好きなもの、たくさん。

2024.04.06
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カテゴリ: 読書日記。
東野圭吾著『クスノキの番人』を読みました。

「人殺しの話ばかり書いていると時折ふと、
人を生かす話を、書きたくなるのです」

「読み終えた人が明日に希望を持てるように、
と思いながら書きました」

著者が帯に寄せて書かれた文章です。
痺れます!



祈念すると願いが叶うというクスノキ。
その番人を渋渋引き受けた主人公、と伯母の千舟、




イメージは京都・東山の新熊野神社の楠。
生命力に溢れ、神秘的で、大好きです。

主人公の玲斗が、聡くて優しくて。
彼の成長する姿と
クスノキの謎を読み進めるのが面白く、また嬉しかったです。

読後感は温かく優しい。
でも、自分は祈念も受念も、する勇気、ないなぁ。
せめて生きている間に、思いをたくさん伝えようと思いました。

続編が出るのですね!
楽しみです。


おすすめです。





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最終更新日  2024.04.06 00:09:52
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