うーやん★テレビドラマ
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古畑任三郎 見ていました そしてブログにあらすじもアップしていたそこで コピーして再掲することにした 間違いあっても容赦ください古畑登場して、最後の犯人はとくに美しく悲しい女性・・・タイトル。 テレビドラマ「ブルガリ三四郎」--犯人とブルガリ刑事のやりとり。「小佐野さんを殺したのは、先生、あなたです」。「動機がない」。「遺言状です、取り戻す必要がある」。「遺言状はない」。「解けない謎はない、今隠しましたね、それは私の背中です、あなたを逮捕します」。--。ベタ過ぎる2時間ドラマ風パロディドラマですが、刑事に小日向さんを使って、楽しそうだ。ただ、人気があるとは思いません。かえで「意外と演出が良かった」。かえでに褒められた演出家も嬉しそうだ。演出家「おねえさんは?」。かえで「来れないのでは」。携帯すると、姉のもみじは本を書いている。演出家「こもりぱなしで」。かえで「いいのよ、変人だから」。 しかし、かえでの台本にクレームが出た。かえで「問題は彼女の出番を増やせなの?」。演出「本人が自信をなくした、本が素晴らしいのだ」。かえで「説得しないと、本の完成度が下がる」。演出「3話から、出番を減らすか」。かえで「甘やかしすぎなの」。そこに携帯で、もみじ「電話しろって、あの話、考えてくれた」。かえで「ブルガリ三四郎の打ち上げなの、子役を最初と最後に持ってくる」。もみじ「そうですね」。かえで「それも含めて仕事なんだから・・」。携帯で、かえで「回想をもってくる、無理言っているのは、プロデュサーだから、何とかなる?」。承諾したもみじは杉浦(松金さん)に帰っていいという。かえでは打ち上げで「スタッフが一丸となったものはない、続編をしましょう」。もみじが指紋認識のマンションを出て行く。ブルガリ警部の誉(小日向さん)「僕も嬉しいです、次はラブロマンスを期待したいです」。そこに古畑が会場に登場する。古畑は招待状を忘れたので、受付ともめている。そこに、かえでが出てくる。CM。 誉は大騒ぎだ。二人になって、もみじ「刑事ドラマを書けたのは、古畑さんのおかげ」。古畑「加賀美京子は二人なのですか?」。もみじ「変わり者で、ドラマはせりふと構成で分かれている、もみじさんがセリフにしている」。古畑はビンゴで前に出て行く。そこで皆の前で挨拶する。司会が挨拶をいれる、捜査の監修をした現職の刑事さんです。景品はブルガリ警部の黄色いコートだ。もみじ「相談したいことが・・今夜遅くなっても・・」。かえで「叱るものはいません」。かえでは古畑と出て行く。 大きな音楽のクラブで二人は話す。古畑「先生は、加賀美京子さん・・・かえでさん」。かえで「一人になれる、最高、刑事が主人公のラブストリーで、ラブポリス、私生活を教えてください」。古畑「私にはないのですが・・」。かえで「一般的な・・刑事さんは職場恋愛したり、犯人に恋したりするのかしら?」。音楽が変わり、古畑は踊りを誘われる。踊り馴れていない古畑を、かえでがリードする。かえで「明日、空いてます?」。古畑「空いてます」。かえで「どうして結婚してないの」。古畑「女性が苦手なのではなく、女性の方が私を苦手とする、どうも犯人でない人とは会話が進まない」。かえで「私、古畑さんが好き、恋に臆病になってませんか」。CM。 次の日、古畑が踊りの本を見て、カフェレストランで待っている。かえでが車でやってくる。かえで「姉の事務所がそこにあるので、すませてくる」。ベンツを運転してかえでは降りる。もみじの部屋にいく。途中で杉浦にあいさつする。杉浦「昨日はもみじさんは徹夜した・・」。もみじ「とりあえず書いた、直しは必要だけど・・」。かえで「うまく繋がった?」もみじ「多分」。かえで「無理言ってごめん」。もみじ「あなたのせいじゃない、私は早過ぎると思うけど、回想はいいけど、あとできつくならないかしら」。かえで「その時は後で考えるわ、ありがとう」。ダブル松嶋が画面にいる、ファンではないが、プチ感動。もみじ「あの話考えてくれた?」。ピンキー人形を見つける。かえで「いつからこんな趣味」。もみじ「ファンが送ってくれた」。かえで「あれから考えている」。もみじ「私の気持ちは変わらない」。かえで「いいんじゃない、共同作業はラブポリスでおしまい、反対しない、コンビ解消、一人でやってみれば」。もみじ「あなたの才能は私が一番分かっている、よくそんな話が思いつくと感心している、でも、私には書きたい世界があるの」。かえで「いいんじゃない、思うようにすれば・・・だけで打ち合わせ出来る、プロデュサーに自分の意見言える、マネジーメントは、企画持ち込み、俳優と直接交渉するんだよ、制作記者の食いつくコメントできる」。もみじ「私も人前で、話せないわけでない」。かえで「身だしなみにきを付けて、お化粧も勉強しなさい」。もみじ「洋服も仕事着だ、私も綺麗にできる、いいもの見せてあげる」。タンスの派手な服を見せる。かえで「自分で買ったの、これ着て出歩いているの、やめて・・顔が同じだから私と思われる、スタイリスト付けた方がいい、あ、あ、好きなようにやれば応援してあげるから」。もみじ「私ってわがまま?」。かえで「かなりね・・でも、人間はわがままな動物だ、この話はおしまい、古畑さんと話したわ、警部補なんだって、ラブポリスは全面協力してくれるって、警察の中も案内してくれって」。もみじ「すごい、どんな手使ったの?」。かえで「打ち上げで誘って、チークタイムで一回踊ったの、それだけで私に夢中?」。もみじ「打ち合わせは?」。かえで「1時にラボエム、さっき通ったらいたわ、こんなものよ、時間がもったいない、さあ始めようか」。古畑はラボエムで景品の黄色いコートを着る。かえでは、杉浦にタバコを買って貰う。もみじ「大成功、これっぽっちも疑っていないわ」。もみじ「あなたは不思議な人、時々おかしなことを考える、小学で校庭のニワトリを全部逃がした、自由を与えるべきだと、おどろいた、あなたは人と違うことをした方がいいの、小さく収まったら、つまらないわ」。背後から、かえではピストルでもみじ撃つ。その音に反応して、ピンキーが声を上げて、動き出す。--もう書けません、さよなら--と書いた文章があった。かえでは、化粧品と服を取りだし、紙袋に入れる。この紙袋はどこにいったんだろうか? 裏のドアをあけて、閉まらないように、物を挟み込む。。そして杉浦の机から鍵を出して、もみじの部屋の鍵をかける。CM。 杉浦が帰ってくる。かえでは「打ち合わせ、大先生は中にいる、電話も取り次がないで、もみじちゃん疲れている? ストレス溜まっているじゃ、あれでは引き籠もりだよね」。杉浦「少し、食べない、お疲れ様」。かえで守衛に声をかけて出て行く。かえでは戻って、裏のドアから入る。中からもみじの姿で「かえで、もう帰った、しばらく一人になりたいからよろしく、杉浦さん、ウチに来て何年、我が儘言って、ごめん、ありがとう」。杉浦「2年半」。部屋でまた着替える。そして、用意した火薬付き蝋燭に火を付けて、携帯を持ち去る。裏から出て行く。約束の1時ちょうどに、かえでがラボエムに戻ってくる。古畑「どうも、時間ぴったりですね」と黄色いコートを見せるが、かえでは無視する。かえで「姉がよろしくと」。古畑「似ているのですか」。かえで「周りはそう言いますが、洋服も男の趣味も全く違う、私、お昼食べていない」。そこで、かえでは携帯でかえでに発信する。テーブルの携帯がなる。かえで「どういうこと、ふざけないで、おねえちゃんいい加減にして、切るよ」。そして、かえで「すぐに戻ります」と立ち去る。かえでは杉浦に「何か変な電話貰った」と言う。古畑はテーブルの上のグラスに残った口紅の跡に驚く。オフィスにかえでが来る。杉浦「ドアに鍵がかかって、呼んでも返事しない」。かえではドアを叩く。杉浦「電話では何と」。かえで「もう終わりだ、死ぬとか、仕事場の鍵は?」。杉浦は部屋の鍵探す。そこに蝋燭で仕掛けて花火の破裂音がなる。かえでが机を探したフリをして、鍵を出す。そして入る。かえで「救急車」。杉浦が行く間に、蝋燭の仕掛けを回収する。そして、もみじの携帯を置く。CM。 現場で、西園寺「亡くなったのは加賀美京子さん、テレビ脚本家」。今泉「白い巨塔」。西園寺「それは井上由美子さん、最近はブルガリ」。今泉「つまらない、ブルガリ刑事、ツルタ刑事、馬鹿馬鹿しいので、見ていない」。西園寺「結構好きです、売れっ子です」。今泉「何でじさつしたの」。西園寺「大変なんじゃない」。今泉「僕なら一晩で書ける、白い巨塔は無理だけど。西園寺「加賀美京子さんが会いたいと、気分が良くなった」。今泉「生き返ったの」。京子が出てくる。怖がる今泉だ。京子「失礼な方ね」。西園寺「妹さんの方、二人いるって言ってませんでしたか」。京子「双子です、亡くなったのは姉の方」。西園寺「鏡京子は合同のペンネームで、本名は大野かえでさんです」。京子「最後に話したのは私だ、電話でおかしいと、着信が残っている、打ち合わせしてました、もしかしたら、みなさんもご存じかも、古畑さんです」。古畑はカフェレストランで待っていた。急いで今泉と西園寺がやって来る。そこで、古畑が逃げて、3人で走る。警察で問いつめられて、古畑「私は何も悪いことしてない、アドバイスだ、プロデュサーから広報を通じてまわってきた、内密でやって、質問に答えただけだ」。今泉「いくら貰った」。古畑「貰ってない」。西園寺「どうして、ドラマの監修を」。今泉「面白いことを独り占めした」とい悔しがる。もみじの事務所では、杉浦にかえで「通夜と密葬をあなたがして欲しい、望んでいるはずだ、新聞発表しない、スキャンダルにしたくない、喪が明けてから発表、自殺は公表しない、心臓病ということにする、3年前に入院しているから都合がいい、お願い、泣いている場合でない、やることは山ほどあるはずよ」。杉浦は泣いている。CM 書き置きがあった。西園寺「状況から自殺と見て間違いない」。古畑「西園寺君、加賀美先生は」。今泉「ツルタは僕がモデルですか、観覧車だ」。西園寺「どうして、僕は出ないの」と怒る。今泉「僕は公衆トイレに閉じこめられるほど馬鹿じゃない」と怒る。古畑は京子の部屋に入り、京子「びっくり、悲しいと言うより悔しい、涙も出やしない、あの時、無理でも部屋に飛び込めば」。古畑「自分を責めてはいけません、何故、銃を持っていたのでしょうか、入手先は?」。京子「何年か前、暴力団の話を、気に入られ、頂きました、警察には、言ってません、私も犯罪者ね、逮捕してもいいわ」。古畑「その件は別で、どこに保管を?」。京子「確か金庫の中です」。古畑は調べ出す。京子「双子は以心伝心、私たちはそうでなかった。見た目は同じだけど、性格は正反対、姉の気持ちは分からない、神様からも貰った命を自分で手放すことはしない」。京子はインタフォンで杉浦に「車を呼んでくれる」と頼む。京子「しばらくは仕事が続いている、姉がこうなっても、発表はしてない、心筋梗塞にしておく」。古畑「今、車を、来るときは運転なさっていた」。京子「私も普通の人間です、平常心で車を運転できない」。古畑はインタフォンで聞くが繋がらない。京子に教えて貰って、西園寺に誰も触っていないことを確認する。古畑「最後に話したのは、あなたですね、本当におねえさんの声ですか」。京子「着信もあります、間違えようがない、古畑さん、気を持たせすぎです」。古畑「おねえさんが電話でさよならを言って、亡くなった、この原稿は倒れて、床落ちた・・1,2ページが床に、携帯は3ページ目の上です、後で、携帯を置いた人物がいた可能性がある」。京子「もっと初めから落ちていたのかも知れない、風でとんだかも、自殺は明白なのに、遺書もあって、いつもこうなんですか」。古畑「つじつまが合わないと考え込んでしまう」。京子「次で使わせて貰う、行ってきます」。古畑は部屋で考えている。そこに、西園寺「非常階段です、内側から鍵を開けておけば、可能です、古畑は自殺と考えていませんか、携帯はもみじさんのダイアルの跡が残っていた、しかし、すでに死んでいたかも知れません、かえでさんが間違えるでしょうか、かえでさん自身が関わっていることになる」。古畑「そこまで、ただ、遺書の筆跡鑑定を」。杉浦が住所録を探しに来る。古畑は大きな水槽に注目する。古畑「大きな水槽ですね、熱帯魚が趣味?」。杉浦「最近ですが、仕事に詰まると、先生はお魚をみてらしゃいました」。古畑「かえでさんは、よく来るの」、杉浦「滅多に、楓さんも自分のオフィスを持っていました」。古畑「今日は?」。杉浦「もみじさんが呼んだらしい」。そこに西園寺が「何か変わったことは」。杉浦「最近、化粧品を買っています、実際化粧したことは見たことがない、ここにあった化粧品がない、昨日、しまっているところを見ました」。古畑「他になくなっているものは」。杉浦「化粧品だけだと、ファンの方の贈り物です、今朝の掃除では、ちゃんと上にありました」と落ちているピンキー人形を元に戻す。古畑「ありがとう」。西園寺「今日は解散しましょう」。今泉「何がツルタ刑事だ、馬鹿じゃありません」と大きな音で戸を閉める。ピンキー人形が動き出した。CM。 試写会で、京子は化粧している。そこに古畑がやって来る。古畑「先生の意見が聞きたくて」。京子「フランス映画のトークのゲストを」。古畑「私も聞いていこうかな」。古畑「多忙ですね、見ていきただきたいのはこれです、人形だ、ファンの方からのものです、ピエロのピンキーです、音に反応する、この通りです、続けますか、棚の上に置いてあったが、床に落ちていた、いつピンキーは床に落ちたのか」。京子「ピストルに反応した」。古畑「ところが、音には反応するが、5秒で止まる、棚の幅は20cmです、棚から落ちることはない」。ピンキーと2回声を上げる。すると落ちた。古畑「分かりました、2回音に反応しないといけない、2度大きな音がしないといけない、杉浦さんは聞いていない、杉浦さんは席を外している、あなたと二人っきりになったときです、心当たりはないですか」。京子「思い当たらない、音はしなかった」。古畑「先生・・」。かえで「行かなければ・・思い出した、謎は解けました、何となく触った、手前に置いたの、ピンキー」それで落ちる。かえで「たいした真相でなくて、すみません」。古畑「そんな物です」。ステージの司会「今、もっとも輝いている働く女性、加賀美京子さんです」。拍手。CM。 レストランで、今泉「犯人はあの女だ、複雑なトリック」。西園寺「発火装置を使った爆竹、その時、かえでさんだけだ、独立したいと思った」。古畑「独立するのは、死ぬのもパートナーがいなくなるのは同じだ」今泉「あの人がやった、マネジャーみたいものでしょう、悔しかったんだ」。古畑「あのもみじさんと会ったという杉浦さんの証言はどうする」。西園寺「かえでさんでは、帰ってもみじになって、現れた、ただ、時間が10分でやることは難しい」。今泉「間違いない、あのお気に入りの美人がやったんだ」。古畑「西園寺君、実験してみて」。いつの間に西園寺は優秀は推理を出来るようになった。今泉が早速走る。階段を上って、着替える、顔を出す。息絶え絶えの今泉だ。ロンゲで「どうも」。非常階段で下まで走る。レストランに付いたのは20分だ。西園寺「とても、無理だ、あの時顔を出したのはもみじさん本人だ、エレベーターを使えば早く付ける、しかし、戻る姿を管理人が見ていない、だとするとセキュルティシステムで、手の静脈をセンサーでみる、静脈は指紋と同じだ、彼女はシロかも」。古畑「いいえ、シロとは言っていない」。今泉の携帯が鳴って「鑑識から、遺書はもみじさんに間違いない」。西園寺「勇み足かも」。古畑「はっきりした、これは殺人事件だ、彼女はクロだ」。もみじの部屋の水槽を見ながら、「今回の事件は辛いことになりそうです、自殺に見せかけた、被害者は生きているように見せかけて、それをどうして10分でやったか、その方法が分かったとき、事件の真相が分かった、ヒントが水槽、何故車に乗らなかったか、そして、グラスの口紅・・」。CM。 「ポタージュ」の記者会見だ。加賀美京子は挨拶する。京子「これは新しい挑戦だ、殺人シーンはない、感動的なドラマになる」。記者会見で、京子は「大きなチャレンジーになる、テレビドラマは、新しい可能性を求めていく、私たち作り手のいい物を作ろうと思う気持ち、そして記者さんのバックアップ、視聴率を左右されすぎです、みなさんもっと温かい目でみて欲しいわ」と受け答えする。しかし、演出などはいつもと様子が違う。記者「今回は音楽に例えると、何ですか?」。京子「ごめんなさい、浮かばない」。記者「主演に会いましたか、誰のイメージとおっしゃいました」。京子「何か、ボートしていた、昨日寝ていないの」。内輪で食事会だ。「盛り上がりましたね」。「つまらない質問した記者は?」。「いつもより化粧が濃いと、後で調べといてください」。京子「今のうちに話したいことがある、最後、頭が混乱して、一瞬頭が真っ白に、実は大変なことが起きた、正式には発表してないが、姉が他界した、心筋梗塞でした、仕事は仕事だ、告別式はしない、派手なことが嫌いだった、これからは加賀美京子は私一人だが、これまで以上ににいい本を書く」。そこに古畑がやってたと告げられる。CM。 古畑が「見て頂きたい物がある、自殺ではないと踏んでいます、オフィスまで」。オフィスで、古畑「立派な水槽ですね、レンタルです、手入れもやってくれます、私が気になったことは加賀美京子です、おねえさんとあなた、実際本を書いたもみじさんで、あんはたはマネジャーという単純な間柄ではなかった、分かっています」。京子「大まか言えば、私が話を作り、姉が書いていた、でも、姉も話を作る時もあれば、私が書くときもある」。古畑「本当の共同作業だった、理想的な関係です、でも描きたい物が違った、ブルガリとポタジューではまるで違う、方向性の違いは年々大きくなって、おねえさんは独立を考えるようになった」。京子「私が姉を殺したと言いたいのね、推測ね、証拠は?」、。古畑「あなたが姉を殺したとは考えていない、それはありえない、おねえさんが、化粧もそろえ、流行の服も変えた、彼女は変わろうとしていた、ひょっとするとマネジメントも自分でしたいと思っていた、もみじさんは一度も話しませんでしたか」。京子「一度も、姉が変わろうとした具体的証拠があるの」。古畑「不審なことに、この部屋の化粧品と服が持ち去っていた、でも、持ち去ることが出来なかった物がある、鏡です、大きな鏡です、1ヶ月前、自分を映すものです、最初見たときから気になりました、水槽の大きさの割に魚が少なすぎ、こちらへ」。古畑が立たせ、部屋の電気を消す。水槽に京子の姿が映る。古畑「鏡を買えば、妹に言われる、それでこんな方法を・・、これを見ていると考えるのです、じっと見て、水槽で見ていたもみじさんを、彼女はどんな思いでいたのでしょうか、華やかな妹のすぐそばで、控えめで、脚光を浴びたい、本を書く才能は自分の方が上なのに、注目を浴びるのはいつも妹、見た目は変わらないのに、それが出来ない悔しさ、越えることの出来ない永遠のライバル、場所を変えましょう、もう一カ所付き合って貰いたいところが」。古畑はクラブへ行く。古畑「今夜は休みだが、開けて貰った、実はダンスの教則本を買って、元は踊れた」。、音楽がかかる。そこで、古畑「本を読んだら、思い出した、夕べの汚名を返上をさせてください、シャル ウィ ダンス」。♪ shall we dance ♪、しかし、京子は踊れないで、離れる。京子「もういいわ」。古畑「あなたはもみじさんですね、見た目はごまかせても、踊りのステップは無理です」。京子「ええ、どこで分かったの」。古畑「決め手は時間です、マンション出て、非常階段を出ては無理だ、正面玄関で、静脈認証が、かえでさんには無理だ、もみじさんしかない、考えれば、かえでさんには動機がなかった、しかし、もみじさんにはあった」。もみじ「自分と同じ姿の兄弟がいることを、想像してください、あの子は明るく、大人に気に入られるすべを知っていた、私は引っ込みだった、あの子は太陽で、私は月、私も自分の力で輝こうとするのはいけないこと?」。古畑「かえでさんは反対したのですか」。もみじ「全然、むしろ応援してくれた、あの子には自信があった、自分を越えられないと、どんなに変わっても、あの子を越えられない、あの子がいる限り、私は影でしかない」。古畑「もっと早く気づくべきでした、例えば、旧式のインターフォンを使えた、車の問題、黄色いコートを着たのに触れてくれなかった、そうでなければ、あの色は着ません、グラスの口紅が残っていた、妹さんはいつも飲んだ後、さりげなく拭いていた」、もみじ「そう言うところでお里がしれるのね」。古畑「呼んで、服を変えて、殺害した、どうしたのですか、是非聞きたい」。もみじ「本職の刑事さんに、どれだけ注意力があるか実験したい、妹はすぐにばれると言った、私はきすかないと、すぐに気づかなくて良かった、きづかなかったのでおかげで、一日素敵な時間だった、でも、妹になって分かったことがある、やはり私には無理ね」。古畑「人には向き不向きがあります」。もみじ「おかしな物ね、肩の荷が下りたみたい、私、自首しいたと思うし」。古畑「昔、あなたとよく似た女性にあったことがある、漫画家です、若くして、地位も名誉も手に入れた、自分を捨てた恋人を、別荘の地下で殺した」「彼女は今どうしてますか、「アメリカで幸せな結婚生活を送っています」。もみじ「意外ね」。古畑「言いたいのは、人は生まれ変われるとうことです」。もみじ「行きましょう」。古畑「その前に一曲踊りましょう。もみじ「踊れません」。古畑「実は私もです、あなたが踊れたらどうしようかと思いました、でも、踊れない物同士もいいじゃないですか」 ♪Shall we dance? ♪ 二人は抱き合って、静に体を揺するだけだが踊る。京子は泣き出した。おしまい。
2021.05.21
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