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2011年09月14日
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カテゴリ: オペラ
 新国立劇場  18:30~
 4階正面

 アルマヴィーヴァ伯爵:アントニーノ・シラグーザ
 ロジーナ:高橋薫子
 フィガロ:谷友博
 バルトロ:三浦克次
 ドン・バジーリオ:彭康亮
 ベルタ:牧野真由美
 藤原歌劇団合唱部

 指揮:アルベルト・ゼッダ
 演出:松本重孝

 半年振りの藤原。
 思えば、3月初めに文化会館で藤原のルチア(佐藤美枝子が歌った回。これは結局blogに書いてないんだよねぇ、確か)を聞いて、その週末に祖父が亡くなり、その葬式を出してやれやれ...と言っていたら地震。
 以後ジェットコースターのような半年でした。

 藤原のセヴィリア、指揮はゼッダ、とくれば否応に関わらず期待が増すもの、というところなのですが.......

 正直言うと、前半は、藤原では未だかつて聞いたことが無いほどの低レベルな演奏。
 いや本当に1幕で帰ろうかと思いました。
 今回の期待はシラグーザと高橋薫子、それに勿論ゼッダの指揮とこうなる訳ですが、シラグーザが随分と抑え気味。いや、抑えてるんならまだいいのだけれど、抑えてるというより何かこう余裕がない感じ。3リッターのセダンで特に無理もせずぐいぐいと行く感じを想定していたら、実は軽4でいっぱいいっぱいな感じ、というか.....
 安定感がないんですよね。「今日はシラグーザ。落ち着いて聞けるぞ!」と思ったら.....といったところ。
 高橋薫子も調子が悪かった。高音が厳しくなってきたのかな、とも思ったのですが、それ以上に今日は合ってないというか安定しないというか。1幕のアリアはかなり厳しかった。高音も出ていないけれど、それ以上に歌い切れていない感じ。正直、この人としては珍しいこと。


 例によって欧州で散々聞いた後だから?いや、これは多分そうじゃないと思います。多少点が辛くなることはあると思っているけれど、今回の問題は、結局、音楽に仕切れていないという所だと思うから。

 2幕に入ると、多少持ち直したかな...という気もしなくはなかったけれど、根本的にはシラグーザと高橋薫子が若干安定したくらい。この二人、2幕幕切れの直前にそれぞれアリアを歌うのですが、特にシラグーザはここにピークを持ってきたということかな、といったところ。ロジーナのここのアリアは今まで聞いたことがなかったので、これはゼッダが持ってきた校訂版なのでしょう。
 そのゼッダはといえば、期待したロッシーニ・クレッシェンドは何処へやら。まぁ、ゼッダがどうとかいうより、歌唱陣がこのざまでは飛ばしようがなかったのでしょう。

 結局、シラグーザの最後のアリアで救われたといったところかなぁ。







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最終更新日  2011年09月15日 01時51分17秒
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