いつまでも…二人で

いつまでも…二人で

2025.11.01
XML
カテゴリ: 思い出



10日ほど前に、右上奥歯が欠けてしまって
今日がやっと治療の最終予定でした
この歯医者さんは、夫を最後まで支えてくださった方なんです

夫は最後の癌が口腔内に出たため、手術のせいで
もう食べることができないのではないか…と誰もが思っていたのですが

持ち得る限りの知識と情熱で、夫の義歯を作ってくださったおかげで
最期まで、食べる楽しみを残してくださった先生なのです

今日も治療中に、元気な頃の夫の事が話題になりました

そんなこともありましたね…
そうでしたね…
本当に、症状をとても上手に話してくださいました…
たくさんの事を、学ばせて頂けました…

と、先生が語られました


もう、亡くなって3年以上も経つのに
まるで、今でも関わっているように
まるで親族の一人のように

今でも、先生の中で夫は生き続けているように思えました

たくさんの患者さんの中の一人にすぎないのに
忘れることなく、今も夫が傍に居るように思ってくださっている…

もう、涙を堪えるのが精一杯でした


私の歯も、何事もなかったように元通りになって

これからも、私の歯が長持ちするように診てくださることに
夫が、誰からも愛され大切にしてもらえる人だったから
その恩恵を私も受けさせてもらえるように思えて…


感謝しかないなぁ…



目の前からいなくなっても、
何時までも、私を助けてくれているようで

人の力は、実在しなくても影響を与えることができるんだと
しみじみと感じた一日でした




今日もお読みくださってありがとうございます(^^)


ブログ読んでくださったお印に
ポチっとして頂ければ嬉しいです
   ⇩
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.11.01 23:29:17
コメント(2) | コメントを書く
[思い出] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

うさぎ&mama

うさぎ&mama

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: