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2008/03/11
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カテゴリ: カールツァイス

滋賀県のディサービスセンターが、写真家の大西暢夫さんにお年寄りの遺影を撮ってもらうというものだ。
大西さんは埼玉に住んでおられるが岐阜県出身だそうだ。大西さんはダムに水没する徳山村に住むジイチャン・バアチャンを題材にした写真集などの著作がある。
ひとり(夫婦の方も)のお年寄りを撮るのに会話を交えながら1時間以上もかけ、一番本人らしい表情が出ているところを狙っていく。何せお年寄り相手だから並の忍耐力ではあんなことはできやしないと思う。出来上がった作品はいずれ役に立つ時がくる。どの写真もその人たちの人柄が出ていて魅力的だった。
ヘナチョコ・アマチュア写真愛好家の私も親戚や友人が集まる時には冗談めいて「遺影はいらんかね」と声をかけている。
みんな平等に一度は死ななきゃならんのだから、その時がいつやって来てもいいように「お気に入りのポートレート」くらいは準備しておいた方がいいと思う。
「へえ、あの人ってあんな顔だったっけ、随分と若い時のだねえ」なんてことにならないようにしたいもんだね。
僕は「モノクロ」のものにしてもらおうと思っているので、セルフで撮っておこうかな。





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Last updated  2008/03/11 09:02:41 PM
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