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2007年01月30日
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カテゴリ: カテゴリ未分類



子供の頃は、先生に「お勉強とお遊びのケジメをきちんとつけましょうね」とよく言われました。
大人になって「男やったらきっちりケジメつけんかい」と凄まれたりして、ある意味怖い言葉でもあります。(笑)
こうして自分の人生50年を振り返ってみると、私はどうやらこのケジメの機能というものにひどく欠陥があるように思えます。

高校を卒業してディスコ業界に飛び込んで行った経緯だって、ずっと遊んでいたかっただけだし、DJだダンサーだバンドだと、目移りしていっただけのことで、別に向上心とか目標なんかがあったわけでもありません。
ふつうにケジメのつけられる人なら、社会人として生活をしながら、遊びは遊びで余暇の楽しみとして位置付けるのでしょうが、私の場合は、生活イコール遊びというワガママの局地のような道を選んだのです。まあなるべくしてなったという感じですか。

その後、ディスコブームも廃れ、年齢もひしひしと感じ始めて、フツーの社会人になろうと思ったりもしましたが、結局はその頃流行のレンタルビデオ屋などに迷い込んで、これも仕事と遊びがゴチャ混ぜな仕事で、朝から晩まで好きな映画や音楽ビデオを見ながらヘラヘラとしておりました。
そのうち、この業界も著作権だのなんだのと規制が厳しくなってくると、面倒くさくなってしまい、憧れの南の島へと流れて行きました。

好きなものをずっと食べ続けて来たような半生ですが、それはそれで、好きなものばかり食べ続けるのも忍耐とか根性が必要なのです。(笑)


でもね、本音で言えば、こうした夢とか娯楽の部分は、カタにはまった社会生活があってこそ充実しているわけで、その中に入ってゴチャマゼで暮らすと言うのは、これが案外辛いこともあるのです。
まあ一般的に考えて、こうした趣味や娯楽の世界というのは、ある意味、日常生活のストレスを発散させるための装置として機能していると思うんですね。
じゃあ、その装置を動かしている人にはストレスがないのかっていうと、そんなことはないわけで、やはり人間が動かしている以上は、そこにもしっかりとしたストレスが発生するのです。では、そのストレスはどこで発散させればよいのでしょうか?

むずかしいですね。
人々が抱え込んだストレスを解放させるような環境の職場に従事しているのですから、そこで生まれたストレスは更に複雑です。
ただ、これって基本的には水商売のセオリーと一緒で、人の生活の裏側をみて生活しているのですから、そこから生まれるストレスは、案外まっとうなものであったりするんですね。

うまい表現ができませんが、南国の暖かい島にやってくる人は、みな裸になるんです。
一般社会で身にまとった鎧を脱いで素っ裸になれる場所なんですね。
良い意味でも悪い意味でも、社会的立場、要するに肩書きがあまり必要ない世界だってことですね。そんなところで働く私たちが守らなければいけないお約束は、この場所で起こったことはすべて一般社会に持ち込んではいけないってことです。

そのお約束さえ守れれば、その代償として素晴らしい人生勉強ができるのです。
50年もの間、ケジメなく遊び続けてしまった道楽者の私は、実は、この地で人生についての講義を受け続けているのです。遊びの島にいて勉強させられるなんて皮肉なものですが、これは世界のどんな大学でも受けることの出来ない、素晴らしい講師達の講義であり、これが私の生活の中の唯一のケジメだったのです。


そして、できればここで学んだことを、出来るだけポジティブ(正)の遺産として残していければと思っています。そんな大それたことではありませんが、実はそれこそが自身の抱えるストレスを発散させる方法であったことに気がついたのでした。
そろそろ飽きられたかもしれませんが、道楽親爺の屁理屈はまだまだ続きますよー。





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最終更新日  2007年01月30日 09時30分08秒
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