Photo: ©Shevaibra, courtesy of Machida Italy Opera Company and the artists
町田イタリア歌劇団presents
「今井俊輔&種谷典子 奇跡のデュオコンサート」
2025年4月23日(水)14時~
町田市民フォーラム3階ホール
種谷典子(ソプラノ)
今井俊輔(バリトン)
ピアノ:水野彰子
司会:柴田素光
***
町田に最強デュオ登場!
種谷典子&今井俊輔
町田イタリア歌劇団で日本のトップのデュオが降臨!
人気実力ともトップの二人
すばらしい才能を披露しました。
今井俊輔さんと種谷典子さんの組み合わせは今までありそうで聴いたことなかったカップリング!
それだけでも興味が沸くのに
ラインナップがまじすごすぎた。
オペラ3本分聴いた感じ。
しかも二人とも得意とするヴェルディが2本がっつり
椿姫とリゴレットは両方ともワンシーン全て丸々幕切れまで演じるという徹底ぶり!
ジルダがこの上なくすばらしい種谷さん
最高のパフォーマンス
今井俊輔さんもリゴレットはやっぱりドラマチック・バリトンの役なので似合いすぎる!
柴田さんが Sì, vendetta をbis までやらせる、それこそ悪魔め鬼め でした。(笑)
椿姫では種谷さんの1幕の最高難度のアリアがものすごかったです。
アリア後半のフォリエフォリエ 〜 Sempre Liberaでは圧倒的な声の奔流、度肝を抜きました。
最後はもちろんHigh Esを強靭に披露。
ピアノの水野さんもダイナミックに二人を牽引しました。
柴田さんが言うようにこれでこのお値段はマジでありえない!いつもありがとうございます😭
***
以下はメモをもとに記述
柴田(司会)「今回久しぶりに今井俊輔さんをお呼びして
ソプラノは、私の好きなソプラノ種谷さん
そして仕切ってくれる水野彰子さん
今日は奇跡のコンサートですよ。」
柴田さん、最初の曲「フィガロの結婚」から伯爵とスザンナの二重唱
について解説
柴田「コンテは 越後屋おぬしも悪よのう〜
みたいな
ちょっと違うかな」
モーツァルト「フィガロの結婚」から
伯爵とスザンナの二重唱
♪ひどいぞ、焦らしおって
Mozart: Le nozze di Figaro, K.492 / Act 3
"Crudel! perché finora" - "E perché fosti meco"
スザンナ:種谷典子
コンテ:今井俊輔
演奏
Crudel ! Perche Finora Farmi Languir Cosi
演技力がすごい二人
今井俊輔さんは完全に悪い助平な人になってる。
柴田「種谷さんは前回はコロナ禍前の出演で今回5年ぶり。前回は鳥木さんとの出演だった。
種谷さんのヴィオレッタを二期会公演で?見て心を打ち抜かれた。
そして今井俊輔さん
皆さん生の今井さんですよ
いつもはブラウン管越しでしょ」
(びわ湖で共演した。びわ湖まで来てくださいよと言われて)
柴田「びわ湖の公演にお笑いナヴィゲーターとして呼んでください。」
柴田「「今回は水野さんに全部お願いしております。これをおんぶに抱っこと言います。怒ってる?水野さんラインの返事早いし。」
水野「仕事ですから」
今井俊輔さん「フィガロは共演してないです。いつかはやってみたいんですけど。」
柴田「悪人の役ばっかりですものね」(笑)
♪たんぽぽ
種谷典子
演奏
彼女はソプラノ・リリコ・レッジェーロ
鈴を振るように高い声。
♪ゆく春
今井俊輔
日本の童謡のメロディがいくつか出てくる。重厚かと思うと早口にもなったりする。低音もある。邦楽の謡のように発声するところもある。
柴田さん「二人はびわ湖ホール椿姫で共演したということですが、5月4、5日 町田でも「椿姫」やります。
ヴェルディ「椿姫」より1幕の大アリア
♪ああ、そは彼の人か~花から花へ
"E strano... Ah, fors'è lui... Sempre libera"
Violetta's first act aria from Verdi's La Traviata
種谷典子
強烈 大迫力 フォリエフォリエ
すごいの一言。もちろん最後はHigh Es!
ヴェルディ「椿姫」より 2幕のジェルモンのアリア
♪プロヴァンスの海と陸
“Di Provenza il mar, il suol”
今井俊輔
緻密な構成
冒頭はやはり言葉を区切るようにスタッカート気味に歌う。中盤からレガート、長音を使う。
Ma!
カデンツァ大声量
柴田さん「今朝9時に来たら、薄暗いロビーにもう人がいる!なんと熊本からいらしたそうです。」
ヴェルディ「椿姫」より
2幕の二重唱「ヴァレリー嬢ですか?」
"Madamigella Valéry?"
Duetto from La Traviata, G. Verdi
ジェルモンがヴィオレッタの住む郊外の家を訪れて
Madamigella Valéry?
ed in mia casa
Pure
ジェルモン、背後を見回して
Pur tanto lusso
ヴィオレッタ:
Più non esiste or amo Alfredo, e Dio
Lo cancellò col pentimento mio
ジェルモン:
D'Alfredo il padre
La sorte, l'avvenir domanda or qui
De' suoi due figli.
二人の子供のために
二人ですって?
はい…
ジェルモン:
Pura siccome un angelo
Deh, non mutate in triboli
Le rose dell'amor.
Ai preghi miei resistere
Non voglia il vostro cor.
愛のバラを棘に変えないでください
じゃ、しばらくの間…
それだけでは。
永遠の別れをお望みなのですか
ピアノの横に立って
強い声で
ジェルモン:
È d'uopo!
そうしなきゃならんのです
ヴィオレッタ:
私は余命僅か。
死んだ方がましですわ
ジェルモン:
È grave il sacrifizio
ヴィオレッタ:
Gran Dio!
ジェルモン:
Un dì, quando le veneri
時が経てば容色が衰え
Poiché dal ciel non furono
Tai nodi benedetti
正式に結婚してないのだから
その時どうなるかお考え下さい
ヴィオレッタ:
È vero!
そのとおりだわ
ジェルモン:
È Dio che ispira, o giovine
Tai detti a un genitor.
こんな老いぼれにこんなことを言わせないください
しもてに立つヴィオレッタに角度45度のお辞儀
ヴィオレッタ:
Dite alla giovine - sì bella e pura
ジェルモン、お辞儀の姿勢から
次第に身を起こして
ピアノの方に
ピアノの背後を回って
ヴィオレッタのすぐ後ろに立つ
ジェルモン:
Sì, piangi, o misera
泣いていいのです。
ジェルモン:
il nobile cor vincerà
勇気を出してください。気高き心は勝利するのですから
二重唱終わりの vincerà
そしてヴィオレッタの肩を掴む
ヴィオレッタ:
どうすれば…?
Qual figlia m'abbracciate forte
娘のように強く抱擁してください
ジェルモン:
Generosa!
なんとお優しい方だ
ヴィオレッタ
Morrò!
死にます。
ジェルモン:
No, generosa, vivere
いいえ生きてください
二人は
抱きしめあって歌う
ヴィオレッタ:
Conosca il sacrifizio
ヴィオレッタの絶唱がとにかくスゴイ!Diva!
二人:
Siate felice Addio!
三人の熱演に大大拍手
今井俊輔(歌い終わって柴田氏に)「(歌っていて)心が痛いのよ〜」
柴田さん「私は今度の町田の椿姫 演出はしてないですけど、
”È tardi!”(もう手遅れだわ!)
だけはこだわってるの。」
今井俊輔さん「デルモナコの出ているのでしょ?」
柴田さん「バレましたね。」
休憩
第二部
アルディーティ:♪口づけ
Il bacio by Luigi Arditi
種谷典子
コロラトゥーラが弾ける花火のように次々と炸裂する。すばらしい!
柴田さん「僕の師匠はテノールでイタリアでジュゼッペ・ディ・ステファノとアルド・プロッティに習った。
日本に二人を呼んでコンサートした時、私は前座だったが、次に今井俊輔さんが歌う曲をディ・ステファノが歌った。」
あなたに口づけを
I' te vurria vasa'
E.di Capua
今井俊輔
低音もあり。酔わせる重厚な響き。
ボエームからムゼッタのワルツ
Quando me'n vo
"La Boheme" Puccini
種谷典子
やっぱり魅了される。すっかりマルチェッロの気分。
柴田さん「種谷さんのジルダは初めて聴く。楽しみ。」
柴田さん「昔はリゴレットも日本語で歌ってたんです。そういう日本語で歌おうという運動があって、それが当たり前だった。」
リゴレットのアリア
鬼め悪魔め
“Cortigiani, vil razza dannata”
Rigoletto:
Range : C3 to F#/Gb4
今井俊輔
ジルダとリゴレットの二重唱 幕切れまで
Mio Padre! ~ Tutte le feste ~ Sì, vendetta
Rigoletto
ジルダ:種谷典子
リゴレット:今井俊輔
※上記は続けて演じられる。
今井さんのリゴレット、常に腰を屈め、左手が拘縮したかのように縮められ、右手を胸に当てる これは相当歌手には負担なようです(→腰痛!)
Cortigiani, vil razza dannata
最高音は楽譜ではG♭
すばらしい!
Marullo... Signore
情に訴える
ひざまずく。
Tutto al mondo tal figlia è per me.
Pietà, pietà, Signori, pietà
拍手
ジルダが出てくる
Mio padre!
人払いするリゴレット
Tutte le feste al tempio
ジルダ Gilda
Range : E4 to A6
リゴレット:
Ah! Solo per me l'infamia
リゴレット:
Ah! piangi, fanciulla, scorrer
Fa il pianto sul mio cor.
(モンテローネが護送されるシーンはピアノで表現。)
リゴレットはモンテローネの復讐への思いを自分が成し遂げると誓う
復讐の鬼と化す
リゴレット:
Sì, vendetta, tremenda vendetta
ジルダ:
O mio padre, qual gioia feroce
圧倒的二重唱
最後ジルダは High Es
リゴレットはG#
(ヌッチ・マチャイゼで確認)
Hi EsとG#見事でした!
アンコールの打ち合わせをする三人
アンコール
bis
Sì, vendetta から幕切れまで
Brindisi
お疲れ様でした。
PR
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