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ゴジラマイナスワン　良かったよ。
今まであんまりゴジラシリーズ観たことなかったのね、子供の頃の東宝チャンピオンまつりを除いて。が、なぜか今回は観たくなった。んで、“マイナスワン”の意味を知ってから余計観たくなったのさ。

第二次大戦後の焼け野原から復興しようと日々の生活と戦う東京の人々。その日の生活も大変な状態な中、深海から現れたゴジラによって更なる破壊が東京を襲う。戦時中に戦った敵国とは比べ物にならない強さと破壊力に戸惑い恐れ無力を感じざるを得ない現実。その怪物ゴジラに日本人の英知と技術を結集して立ち向かう。日本は焼け野原になったが、人々は決して破壊されない。詳しくは映画館で観ておくれ

焼け野原のシーンは現在のウクライナやガザ地区を彷彿とさせ、わだつみ作戦は今年あった潜水艦の事故とオーバーラップした。大量の深海魚が浮き上がって来るシーンは後のわだつみ作戦の伏線となる。
一丸となって日本を東京を守るため奔走する人々。死をも覚悟している人々の肝の座りように今日との距離を感じるさ。私達は遠くまで来てしまったんだなと。

実際はゼロからの復興、追いつけ追い越せで気がつけば世界第二位の経済大国になった。先人達、戦争を経験した人達は強いさ。（最近Yahooニュースだかで読んだ、日本はいずれインドネシアに抜かれて四位に転落する。堕ちる日本だかとか何とか。そんなの当り前ざんす、人口が増加すると経済は上向くわけよ。日本の戦後から高度経済成長期にかけて人口が増加した。それに伴っての経済成長。それが諸外国で起きてるってだけじゃん。日本は成熟した国になっただけの話さ。人口減少に伴う経済の鈍化は日本の英知で乗り越えるさ。今まで成熟したどの国も成し得なかったことを、テクノロジーを使って日本は変わるさ。不安を煽るだけじゃなくて違った角度から発信するニュースであって欲しいし、ニュースの受け取り手も踊らされないで欲しいざんす）

ゴジラマイナスワンを見ている途中から、気がつけば涙が止まらなくなった。ハンカチを忘れた私は、トイレからとってきていたペーパータオルで涙を拭う。なので余計にほぼほぼクレジットの最後まで観てくれた他の２人の観客にありがとうって思いが強くなったさ。

ところで、昔は顔が爬虫類系で苦手だった佐々木蔵之介、なんかキレイだなと思ってしまった。美醜のキレイではなくて、毎日くどいアメ人を見過ぎているせいでサラッとしてキレイに見えるさ。
ゴジラマイナスワン、もう一回観に行ってみようかな。