毎日寒い日が続く。 いつも天気予報を見ると私の故郷である兵庫県北部のことが気になってくる。 特に雪マークが出ると大雪になっていないだろうか? 家の屋根に雪がたくさん積っていないだろうか?なんて気になってくる。 あまり多いと危険なので屋根の雪下ろしをしなければならない。
もう5~6年前だろうか正月が終わった次の3連休の初っ端の朝早く母から電話があり、「休みの処をすまないが、雪がたくさん降っていて屋根にいっぱい積っているので屋根の雪捨てに帰ってくれないか」と言ってきた。 支度をして早い列車に飛び乗り実家へ帰って行った。 私にとってもあれが初めての屋根の雪捨てだった。 最初は恐る恐る屋根に梯子をかけて昇って行ったが、2日間かけてやっと雪降ろし終わった。 帰りは丁度冬休みが終わって新学期で阪神間の大学へ行く途中だったようで女子学生がいっぱいバスに乗っていたのを覚えている。
あの頃は父母とも存命であった。 冬になると思いだす光景である。
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