覚えているでしょうか?2020年4月ころ、全国の学校が臨時休校となりました。それは多くの人が覚えています。今日の話題はその際に、マスコミで大きく取り上げられた「9月入学」に関してです。 政府は、首相官邸で学校の始業や入学の時期を9月に変える「9月入学」に関する次官級協議を開きました。文部科学省は2021年からの導入を想定した2案を示しました。いずれも学年構成や入学年齢にひずみが出るなど課題も多く、政府・与党で議論を続けることとなりました。杉田和博官房副長官が文科や厚生労働、経済産業など関係府省の次官を集めて話し合った。6月上旬までに課題の整理をめざしておりましたが、その議論はいつしか消え去りました。
学校教員の立場からすると、この議論は愚かさの極まりです。
これまではぐくんできた日本の文化に誇りを持てない大人(老人)に本当に腹が立ちました。
さて以下の2つの文を見てください。
桜が舞う
桜が散る
この二つの文は同じような描写をしていますが、その表現によって発言者の心理を見事に表現しております。
桜が舞う=新しい出会いの喜び
桜が散る=別れの悲しみ
このような印象を受ける人はたくさんいるのではないでしょうか。
それこそ、日本の有名な歌にも「春」「桜」といえば新学期や新学年、新入社員といった「新しい」というような意味を日本人が共通して持つような文化的価値をはぐくんできました。これは誇るべき日本の教育です。
にも拘わらず、「諸外国では9月入学だ。」「学力の遅れを取り戻すのだ。」といった日本の文化に誇りを持てない日本人。本当に愚かでした。
道徳の教科化は、いじめの深刻化、若者の自殺者の増加に伴い、いじめ対策の一環として実施されました。それは問題ありません。
大切なことは、道徳の指導内容として「国や郷土を愛する心を持つこと」、いわゆる愛国心教育が含まれていることです。
日本人が日本の文化に誇りを持つことなく、なんでもかんでも「欧米では・・・」といった姿勢であることに腹がたつ。昨今の新型コロナウイルス対策に関しても同様で、日本国内で何とかしようとする姿勢は皆無で、結局は諸外国頼みのつまらない国となってしまっている。
「9月入学」という話題は、しばらくお預けになると思いますが、いずれまた起こる問題です。その時には、日本の文化に誇りを持ち、断固として反対する姿勢を貫き通してほしいです。