システムエンジニアの徒然日記

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2005.01.30
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続きです・・・。

もうひとつの職務の自己評価というのは、入社年度や貢献度によって、社員に1級、2級といった級がついており、その級に沿った職務が何を求めているかが書かれた項目に対し、自分で点数をつけていくものでした。
これも他人がどう自己評価しているかわかりませんが、私は各項目を満点はつけませんでしたが良い点をつけておきました。
これも後で知ったのですが、この自己評価の点数だけで賞与や昇給に関係していると知りました。

評価にはS,A,B,C,D,Eとあり、Sは全体の3%、Aは10%といった割合が決まっており、各課長はグループ員の評価割合にあうように、個人の点数を調整していきます。
さらに部長は、全員の自己評価を集め、部長が各課の平均を見ながら、この課の平均を4点下げろとか、10点下げろとか各課長に指示するのでした。
各課長はまた個人の点数を調整していきます。
そして最後に点数の良い順に並べ、S~Eの評価が決まります。

自己評価がそのまま通ってしまうのも驚きでしたが、さらにその点数を各課内で調整するのにも驚きました。

課で見ると、仕事の内容が違いますので、課のエースといえども力の差がかなりありますが、同じ評価になるわけです。
また、できる人でもグループ員のレベルが高ければ、悪い評価になってしまいます。
案の定、課内で一番できる人、できる人だがグループ員がよくできるため悪い評価を受けた人、若いために悪い評価にされた人がその会社を辞めていきました。

人と人を絶対評価するのは無理だということは分かっています。
評価が無理だからといって、評価を数字まかせにして、何か不公平さを感じさせる評価制度がいいものとは思えませんでした。
会社への貢献度の他に、その人への期待度、将来性を個人の評価に反映させることができたらいいのですが、会社が大きくなればなるほど難しくなっていきます。
個人の仕事の複雑性とがんばり度を判断するのも非常に難しいですが、モチベーションの下がる制度ならいらないと思いました。





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最終更新日  2005.01.30 23:22:04
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訪問ありがとうございました  
tshimizu  さん
前職のコンサルティング会社も同じような仕組みでした。
前職の場合、総合系だったため、IT系(スクラッチ・パッケージの2系統)、業務系、戦略系、人事系など、色々な仕事の種類を同一基準で評価を合わせなければならず、かなり問題が露呈してました。
同じように辞める人が多く出ていましたが、個人的には、評価差を埋めるのは難しいので、ある程度、自分の希望により仕事(プロジェクト)が選べるようにすれば、評価差もそれ程気にならなくなるのではないかと思いました。
評価って、結局、どんな方法であれ、納得感がどこかにないと駄目なんだろうな、と思います。 (2005.01.31 00:08:29)

tshimizuさん  
hirocom6618  さん
コメントありがとうございます。
周りにも不満を持ったSEがたくさんおり、多くが辞めていきました。
今考えると、仕事自体にも不満があり、せめて評価だけは・・・と考えてしまったところが多々ありました。
私自身、仕事にも評価にも納得感がなかったんですね。 (2005.01.31 22:00:37)

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