」

主婦A「あなたそれじゃダメよ。寝ちゃったら。こう目をぎゅっと閉じたときに瞼に浮かぶヒカリみたいなのがあるでしょ、あれがさ、星みたいに見えてさ、それで宇宙の中に漂う感じで無になるのよ」

委員長「でもさ、それって無じゃないんじゃないの?宇宙ってものを意識するってことは、やっぱり脳がものを考えてるってことだから、それは無我とは言わないようなきがするなぁ」

主婦A「違うのよ、雑念を払って大気の中の自分が宇宙と融合するのよ」

委員長「う~ん、無ってのは無でしょう。宇宙だとか雑念だとか、そんなものすらないものが無なんじゃないの?ってかオレも無になったことないからどーゆーものかわからないけど、とにかく宇宙だって念のひとつだから、やっぱそれは無の境地じゃないんじゃないかなぁ」

主婦B「それよりさ生まれ変わりっていうかさ、過去生ってのはあると思う?」

主婦A「私の友達がさ、中国の纏足に妙に興味があってね、履きたくて履きたくてしょうがなかったんだって。それである日退行催眠みたいなもので過去生を調べてもらったら、前世は中国人だったんだって」

主婦B「へぇ~、じゃ私の前世はなんだったのかぁ」

委員長「でもさ、纏足って中国人にとっては悪魔の風習で、女性だったらたぶん忌み嫌うっていうか恨んで死んでいったんじゃないかなぁ。歴史的に見ても中国人自身が犯罪的行為だったと認めているわけでしょ。そんな纏足に憧れるかなぁ~、ふつー」

主婦A「あら、中国の貴族の間では纏足は美人の証だったのよ。だから彼女の前世も中国の貴族の娘だったっていってた」

委員長「そうかなぁ~。貴族だったらなおのことそんな拷問みたいな風習で抑圧された心を来世に持ち越したとすれば、逆に纏足をみたら鳥肌が立つとか嫌悪感をもよおす、とかの方が信憑性があると思うけどな」

主婦B「そーゆー見方もあるわよね」

主婦A「とにかく輪廻転生はあるのよ。生まれ変わって成長していくの」

委員長「まあ、オレだって否定はしないけど、頭から信じるってのもなぁ、どーかな。それにウチもいまカミさんがワイス博士に凝っちゃって、やってるけど中々うまくいかないみたいよ」

主婦A「まあ、そんな商売みたいなのはどうか知らないけど、私の知り合いのはたぶんホントよ」

委員長「でもさ、結局過去生がわかったとして、それがどうなるわけ?」

主婦A「過去生を知って現在の自分の生がわかるんでしょ」

委員長「うーん、やっぱりそれは文化病というか現代哲学が生み出した理屈のような気がするなぁ。ワイス博士の場合は精神疾患、たとえば理解できない恐怖心や心のトラウマを過去生に見出して治療するっていうひとつの目標があるわけで、それはそれなりに納得いくんだけど、フツーの人にとっちゃ過去生がなんだろうが、面白半分でしかないような気がするなぁ」

主婦B「でもさ、昔自分が何だったかってちょっと興味あるよね」

委員長「じゃあさ、アフリカとかアマゾンとかでさ今もさ原始的な暮らししている人たちがいるよね。あーゆー人たちにとって過去生がわかったからって現実になにか変化があるの」

主婦B「そーだよね。今の暮らしに別に疑問を持たずにその日を生きるんだったら、あまり関係ないよね」

委員長「そうでしょ?だからこれはやっぱ文明病っていうかさ、何故生まれてきたのかっていう価値観の中から生まれた新たな価値観みたいなことなんじゃないの」

主婦A「なんでもいいのよ、とにかく人間は生まれ変わっているの」

委員長「だから、オレは別に否定していないって。ただそんなこんなも全ては脳が創り出したことだから、もう少し脳を調べてみたら面白いんじゃないかって思うだけよ」

主婦B「脳内革命とか?」

委員長「古っ!10年前だよそれ。今はもっともっと脳の仕組みがわかってきてるんだから。たぶんこうして俺らが話していることなんかも結構解明されているのかもしれないよ」

え~、このような愚にもつかないノーガキをこきつつ時は過ぎ、なんと時計は10時を過ぎておりました。

お店をでたら良い月が暇な中高年爺婆を明るく照らし、「ルナルナ」などとわけのわからないことを言いつつ散会となりました。

「あの月に人類が降り立ったっていうのもやっぱでっち上げのような気がするなぁ」

もういいよ塀理屈ジジイ、ってな感じでバタバタと家路に向かう暇な主婦お二人でした。

検問で捕まったら過去生を辿ってみましょう。おやすみなさい。






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最終更新日  2006年09月06日 11時25分03秒
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