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2021.08.01
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カテゴリ: 学校教育
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 教育格差という言葉があります。SDGs目標4に「質の高い教育をみんなに」とあるように、教育の格差をなくそうとする声が大きくなっています。学校教育を受けられない子供たちに教育を施そうとすることはステキなことです。そして、この目標はぜひとも達成してほしいと切に願います。


​​で、話は戻して、現代の日本にある教育格差という問題は別次元の問題です。日本では各家庭の経済状況の違いから、子供たちの教育格差が深刻化し、人生を大きく左右する原因につながっているという問題です。

 はっきり言います!無理です!

 今の日本の社会、教育では結局塾や予備校による力が大きく、学歴というものが大きな力を持ちます。金銭に余裕がある家庭は娘や息子を一日中学習の環境に置くなどし、少しでも良い成績を取らせようと躍起になります。知識を詰め込むことを賢いとする日本においては、時間をかけて多くのことを覚えた人の勝利です。だからこそ、一日中学習する環境に身を置くこと、本当に必要な勉強だけに集中することが大切になります。そして、出身校を詳しく見ていくと有名な学校名を見つけることができます。普通の家庭では無理とは言いませんが、やはり経済的に豊かな家庭が勝ちやすい条件を持っていることは明白です。その文化をなくすことはおそらくできないでしょう。それは、塾や学習塾、有名校で勤務しているすごい先生の利益がなくなってしまうからです。

 要は経済レベルが人生を左右する世の中は今後も続いていくと思います。

 一方のアメリカでは塾も予備校もありません。理由は簡単です。


 大学に入るための 一発入試がない からです。

 アメリカにも SAT1 SAT2 という、大学入学用の試験があります。
 SAT2 は高校での勉強の知識を問うものなので、日本や韓国の入試と似ています。しかし SAT1 は推論の能力を測るテストであり、塾や予備校で養える力ではありません。
 そしてアメリカの大学では、 SAT1 SAT2 以上に、 高校の成績 が問われます。日本の高校の内申書のようなものを、アメリカでは GPA と呼んでいますが、これが大学の合否を大きく左右します。

 GPA は高校の勉強の成績なので、塾や予備校が介入する余地はありません。そして、高校の「格」が GPA の評価に加味されます。

 つまり、アメリカの名門大学は、高偏差値の高校の、 GPA のよい生徒だけを入学させる傾向が強くなっていくのです。

 このことから、高校の格と高校の授業がいかに大切かがわかると思います。

 また、アメリカでは無試験で授業料無料の公立高校に入ることができます。しかしアメリカ人の多くは「公立高校はレベルが低い」と考えています。そして実際に、普通の公立高校では、名門大学どころか中堅大学にも入ることができません。

 名門大学が高く評価している高校は、ほとんど私立です。そして名門私立高校に入るには、名門私立中学に入らなければならず、そのためには名門私立小学校、名門私立幼稚園に入る必要があります。

 つまり、日本だけでなく時代の流れを先導しているアメリカですら、経済的な余裕がなければ勝ち組のレールに乗ることなどできないということです。

 「右に倣え」しかできず、新しい政策を打ち出すことのできない日本では絶対に不可能です。

 本当の教育とは何かということを理解せず、「知識を詰め込んだ人の勝ち」という文化の崩壊こそが最も大切なことです。

 問題への対応として、本質をとらえることができなければ何も始まりません。本質から目をそらすことが上手な日本の政治ではいつまでたってもよくなる日は来ないでしょう。



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最終更新日  2021.08.01 08:20:05
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