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2025.06.01
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カテゴリ: 美容・健康
朝の散歩のときの話である。

坂道の多いコースを歩くのでトレッキングポールを持って歩いている。

さて、この散歩のときに出会う人とは基本的に挨拶などはしない。
ただ挨拶されたらし返す。
たった一人だけど、会ったら必ず元気な挨拶をくれる女性がいる。
通勤というより山にでも行くかのような服装だが、会うのが平日で連日と言うこともあるので山に行くのではないのかもしれない。山に行くから挨拶してくるのだと思ったのだが違うのかもしれない。
(山では会う人に挨拶するとか聞くし、私が山に行った時も挨拶されたから)

この女性に関しては別に良い。

困ったのが、ごく近所の人である。

我が家の玄関がある道は車1台がギリギリ通れる道幅で奥に行くと何処にも抜けられない道である。
つまり我が家の玄関前の道を通ってきた人は、ごく近所だと言うことだ。
近所付き合いをしない私は近所の人の顔など知らないが、相手は知っているかもしれない。
何より家に出入りするところを目撃されたこともある。
なので、この道を通って来る二人の白い小型犬を連れた女性には挨拶をする。
見かけたら「おはようございます」と会釈するだけだ。

会うのは稀で月に一度あるかないかだ。
会う時は連日会うが、会わないと一カ月以上会わない。
この女性の内の一人と近所の児童公園で遭遇した。
女性は連れている愛犬に向かってしきりに話しかけていたので挨拶をせずに通り過ぎた。

いくら対人恐怖症を持っていても、ここは反射的に挨拶を返す。
そうしたら追い抜きながら「いつも歩かれていて凄いですね」とかなんとか言ってきたのだ。
私は軽くパニックになる。
何と返したのか記憶にも朧気で、なんとかこうにか返答した。
三言、四言会話ぽいことをして、相手が会話したがっている気配は感じつつ、その場所は近所に声が響くと知っている私は逃げたかった。極力短く返答して会話を終えて帰宅した。


時間をずらすのは意味がない。
私は時間通りに出て行って歩くが、相手の時間は決まっていない。
遭遇率は元から低い。
何故話しかけられたか分からないが次回もあるとは限らない。

そうして、考える内に「親しくなる方が良いんじゃあ」と考えるようになった。
親しくなれば、私がおかしい人であることに気付くはずだ。
相手は犬連れである。
犬には詳しい。
弱矯正の眼鏡なので犬がぼんやりとしか見えていないが、たぶんホワイトハイランドウェストテリアの血を引いていると見ている。ウェスティにしては小柄なので純血じゃないと思っている。
白い犬なのは確かだ。
マルチーズではない。シーズーでもない。もう一人の女性はロングコートチワワだ。
自身が半袖のTシャツなのに、犬にベストを着せていた。
犬の話題を振ってみるか。
いや、たしか「可愛いワンちゃんですね」とは言ったぞ。乗ってこなかったな。
「なんて種類ですか」とか「何歳ですか」とかにしたら良いか。

逃げてもい無駄だと分かったので、親しくなる方向で考えて置く。
出ないと散歩のたびに怖い思いをする羽目になる。

誰かと会話するのは怖いし、難しい。
普通の会話ができなくてもいいのだ。
私がおかしい人だと伝わればいい。





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Last updated  2025.06.01 13:19:12
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