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タイトルを見て、誰が「ビリー・ザ・キッド」なんだろうと思っていたら、見直したら「ビリーと子供」でした。(笑)ハリケーン・カトリーナはこのシリーズの原点でしょうね。大災害が街と人々に何を遺したもの、しかも、ラサールとプライドの出会いが思ったよりも早く描かれました。ハリケーンと過去エピ、そういえばCSIマイアミにもありましたね。プライドとラサールの絆がどういう風に生まれて、育まれていったのか、まだ2シーズンですが、ラサールの家族の事が判っているだけに、感情移入しやすいですね。ダイナーで発砲事件があり、店員2名と海兵のフォード軍曹が射殺された。フォードの肩には白い粉のようなものが付着しており、至近距離から散弾銃が撃ち込まれていた。足跡を追ったラサールらは、冷凍庫にコックのオリバー・フレイが隠れているのを見つける。オリバーは男とフォードが店内で言い合いを始め、銃で撃ったので逃げ込んだという。犯人には青いシミのようなタトゥがあったと聞いて、ラサールは現場を飛び出していく。ラサールは10年前、ハリケーン・カトリーナの嵐の中で、銃で撃たれて車を盗まれたフィル・ハートの事件を思い出す。ハート事件は地元警察で刑事だったラサールが担当し、フィルは息を引き取る直前、犯人にシミのような青いタトゥがあったと証言した。どうすることもできず、現場にいた妻のビリーにラサールは犯人を捕まえると約束したが、今も未解決だった。ラサールはプライドには内緒で、セバスチャンに当時の事件ファイルを渡し、手がかりを得るようにいう。ハート事件でも白い残留物が見つかっており、凶器も同じだった。セバスチャンは白い粉は薬で、皮膚が青くなる「銀皮症」という病気の治療薬であることを掴む。一方、フォードは軍の任務以外で、台風で被害を受けた地域の復興に関わっており貢献していた。フォードの家宅捜索に向かったブロディとパーシーは、すでにラサールが忍び込んでいるのに出くわす。家は荒らされており、ラサールは2階に誰かいるという。しかし、男は逃げだしNCISは取り逃がしてしまう。プライドはラサールが勝手にハート事件の捜査を再開した事を叱る。実は、プライドは海軍施設の売店から10万ドル盗まれた事件で、その金を使った犯人とハート事件の容疑者が似ているとして、ラサールに出会っていた。2人はハリケーン被害で警察機能が混沌とする中、協力して捜査を行った。ウェイドによると、銀皮症の患者は強盗事件で捕まり、2007年から2015年まで服役していた、エド・タゲットだという。10年前の強盗事件の犯人は3人組で、タゲットはハートを殺して車を盗み逃亡しようとしたが、折からのハリケーンで足止めされ金を隠したと思われる。フォードとの繋がりは、10年前強盗があった基地でフォードが清掃のバイトをしており、強盗の手引きをしたと考えられる。当時の監視カメラの画像は不鮮明で、タゲットとハート以外のもう一人の顔が判明しない。10年前、共同捜査を始めた2人に、盗まれた札が使われたという報告が入った。金を使ったのはハートの妻ビリーで、ビリーは泥の中で自分のバッグに張り付いていたと主張する。ラサールは次第に冷静さを失っていき、ビリーにきつい態度を取り始める。夫が強盗に関わったのではないかと言われ、ビリーはラサールをプライドらを責める。セバスチャンが10年前の監視カメラの写真を解析し、3人目はオリバーであることが判る。オリバーはダゲットもハートも名前は知らないと言い、10年前基地に知り合いがいないかと持ちかけられ、フォードを紹介したと答える。フォードはタゲットらを施設に入れ、犯行の後、フォードの部屋で落ち合う事になっていたという。ただ、ハリケーンで彼らは落ち合う事はなかった。今回、ダイナーに入ってきた男はフォードを伴い、金のことで自分を怒鳴り始め、銃を撃ち始めたので逃げたという。オリバーは、自分とフォードはハリケーン・カトリーナ以降、悪の道から足を洗い生まれ変わったという。10年前、ハリケーンで流されたハートの遺体を探しに、プライドとラサールは安置所に向かう。そこには、引き取り手のない多くの遺体があり、ウェイドが身柄を確認するため志願して働いていた。しかし、フィル・ハートとされた遺体は別人のものだった。ラサールは悪党を捕らえることもできず、仕事への信念を失いそうになっていた。タゲットが姿を現したという通報があり、その場所はフォードの10年前の住所に近い。しかも、ハートの住んでいたアパートがそこだった。NCISが現場に向かうと、アパートは取り壊されていた。セバスチャンはフォードの家にあった古い段ボール箱の中身を調べる。当時のアパートの住人の荷物がまとめられ、引き取り手のないものがフォードの家にあったようだ。タゲットは金の在処を探して箱を開けたようだが、その荷物は当時混乱で他人のものと混ざってしまったらしい。ラサールは、段ボール箱からハートの妻の写真を見つけ、フォードの荷物がハート家のものと入れ替わったと気づく。タゲットは金を求めてビリーの家に行くはずだ。NCISはビリーの家に向かう。10年前、取調中に産気づいたビリーはプライドとラサールの立ち会いの下、子供を産んだ。タゲットはすでにビリーの家に上がり込み、ビリーと娘に銃を突きつけていたが、ラサールが飛び込み2人を助ける。タゲットはラサールに射殺された。ビリーは過去のことは振り返らず、金の入った段ボールは開けなかったという。ラサールはフィルが大切にしていたぬいぐるみを娘に渡す。過去の捜査資料が水を被ってカビだらけだとか、洪水でモルグから遺体が流されたというのも、リアリティを感じますね。警察本部が浸水で機能を失ったという事も、一部の地域が政府の取り壊し命令に反対して自力で復興したなどというのも、実話なのでしょうね。被害を受けた人、家族を失った人、ハリケーンで人生を変えられた人、そういう人たちに目を向けてドラマを作る限り、ニューオーリンズのカラーが生きて行くように思います。感謝祭エピソードだった訳ですが、ラサールの父親との確執もからめ、実名で登場した名シェフが料理を提供してバーでパーティなど、こちらはゴージャスな感謝祭となりました。しかも、ノリノリで音楽仲間とライブを楽しむプライド(というより、バクラさん)は、他にはないチームリーダーですね。こんな上司なら付いていきたくなりますよ。ラサールは父親と上手く行っていない中、アラバマからニューオーリンズに出てきて、警官となった。挫折しそうになった時にプライドと仕事をして立ち直り、ついに引きずっていた過去に決着を付けた。見応えのあるエピソードでした。
January 30, 2017
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『監禁』オープニングクレジットに、クレイトン役のDuane Henryの名前があったので驚きました。今後NCISの正式メンバーになるということなのかな。ちなみに、ゲストのフランシス特別捜査官は12シーズンの2話目にも出演していて、本人はNFLの選手なのであまり本格的にストーリーに絡むことはなさそうだなと思いました。地下室で男性の殺害死体が見つかり、そこで5日前から失踪中のケリー・リストゥ下士官の指紋が検出された。ケリーはここで監禁された後、反撃に出て犯人を殺して脱出したらしい。現場は地元警察の管轄なので証拠品を持ち出す事ができないが、クィンは殺された男の携帯からこっそりSIMカードを盗み出す。ケリーがダレス空港で発見され身柄が拘束されたため、ギブスが迎えに行く。監禁中暴行を受け、極度の緊張状態にあったケリーは混乱していたため治療を受ける。ケリーの夫クリスに連絡を取ろうとすると、こちらも行方不明になっている。クリスは法律事務所の夜間警備員で、なぜか夫から失踪届は出されていなかった。殺された男は犯罪歴のあるラザレンコとわかる。ケリーは空港へ向かったのは、クリスと会うためだったという。逃亡中、他人に携帯を借りてクリスに電話すると、国を出るため空港に向かうように言ったという。しかし夫は現れなかった。ケリーはクリスが危険だと繰り返す。クリスの上司ネッドによると、クリスは5日前に仕事を辞めているという。同僚のブレイディは、クリスからケリーの不倫について聞かされたので、離婚弁護士を紹介したという。クリスとケリーの自宅を調べると、家の中は激しく荒らされていた。何かを探していたようだ。犯人のSIMカードを分析し、ケリーの誘拐は別の人物の指示によるものだったことがわかる。ケリーは浮気について問われ、昔の話で夫は理解を示していたと否定する。クリスの経済状況を調べたところ、多額の借金があることがわかり、ケリーにも50万ドルの生命保険がかけられていた。NCISはクリスが誘拐事件を起こして生命保険金を手に入れようとしたのかと考える。クリスの通話履歴を調べると、ケリーから電話を受けてすぐに妹のダコタに電話していることがわかった。ダコタはビショップとクィンに問い詰められて、クリスが現れ、愛犬を預けていった事を認める。自宅に遺されていたクリスのPCには、ケイマン諸島やパナマに拠点を置くペーパーカンパニーのQファイアという会社の資料があった。300万ドルの資産があり、驚いたことにクリスはその会社のCEOとなっている。Qファイアと顧問契約をしているのは、クリスが勤めていた法律事務所だった。ダコタからクリスがメキシコに高飛びしようとして、パスポートを取りに銀行の貸金庫に向かったと聞き、後を追う。しかし、クリスは自分の車のトランクの中で射殺体で見つかる。死後48時間くらいで、クリスは拷問を受けたようだ。NCISは、ハロウィーンパーティ中のネッドの自宅を訪ね、Qファイアについて話を聞く。ネッドは顧客の身元を隠すために、従業員の名前を使ってペーパーカンパニーを作り金を預かることは珍しくないという。経理部のデイルがこの件について詳しく調べ、Qファイアの実際のオーナーは政府から仕事を請け負っている、有力者のレナード・ワイスとわかる。しかも、資産の300万ドルが消えており、NCISはDCを訪問中のワイスを追うことにする。ヴァンス局長はワイスを逮捕すると、選挙に大きな影響を与えるため、確実な証拠を挙げるようにいう。ところが、ブレイディが自らNCISにやってきて、ワイスを逮捕できる証拠を渡すという。ワイスはクリスが300万ドルを着服したことを知り、ラザレンコを使ってケリーを誘拐して、クリスから金を取り戻そうとしたという。ブレイディは友人だったクリスのために、捜査に協力する気になったと話す。NCISはMTACでセルビアに出国したワイスと直接話す。ワイスは多くのペーパーカンパニーを持っているが、いずれも合法ビジネスだと言い、300万ドルごときで殺人など起こさないと答える。誰かがワイスを陥れようとしたのか。クィンはケリーが何か隠しているのではないかと、追及する。しかし、デイルはクリスは内報者であって、法律事務所が脱税の手助けをしていることを知って、その情報を盗み出し告発しようとしたと説明する。実際、ジャーナリストに証拠を手渡す予定をしていたが、事務所の人間に知られてしまい着服事件の濡れ衣を着せられた。ラザレンコに送金したのはブレイディで、NCISに渡された資料はクリスとワイスが犯人であるように改ざんされたものだった。ブレイディはクリス殺害の凶器の銃を所持しており、逮捕される。ギブスはクリスが隠し持っていた証拠のメモリーが、ダコタに預けた犬の首輪に隠されているのを見つける。クリスの容疑は晴らされた。トーレスはアビーが編んだコバルトブルーのNCISベストをついに身につける。新人へのアビーらしいウェルカム・ニットを上手く活かしましたね。クィンは「もう元気よ」とアピールしているようだし、ギブスチームの雰囲気、仕事のやり方にまだ馴染めないトーレスが次第に変化を受け入れて、自分に当てはめられた色であるコバルトブルーのベストを身につけた。チームの結束を表しているようで、良かったなと思います。会話も弾みだしました。ところで、マクギーは必然的にトニーの立ち位置に押し上げられたのか、ビショップとトーレスからやり込められるシーンが増えてきて、こちらも変化を感じます。キャラが変わったみたい。それにしても、ギブスチームも人が増えたなと感じますね。「うらなり」デイルは初めての登場でしたが、かつてのドーニゲットみたいにこれから活躍してくれると楽しいと思います。さて、次のエピソードの後は本国の放送ペースに合せて、8話以降は5月の放送になるようです。最速放送なのはありがたいですが、これからというところで再開は随分先の話になるのでもどかしいです。
January 25, 2017
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ゲストにBONESのウェンデルくんが出ていましたけど、そういえば、パーシー役のシャリータ・グラントは、ウェンデルくんの彼女役だったのではないかな。ちなみに、ウェンデルくんこと、マイケル・グラント・テリーはちょくちょく他のドラマで見かけますが、大概犯人役ですよね。今回もそういう目で見てしまいました。(笑)プライドは娘ローレルの幼馴染フランキーから、フィアンセがトラブルに巻き込まれたらしいと、助けを求められる。フランキーはフィアンセのニック・ベントン兵曹と待ち合わせをしていたが、突然電話がかかり、背後で喧嘩をしているような声が聞こえてきた。電話が切れてしまうが、ニューオーリンズの街は停電に見舞われ、通信インフラも大混乱し、連絡が取れなくなった。やっと繋がった留守電には「もうだめかもしれない。君にないものを贈るつもりだった」という言葉が遺されていた。停電で機材が使えない中、パットンは留守電の背後の音から、電話をかけてきた場所を特定する。NCISはそこでニックの遺体を発見し、近くでニックの靴を履いていたホームレスの男を逮捕する。ホームレスの男は、靴は貰ったなど曖昧な言葉を繰り返すが、ニックを殺したのは闇のモンスターだという。ウェイドはニックの死因が頭部鈍器損傷による硬膜下血腫と断定し、凶器は金属製で先端が鋭いものだという。セバスチャンは傷口から採取した金属くずの成分を突き止める。ホームレスの男が書いた似顔絵から、ニックを殺したのは「ガーゴイル・クラブ」のTシャツを着ていたことがわかる。クラブで聞き込みをすると、ニックは先週来店し、用心棒のデクラン・シェーンと揉めていたという。デクランの家に調べると、街の送電網の地図が張ってあり、ニックの遺体が見つかった場所の近くに印があった。そこには変電所があり、何者かが侵入して電線を切断していた。それが大規模な停電に繋がったという。電線を切断するのに使うボルトカッターは、ニックを殴った凶器と一致し、額についていた金属くずは切断した電線とわかる。デクランは停電を起こした上、高級品や骨董品などを預かる保税倉庫を襲ったらしい。セキュリティがダウンしたため容易に侵入し、200万ドル相当のフランスの骨董家具のレプリカを丸ごと盗み出していた。家具の所有者は最近死亡したゴードン・フォンテインで、フォンテイン家は代々続く名家だった。ゴードンの息子トビーは、デクランの写真を見て、自分が手掛けた店の用心棒だという。ニックのPCを調べたパットンは、ニックがフォンテイン家やサザビーのカタログなどを検索していたことを見つける。豊かな生活に関心があったのか、古いフランスの家具を調べていて、イラクでの任務ではインフラ設備に関わっていたことなどから、デクランとニックが共犯だったのではないか、という疑いが生じた。フランキーはニックと自分は、贅沢な生活やお金の事は関心がなかったし、フォンテイン家も知らないという。フランキーは母娘2人で育ってきたが、数年前に母親を亡くし、天涯孤独となったところを、ニックと出会っていた。保税倉庫の外部で見つかったタイヤ痕からは造船所の土が見つかり、一件ずつ調べていくと、大型トラックの運転席でデクランが死んでいるのが見つかる。積み荷のレプリカの家具は、壊された状態で放置されていた。パットンは闇マーケットで売りに出された骨董家具がないかどうか、チェックする。デクランは至近距離から射殺されており、第3の男の存在が浮かび上がった。盗みに使ったトラックの持ち主にはアリバイがあった。セバスチャンは、倉庫から見つかった指紋など全てを調べて、たった1つ、凶器のボルトカッターの指紋以外は全てデクランの指紋だったという。つまり、デクランはニックを殺しておらず、凶器を素手で触った人物がいる。ブロディは家具の歴史を調べ、鏡台に隠し場所があることを突き止める。そこには、ゴードン宛のラブレターがたくさんあり、何と幼いフランキーの写真が含まれていた。NCISはゴードンの隠し子フランキーの存在を疎ましく思ったトビーがデクランを使って秘密の手紙を回収しようとしたと考える。フランキーの自宅に向かったNCISは、トビーがフランキーに銃を突きつけているのを見つける。トビーはプライドらに追い詰められ、逮捕される。ニックがトビーの店に現れフィアンセの父親を探していると聞き、トビーは慌ててデクランと共に証拠の手紙を探し出そうとした。ニックはトビーらの後をつけ、見つかって殺された。トビーの母親シーラは、夫と家政婦のカミラが浮気をしていたのを知っていたという。初めは樹にしていなかったが、カミラが妊娠したことを知り家を出ようとした。世間体を気にするゴードンは、カミラを別れる条件でシーラに元に戻るよう求めたという。フランキーは父親の名前を知らずに育ったが、ニックはフランキーの家族を見つけようとして「サプライズがある」と言ったと思われる。プライドは、皮肉にも息子を失ったシーラにフランキーを会わせる。最後のあれは、女性の立場としてどうなんだろうと思いますね。なさぬ仲なのですから、そう簡単に打ち解けられるとは思えないのですが。しかも、フランキーは財産を受け継ぐ権利を持つわけですし(認知されているのなら)。トビーはできの悪い金持ちの子そのものですよね。大掛かりな停電を起こして家具を盗んでおきながら、結局手紙を手に入れられなかったし、凶器に指紋も残してしまうし、本当にお馬鹿さん。フランキーはこれからも、プライドを父として慕いながら力強く生きていって欲しいです。ローレルがヒューストンのママのところにいる、ということが判りました。いずれ、プライド元妻がニューオーリンズに顔を出す可能性があるのかな。停電エピソードのツボ、電気が使えないという演出がもう少しあっても良かったなと思いました。セバスチャンがマクガイバーのように、最新機器を使わずにその辺のありもので証拠を処理していくところを期待してしまいました。
January 24, 2017
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シーズンフィナーレでしたね。タイトルは「目には目を歯には歯を」ということかな。アクション主体で、LAはこういうエピソードでは本当に面白い。ギャグを言い合うパートナーシップも定番という感じで納得できるし、収まるところに収まる感じですね。たまたま「S.W.A.T.」という映画を見ていたら、LL Cool Jが出ていて、正にサムのSEALs出身という設定は、このイメージかなと思いました。満足はしましたが、ただ終わった後にやっぱり「あれはどうなった?」はありましたけど。深夜、サンフランシスコのキーティング士官学校で学んでいるエイデンから、サムに緊急連絡が入る。何者かに学校が乗っ取られたというが、学校には連絡が取れず、地元警察なども事態を把握している様子はない。グレンジャーらは現地の捜査官を送るか、FBIの支局に依頼しようというが、サムは自分が狙いだと言い張り、犯人に悟られないように自分がエイデンたちを救出に向かうという。その時、エイデンから内部の様子をタブレットで写した動画が届いた。写っていたのは因縁の相手、タヒア・カレドだった。自分も卒業していることから、学校内部の状況を理解していると言い、1時間以内に現地に到着できるというサムにヘティもグレンジャーも押し切られ、カレンとケンジーとディークスも同行することになった。チームはヘリで近くに降り、マウンテンバイクを使って学校に接近する。現地当局の力を借りると、タヒアにこちら側の情報が傍受されるので、4人だけでタヒアを制圧したい。チームはLAとの通信手段を確立した上で、自力で内部カメラを設置することにする。タヒアは生徒たちを体育館に集めると、エイデンを探し始める。エイデンは直前に偶然部屋を出ていたポーターと身を隠していた。タヒアは宿直の教師を捕らえ、エイデンの居場所を言うよう拷問し、言わなければ生徒を殺すと脅す。グレンジャーは西海岸の戦術部隊を出動させ、ヘティは海軍長官に事態を報告しなければならないという。学校には有力者の子弟が在籍していて、いずれ大騒ぎになるだろう。また、地元の当局と捜査権の奪い合いにもなるだろう。マスコミが把握するのも時間の問題だ。慎重に学校内への侵入経路をさぐるサムとカレンは、エイデンの部屋の窓から建物に侵入する。タヒアは校内放送でエイデンを呼び出し、それを聞いたサムはエイデンなら仲間のためにタヒアの前に出ていくだろうという。エイデンは持っていたタブレットをポーターに渡し、建物を出て助けを求めるように託す。サムはエリックらにタブレットを追跡するように言い、エイデンが向かうであろう職員室を目指す。エイデンはタヒアの部下に捕らえられ拘束されるが、サムらが職員室に着いたときにはエイデンの姿はなかった。ケンジーとディークスは出口を探していたポーターの身柄を確保し、ケンジーがポーターになり代わって、わざとタヒアの部下に捕まる。ケンジーは体育館に入り、敵の状況をチームに伝える。タヒアはエイデンを拷問し、サムに電話して呼び出すように言うが、エイデンは拒絶する。サムはカレンに人質救出を託し、自分は校内放送でタヒアに呼びかける。サムがタヒアをひきつけている間に、ケンジーが監視役の部下の注意を引き、カレンらが突入する。しかし、そこにはエイデンの姿はなかった。ケンジーを捉えた部下がタブレットを持っていったため、それを追跡したところ、エイデンの居場所が判明する。カレンはエイデンを救出し、サムとタヒアは積年の恨みを晴らすため戦い、ついにタヒアを捉えることができた。チームの長い夜は明けた。戦闘チームとして、プロに徹した4人は水を得た魚のようで、かっこよかったですね。確かに、大勢が押しかけて交渉だとか、どっちが主導権を握るとか、わーわーやるよりは、少数精鋭で効率よく敵を倒したほうが良いのかも知れません。さすがに、海軍長官にだまっている事はできなかったようですが、そこは老獪なヘティが事後処理したのでしょうね。エリックまで、状況を忖度しているところとか、楽しかったです。ちなみに、エリックとネルはキスした?含みを持たせて粋なシーズンフィナーレですよね。ケンジーとディークスのやりとりも、自然だし愛がいっぱいでステキ。でも、プロポーズはどうなった?それよりも、ヘティが気にしていた内部情報のリーク、内通者は結局明らかにならなかったのですか?なんでー、という感想ですね。今シーズン、カレンのファーストネームが明らかになり、サムの因縁ストーリーが決着したことは良かったですが、内通者はシーズン8に持ち越しというのは、残念です。本家と違って、LAは新シーズン更新が当たり前という事はないでしょうし、さっさと突き止めて欲しいですね。
January 20, 2017
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『トラウマ』やろうとしていることはよく判りましたが、見ていてとても疲れました。誰にも辛い過去があり、日々それと向き合いながら、あるいは目をそらしながら生きているというのが大前提ですね。ギブスはクィンの過去を知っていて、あえてチームに誘ったのだろうか。立ち直らせるために。それとも、すでに克服していると思って彼女の実力が必要だから、チームに加えたのだろうか。感情移入できるキャラクターなら「それは辛いよね」と共感するかもしれませんが、まだそこまで至っていないなと思います。まだ、キャラクターのイメージが出来上がっていないのに、トラウマの理由が説明調で強引に説得された感じ。それに比べて、トーレスの加入はチームに波風を立てて、いい感じでかき混ぜていますね。MI6のクレイトンが、フィラデルフィアで連絡を絶った同僚メイソン・フィンリーを追いアメリカにやってきた。クレイトンは最後にGPSの記録が残る路地で、ゴミ箱の中に水兵が死んでいるのを見つけ、NCISに連絡を入れる。ギブスは行くことを拒むクィンにビショップとフィラデルフィアへ向かうよう命じる。クレイトンによると、フィンリーは武器の密輸グループを追っていて、2日前に目撃されていたという。死亡したのはゲイリー・ファルコ三等兵曹で、アッパーダービーの出身だった。クィンはその地名を聞いて動揺するが、ビショップの問いかけに自分は大丈夫だと頑なな態度を取り続ける。ファルコは休暇で実家に戻っていたが、友人と深夜まで飲み歩き、配車アプリを利用して帰宅しようとしたが、道に迷って車に乗れなかったようだ。クレイトンにフィンリーからSOSを告げるメールが届く。指定された現場に向かうと、フィンリーは何日間も拷問を受けて、腕に埋め込まれた発振器を取り出された状態で倒れていた。フィンリーは武器を追い、マスクをした男たちが倉庫から武器をバンに運び込んでいるのを監視していたが、そこに偶然現れたファルコが男たちに捕らえられ、殺されたのを目撃したという。何とか殺害を止めたかったが、身元を明かす羽目になり、捕らえられ拷問された。奴らが落としていった携帯を拾い、何とか助けを求めた。今は家族のことが心配だ。クィンは血まみれの携帯を見てフラッシュバックに囚われる。フィラデルフィアに行かせてもらえなかったトーレスは、独自の人脈を利用して、今は足を洗ってクラブを経営しているアイヴァンを締め上げる。アイヴァンによると、フィラデルフィアで密輸に手を出しているのはネスター・カーボーンと、デイリー兄弟だという。カーボーンの父親ジョーはマフィアで、ネスターはフィラデルフィアで修理工場を営んでいるというのでそちらに向かうことにするが、興奮したフィンリーは自分も一緒に行くと主張する。クィンは行きべきではないと言うが、フィンリーの勢いに負けて連れていく。しかし、フィンリーはネスターの姿を見ると、「こいつにやられた」と叫び、いきなり銃を撃ってしまう。ネスターは確かに怪しい商売をしているようだが、フィンリーの件とは無関係とわかり、ビショップから報告を受けたギブスはフィラデルフィアに向かう。トーレスはアビーのラボでフィンリーが救出された現場写真を見て、疑問を感じる。トーレスはNCISでの仕事の仕方に苛立ちを感じていた。自分はドアを蹴破って戦うタイプだという。アビーは自分も自分のやり方で戦っていると話す。何日間も拘束されていたのなら、当然あるはずのトイレがないという。ギブスは落ち込むクィンと会い、過去から逃げず、向き合えと話す。フィンリーに浮かんだ疑問は、拘束されていた場所の近くのカフェで撮影された映像で現実のものとなった。フィンリーは武器の密輸とは関係ないと言っていたデイリー兄弟と一緒にいて、グルだったことがわかる。その頃フィンリーの姿は消え、トーレスとマクギーは再びアイヴァンからデイリー兄弟について情報を絞り出す。クィンは現場の捜査官だった12年前、コンビを組んだ港湾局の警官エミリー・ショウを目の前で殺された。張り込みをしていたときに、夫からかかってきた電話に出るため車を降りたショウは犯人たちから蜂の巣にされた。自分はどうすることもできず、クィンはそのことで現場を離れ教官となった。ショウが車を降りたのは、自分が婚約者と電話で喧嘩をしていたのがきっかけで、クィンは今も自分を責め続けていたという。ギブスは悪いのは犯人だと言い、過去にケリをつけろという。アイヴァンの情報で、クレイトンは高飛びしようとしていたフィンリーを捕らえ、ギブスとクィンはデイリー兄弟を逮捕する。クィンはショウの夫と会い過去を精算して戻る。クィンはギブスに、フィラデルフィアに行かせてくれた事を感謝するという。なんだかなーというエピソードでしたね。張り込み中に電話で恋人と喧嘩だとか、ドラマのタイプが違いますよね。フィンリーがMI6の諜報員なら、簡単に身元を明かすこともないだろうし、そもそもファルコを簡単に殺した犯人グループがフィンリーを殺さなかったのは変です。それでも、仲間を思うクレイトンの表情は変化があって良かったですね。NCISのメンバーに対しても馴染んだ感じがしました。トーレスは誰と組んでも、これまでとは違うシーンを演出できて美味しいですね。マクギーと組んだら、マクギーの方が悪い警官の役割になって、すごいイメージチェンジ。(笑)こんなマクギーは初めて。アビーはお姉さん役になるし、トーレスのこれからが楽しみです。
January 18, 2017
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組織の小さな ニューオーリンズ支局でも、頻繁に潜入捜査をしているようですね。プライドは責任者だし、その間の仕事はどうするんだろうと気になります。(笑)ガルザ役の人、あちこちで見かけますね。大物風なので、この先また出てきても良さそうだなと思いました。海軍の武器を盗み、売りさばこうとして逮捕された武器商人ヒューゴ・ガルザの裁判が行われることになり、潜入捜査を行ったプライドは証人プログラムで保護されている元会計士のドン・ランバートの到着を待っていた。プライドはマネーロンダリングで逮捕されたドンとその妻ヴィヴィアンを説得して、ガルザを裏切らせていた。しかし、ドンは直前に監視を逃れ一人になっていた。プライドが裁判所に出頭するよう説得している中、ドンが乗り込んだ車が大爆発する。誰かがドンの行動を掴み、車に爆弾をしかけたらしい。現場で青い車に乗った人物が爆発の様子を観察しており、当局が早速手配する。夫を殺されたヴィヴィアンは、プライドを責める。捜索していた青い車が事故を起こし、怪我をした運転手が逃げたという連絡が入る。車の中を調べたラサールは、ドンと同僚のマーク・マズローの写真を見つける。マズローは不正取引で現在服役中だが、ガルザの悪事を知っており次の証人となり得る。プライドは命を狙われると考えマズローの監視を強化する。憤ったプライドはガルザの自宅に乗り込み自供しろと迫るが、ガルザは動じることもなく、マズローはプライドを嫌っており証言しないだろうという。マズローからプライドが迎えに来ないと証言しないという条件が出されたため、プライドはパーシーと共に、テキサスの連邦刑務所に向かう事にする。道中、プライドはパーシーが密かにドラッグディーラーのマリオンを見張っている事をDEAから聞かされ、説明を求める。パーシーはプライベートの話はしたくないとプライドの介入を拒む。マズローはプライドが自分ではなく、ドンと取引したことを根に持っていた。そのために、服役することになったという。青い車から特殊なミツバチを見つけたセバスチャンは、ある修道院でそのミツバチを飼育していることを掴む。犯人はその近くを通ったのだろうと考えられる。車の登録者はフランク・ジェームズと判るが、すでに死亡しており、犯人にIDを盗まれていた。修道院を訪ねたブロディとラサールは、ヴィヴィアンと思いがけず再会する。ヴィヴィアンは証人保護プログラム下でもこれまでの人間関係を絶つことができず、フランクとアルコール依存症の会で最近知り合ったという。スポンサーとなって親身に話を聞いていたというが、「フランク」に成り代わった犯人は、最初からヴィヴィアンの背景を知ってわざと接近したと思われる。「フランク」が使っている携帯電話を追跡したところ、居場所が判明した。NCISがアパートに突入すると、ブービートラップがしかけられており、「フランク」は死亡していた。事故で怪我をしたのが死因となったようだが、手元のタブレットで移動中のプライドを追跡していたことが判る。ラサールはプライドに連絡しようとするが、プライドらは圏外にいて電話が通じない。「フランク」に成り代わっていたのは、武器関係の犯罪歴があるイーサン・グリアという男だった。ドン殺害で使われた爆薬はMX4で、MX4はガルザが逮捕されてから盗まれていた。その後ATFが回収したが、NCISには記録がなかった。実はミリシア部隊のゼッド・ヘイスティングスが橋を爆破したのに用いたのがMX4だった。ということは、ガルザが黒幕となってドンが殺されたというのは考えにくい。ラサールは犯人の目的がドンではなく、プライドだと気づく。そのころ、プライドらは地元警察を装った男たちに銃撃され森の中に逃げ込んでいた。プライドはパーシーにドンを連れて逃げるように言い、自分はおとりとなって敵を呼び込む。そこに現れたのはやはりゼッドだった。パーシーが応援を呼んでプライドはゼッドを仕留める。マズローを尋問したNCISは、マズローのシャツに追跡装置が仕込まれていた事に気づく。イーサン・グリアとゼッドは刑務所で同じ房にいたことがわかり、プライドはマズローに取引を持ちかける。全ての黒幕はマズローで、プライドはもし、ガルザの裁判で証言するのなら、ドン殺害の25年だけで、脱走と連邦捜査官の殺害未遂は起訴しないと告げる。マズローはガルザの裁判で証言し、ガルザは有罪となった。プライドはヴィヴィアンとの約束を果たした。パーシーは正式に自分をマリオンの捜査のため、DEAで潜入捜査させて欲しいとプライドに申し出る。プライドに撃たれたゼッドは手術を受け快方に向かうが、その前に現れた人物がいた。あっさり、ゼッドが捕まったなと思ったら、また別の怪しい人物が現れましたね。例のミリシア戦士がプライドに復讐を誓い引き続きプライドを狙うという事かな。それも何人もいましたので、先は長い。パーシーはついに本気で過去と向き合うことになり、ドラッグディーラーとなったマリオンを逮捕することになるのでしょうね。こちらも同業者に面が割れていないのか、日常的に2つのキャラクターを使い分ける感じで都合が良すぎる感じもしますが。(笑)プライドは長距離を走るのにトランクにガソリンを携帯していたのですね。ガソリンスタンドに立ち寄ると極秘の移送がばれるから?激しい銃撃戦で爆発しないのはちょっと変だと思いました。
January 17, 2017
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「火のないところに煙は立たない」と勿体を付けて、シーズンフィナーレに向けて盛り上げたかったのかな。いよいよ、あと1話ですね。シーズン3も本家のように、本国の追っかけ放送するのかしら。今回は一度は「Chicago:Fire」みたいなことをやりたかった、というように見えましたね。(笑)ドラマの雰囲気がまるで違って、まんまじゃないの、と思いました。国防総省の機密情報隔離施設(SCIF)がある建物で火事があり、消火に当たった消防士シンプソンがSCIFの中で死亡する。SCIFは瓶詰め工場の建物に隠されており、火事になると建物のドアが開き、SCIFのコンテナのドアは関係者の指紋で開閉するようになっていた。サムとカレンは機密情報を回収するまで捜査を続けると、火災調査官のハケットにいう。検視では、シンプソンは頭部を殴られ、その後消火システムで酸素が失われて死亡した事がわかる。頭部の傷は、盗まれた一つのハードドライブによって殴られたと思われ、そのハードドライブには監視映像やテロ組織などの機密情報が含まれていた。SCIFの担当者イエルトン中佐によると、部下3人のうち、ロバーツ大尉がシドニーに旅行に行っているという。ハケットによると、電球に燃焼促進剤を仕込む方法で放火されており、刑務所でよく使われる手だという。瓶詰め工場の従業員に怪しい人物はいなかったが、消火に当たった118分署は、山火事消火で囚人を訓練していた。ロバーツ大尉は旅行には出かけておらず、自宅を調べると争った跡があった。ヘティは未だに内通者を突き止めることができないことに、責任を感じている。火事現場となった建物の火が出ていない扉の前に、消防士の姿が映っていた。内部犯行かもしれないが、誰か特定できず、サムとカレンが118分署に消防士として潜入することになった。サムは新人のマルコと交流しながら、仲間を失って動揺している隊員たちの様子を探る。カレンは消防士たちの防火服を調べて、謎の消防士の防火服は古いタイプだったことに気づく。行方不明のロバーツ大尉の家の周辺で目撃されていた黒いバンが見つかり、駐車している建物で火事が起こった。118分署の消防隊が急行し、サムが燃える建物の中に入る。サムはそこで探していた謎の消防士を発見し後を追う。カレンは捕らえられていたロバーツ大尉を発見し救出する。ロバーツ大尉は指を切られていた。犯人ともみ合った際、同僚のリーが刺されるが、サムとNCISは犯人を捕らえる。犯人は元見習い消防士のウィリアムで黙秘を続けるが、ウィリアムが機密情報を盗む動機が判らない。イエルトン中佐は、盗まれた情報は暗号解読されているという。そこには、2万人以上のテロ容疑者が登録されているという。突然、ハケットがテロ容疑者を捕らえて銃を突きつけ、自分の主張をストリーム配信し始める。2万人以上のテロ容疑者を政府は捕らえようとしない、自分はリストに載っている者を自ら処刑するという。1時間以内に政府が容疑者を検挙しなければ、全てのリストを公開するという。イエルトン中佐によると、このリストはテロリストと同姓同名の人や、テロと関係あると言われる組織に寄付をした人など、無関係の人が大半でだという。グレンジャーは口をつぐむウィリアムに、弟の名前が載っていると告げ、ハケットが配信している場所を吐けという。サムとカレンは人質の安全も考え、建物に放火してハケットをあぶり出す。リーも無事手術が成功した。ディークスはママに新しいボーイフレンドができたことを心配する。ヘティは何か予測できないことが起こるような気がすると、不安をグレンジャーに話す。軍人も国に尽くし国民を守るけれど、消防士は小さな子供の目にも、みんなを守るヒーローという風に映りますよね。隊の中のチームワークや信頼関係も深いし、それこそ「Chicago:Fire」じゃないけど、他所から入った者には邪険にしたり、簡単には仲間に入れない。他の分署から来たら、きっとどんな奴だとか、聞き込みするに違いない。バイトじゃないんだから、とか突っ込みたくなりますが、迫力ある火事の場面で見応えはありました。ディークスの消防士姿は見たかったですが。さて、ディークスのママへの愛情は深いですね。父親を撃ったくらいですから、今でも自分が守ってやらなければという気になるのかな。でも新しいボーイフレンドのことはケンジーも一緒に対決してくれるのだから、何よりです。それにしても、2人の関係がずいぶんリアルに語られるようになりましたね。セックスの回数なんて、目に浮かぶじゃないか。(爆)
January 13, 2017
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『眠らない船』今回も原題が全てを物語っていたような感じ。下敷きは同名タイトルのテレビシリーズですね。そちらは商業船のクルーズで、こちらは海軍の「タイガークルーズ」という初めて聞く体験乗船というのが違いで、閉じ込められた船の中の殺人事件というのはいつもと違う雰囲気です。オープニングはBONES風、ラストは感動的でしたね。駆逐艦フーヴァーのゴミ圧縮機の中から、航海士のヴィヴィアン・ミルズ大尉が頭を殴られ死亡しているのが見つかる。船では、乗務員が招待した民間人が乗り組む2泊三日の「タイガークルーズ」を実行中で、艦長のレイはNCISにクルーズ参加者を動揺させないよう、極秘裏に捜査をするよう頼む。ミルズ大尉が招待したのはいとこのデイヴィッド・ケモンズで、すでに参加者は事件の事を知っていた。親善目的で乗船していた歌手のケイシー・パワーズがSNSで発信したためで、参加者は不安になる。ケモンズによると、ミルズ大尉はこれまで父親を招待してきたが、昨年亡くなったので自分が参加することになったという。昨夜はずっと男性用の居室にいたという。現場の映像を見たダッキーは、ミルズの手に金属のようなものが刺さっているのを指摘する。それは何かのリモコンのアンテナだった。ギブスとクィンはクルーズ参加者に個別に聞き込みを始めるが、入港まで時間が足りない。乗客名簿をチェックした艦長は、スチュアート・バクスターが乗船していないという。水兵のジェニファー・バクスターによると、直前に車が故障したためキャンセルしたという。つまり誰かがスチュアートになりすまして船内に侵入したということになる。クィンはバクスターに兄をNCIS本部に出頭させるようにいう。ミルズと一緒に見つかったリモコンはドローンのものと判る。近年、造船所の上空を無許可のドローンが飛んで撮影していることが問題となっているという。犯人はドローンを使ってフーヴァーに何かを運び込んだのか?アビーはスチュアートの車が修理されたように見せて、ラジエーターに穴が開けられているのを見つける。スチュアートの運転免許も行方不明になっていた。まもなく入港が近づいてきて、クィンは艦長に全員を足止めするように頼む。しかし、艦長は殺人犯が乗船しているのだから、早くクルーズ参加者を上陸させて、危険から遠ざけたいと拒む。猶予は2時間だ。ミルズ大尉の遺留品を見直したパーマーは、ペンダントトップの裏側に「君との時間は」というメッセージが入っているのに気づく。アビーは回収した圧縮ゴミの中からドローン本体を見つけ出し、装備されていたカメラを取り出す。そこには、立ち入り禁止区域に入るケイシー・パワーズの姿が映っていた。ケイシーと広報のシャピロによると、ケイシーは極秘に声帯ポリープの手術をしたところで、声が出せないのでタイガークルーズを親善訪問したといい、フーヴァー側から立ち入り禁止区域へ招かれ、SNSで発信して欲しいと頼まれたという。しかし撮影したのは別の「タイガー」だったという。マクギーはスチュアートの運転免許を追跡し、スポーツジムのロッカーから免許証を盗み出している男を見つける。前科のあるウェイン・クリバッジで、NCISも船内で接触していた。ギブスらはクリバッジを探すが、入港間近になって誰かが海に飛び込んだ事がわかる。すぐさまヘリで基地に飛び、泳いで上陸したクリバッジを逮捕する。クリバッジはケイシー狙いのパパラッチで、ドローンを手に入れてゴミ処理室で待機していたときに、口論する男女を目撃したという。男はミルズ大尉を圧縮装置に投げ込み、自分は慌てていたためにその前にドローンを処理機に投げ込んでいた。ギブスは犯人を特定する手がかりが得られない事に憤る。マクギーがクルーズ参加者をチェックしていたところ、メリック・ゴーマーが元妻から接近禁止命令を申請されていたことが判った。元妻と息子は入港する基地に住んでおり、クルーズを利用して2人に近づく事が目的か。ゴーマーが息子を連れ出そうとしているところをNCISが逮捕する。ミルズ大尉は元妻と友達で、ゴーマーが不正に家族に接近しようとしているのを知り、諫めようとしたのだった。ケモンズは捜査結果を知り、いとこではなく恋人関係だったと答える。今回のツアーでは配偶者や恋人の参加は禁止されており、もし公にするとミルズ大尉の経歴に傷が付くので隠していたという。そういうカップルのためのクルーズもあるが、半年先で待てなかったという。マクギーはデライラへのプロポーズを企画し、特別なタイミングを半年待つために指輪をビショップに預けた。しかし、ケモンズの話を聞いて席を立つと、NCISを訪れたデライラにエレベーターの中でプロポーズする。大きな船でも、駆逐艦は揺れるのですね。艦長役の人、JAGでは伍長だったから出世したものです。今回はクィンを掘り下げるエピソードだったのかも知れません。1年間の海上勤務で付いたあだ名は「heartbreaker」、「小悪魔」?魅力的なので、乗組員の間では有名だったのかな。元々カードゲームが好きで、本当は「ハートのクィーン」というあだ名だった。思わせぶりな過去ですが、でもいまいちキャラクターが見えてこないなあ。役者さんはものすごいベテランなのに。どちらにしても、捜査官にしてはいわくありそうですね。トーレスは、空気を変えるキャラクターですね。彼が出てくると、いつものレギュラー陣の和むシーンもリズムが変わるし、絶妙に空気を読んで即座に対応できるところも、これまでにないタイプです。さて、ついにマクギーがプロポーズ!まだしていなかったのかと思っていましたが、エレベーターを止めてのプロポーズはNCISらしくてとても良かった。このエレベーター内で数々の名シーンがあったと思うと考え深いですね。
January 11, 2017
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最後まで見て、タイトルの意味がわかりました。良いエピソードでしたね。そして、謎のストーカー事件を絡めて、ブロディ・ママの登場。すてきなママ、女優さんですが、やっぱり、スコット・バクラと共演関係にありました。「Designing Women」で、スコット・バクラは元夫役。(『浮気なおしゃれミディ』という邦題で放送されていたんですね)マーク・ハーモンもそうですが、ベテランの人気俳優だと、これからもこういうことがありそう。海軍病院に救急通報があり、衛生兵が向かったところ、何者かに撃ち殺されてしまう。現場を調べたNCISは、被害者のモット1等兵曹のIDカードが盗まれている事に気づく。何者かが、モットになりすまし病院に侵入した可能性がある。その後、オシュナー病院から極秘の移送任務で移動中の救急車が襲われ、兵士2名が殺害された上、搬送中の移植用心臓が撃たれていた。この心臓は、民間人で海軍の暗号技術者、マックス・ピンゾン(ピンゾ)が移植を受けるために摘出されたものだった。病院に向かったNCISは、ピンゾの担当者がブロディの母親オリビアであることに驚く。オリビアはDARPA(国防高等研究計画局)の職員で、ブロディには任務を告げず、ニューオーリンズに到着したばかりだった。オリビアによると、ピンゾはハッカーとして高い技術を持ち、DARPAの新しいプログラムを開発中で、管制すれば闇ウェブから武器薬物取引者を特定し逮捕することができるという。しかし、先天性心疾患のため移植手術が必要だった。さらに、該当するタイプが非常に少ない血液型のため、この心臓が失われると代わりが見つからない。ピンゾは余命3ヶ月と言われていた。NCISはピンゾの命を狙った考え、機密の移送の情報がどうして漏れたかを探る。すると、移植コーディネーターのIDが盗まれた疑いがあり、その元夫でIT部長のウォルトンが今日は病欠していることが判った。ウォルトンには3日前に7万ドルが振り込まれており、車が運河に沈められているのが見つかる。トランクの中からは、ウォルトンが死体でみつかり、その心臓はえぐり出されていた。ウェイドは、救急車の中に遺されていたのはウォルトンの心臓で、ピンゾの移植心臓は盗まれたという。移植可能な時間はあと7時間しかなく、闇マーケットで希少な心臓が取引されているとしたら、まずは執刀医が必要だ。捜索しているパットンはピンゾがオリビアの許可を得て、自分をハッキングしていることに気づく。ピンゾの特別な才能を重く見るオリビアは必死で、娘と対立する。心臓移植医のガトリーが今朝から行方不明になっていることが判ったため自宅に向かうと、飼い犬が口に犯人の血液を付けていた。分析したところ、刑務所を出たばかりの元犯罪者コンロイであることが判った。自動車を盗んでチャールストン署から指名手配されており、その姿が写真に残っていた。助手席にもう一人共犯者がいることがわかったが、画像が鮮明でない。ブロディはオリビアに頼み、DARPAのシステムでFBIなどで手配中のトーマス・ドーランであることを掴む。ドーランは極悪犯で、3年前に心臓病であることがわかったという。心臓を盗んで自分のために手術すると考えられ、ウェイドらは手術には人工心肺装置が不可欠だという。正当なルート以外では手に入りにくいため、闇ウェブで装置を探すと、2ヶ月前に盗まれた旧型の装置があった。ピンゾはプログラムが完成していたらすぐに見つける事ができると恨むが、パットンは知恵を出し旧型なら電圧が安定していなければならない事に気づく。ピンゾはパットンが車いす生活になった理由を聞きたがる。閉鎖中の病院に電圧安定器が入っている事がわかり、NCISが急行すると、ガトリー医師が脅されて手術をしたあとドーランが脳死状態になったという。NCISは人工呼吸を続けながら心臓を病院に運び、ピンゾの移植手術が行われた。しかし、あまりにも時間が経ち、心臓の状態が悪かったためにピンゾの命は救えなかった。パットンは肩を落とし、ピンゾに託されたプログラムの完成を目指す。最後に手術が成功すると、できすぎな終わり方になるので、残念でしたがこれも仕方ないのでしょうね。今回、いくら聞かれてもパットンが自分の事故についてしゃべらなかったので、より深いストーリーがあるのだなと感じました。きっと、今の彼の姿とはまるで違うパットンがいたのでしょう。プライドのハグがじーんと来ました。ピンゾ役の役者さんがなかなか良かった。「ウォーキング・デッド」に出ていたようで、もしかすると、天才ハッカーがチームに仲間入りするのかと期待してしまいました。残念です。さて、あのブロディでもお手上げのママ・ブロディは、バリバリのキャリアで上から目線、立ち入る隙がない。さすがにブロディに同情しますね。相談相手になるラサールとの会話も良かったし、まだまだママには出てきて欲しいです。ちなみにパパも健在のようで、誰が演じるのかな?(笑)
January 10, 2017
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ついにグレンジャーが「名前エピソード」に登場しました。陽気なLAのメンバーの中で、一人だけテンションが違うグレンジャーですが、メンバーから切り離すとしみじみとして、ロマンチックですね。副局長はグレンジャーだけなのでしょうか。超法規的存在のヘティもいますし、LA支局の位置づけというのは、D.C.とは一線を画すというか、匹敵するような感じです。ベニスビーチでアジア系の若者が後を追ってきた男たちに射殺された。アーロンはホッブスの北朝鮮スパイリストの一人で、まだ行方が判らないのは残り一人となる。NCISはもう一人のハン・チョイを探し出し、アーロンを暗殺した2人組を捕らえることになった。グレンジャーは北朝鮮から送り込まれたスパイを始末する、暗殺者ジェニファー・キムをユタ州からLAに移送し、必要な情報を得ることにする。アーロンを殺した2人組は偽のパスポートを使い、メキシコから入国していた。殺害現場から逃走に使ったセダンが乗り捨てられているのが見つかり、トランクの中には武器の密売をしている犯罪者ハンター・ヘンダーソンが殺されていた。殺し屋たちはヘンダーソンから武器を奪い、殺した後そのままアーロンを暗殺したようだ。一方、チョイの姿がベニスビーチの金物屋で姿が確認された。店に出入りするところは確認されていないので、ケンジーとディークスが聞き込みを続ける。ヘンダーソンの携帯から、暗殺者の足取りが確認され、セダンを黒いSUVに乗り換えたことが判った。グレンジャーは移送中の飛行機の中で、ジェニファーの扱いに手こずる。アーロンの事は知っていて、北朝鮮から自分に代わる次の殺し屋が来たという。グレンジャーは自分がジェニファーの父親であることを話すが、ジェニファーもそのことを母親から聞かされていて、その上で、父親は必要なかったと強がる。グレンジャーは良い父親になれなかったと謝る。チョイの住まいを突き止めたケンジーとディークスが室内を調べていると、ガールフレンドがやってくる。チョイはコリーという名前でジーンズを作っているという。カレンとサムがチョイの工房だという工場に入ると、チョイは助けを求めるふりをして、殺し屋2人と銃撃してくる。NCISはチョイらを取り逃がす。チョイを殺すために密入国したはずなのに、なぜチョイが生きているのか。NCISは殺し屋の本当のターゲットはジェニファーではないかという。グレンジャーは連絡を受け、ジェニファーに協力を求める。ジェニファーからグレンジャーを殺して行き先を変更するので、応援が欲しいという連絡を入れる。グレンジャーは局内の情報漏れを心配し、本部との連絡を絶ってパイロットにバーバンクへ向かうようにいう。ヘティは行き先が変わった事を聞き、現場へ戦術部隊と地元警察を差し向ける。飛行機が着陸すると、グレンジャーとジェニファーに駆けつけたチョイらが攻撃する。2人は倉庫に敵をおびき入れ、グレンジャーはジェニファーを信じて予備の銃を渡す。撃ち合いの末、ジェニファーがチョイに捕らえられるが、ジェニファーが反撃し、グレンジャーはチョイを倒す。グレンジャーはLAのセーフハウスにジェニファーを連れて行くことになった。NCISのメンバーはグレンジャーとジェニファーの関係について、何があるのかと疑問に思う。ジェニファーは北朝鮮のスパイという立場から抜け出したいと「父」に告げる。全てを話す代わりに守って欲しいというジェニファーに、グレンジャーは立場を利用して「娘」を守り、今後は刑務所からも出られるだろうという。ジェニファーは12歳で別れた母親とは会っておらず、居場所を知らないという。グレンジャーは一緒に母親を捜そうと約束する。グレンジャーは同じくスパイだった母親と恋をして、ジェニファーが生まれた(本名ユジン)が、父親らしい事はできず、電話をかけることしかできなかった。一度ジェニファーが10歳の頃に会いに行ったことがあったが、会わせてもらえなかった。母親が拒否したのかと思っていたが、ジェニファー本人が会いたくなかったという。スパイ養成学校に行ったのも、ジェニファー本人の選択。それを知らないグレンジャーは、父親らしいことができなくてすまなかったと謝る。ドラマらしい展開だなあと思いつつ、涙を浮かべているようなグレンジャーには少し心が動かされました。キャラクターの掘り下げとしては十分でしょう。カレンはアナとデートをしているようで、エリックがバスケが上手かったとかいろいろありましたが、やはりケンジーとディークスの結婚式が目に見てきたのがうれしいですね。「I love you」にキスというのは、演技の前に何だか本人たちが照れているような感じですが、ほどよいアツアツ感だと思いました。
January 6, 2017
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冒頭のレッド・ドレス・ランというのは、由来はわかりませんが、チャリティのための催しのようです。日本でも仮装して走って、地域おこし的な行事はありますね。それにしても、男性まで派手なドレス姿というのがニューオーリンズらしさ、ということかな。レッド・ドレス・ランで人があふれるフレンチコーターを、ケルシー・ウィーヴァー二等兵曹が男に追われていると叫びながら走り抜けた。近くの建物に逃げ込んで1分半後にウィーヴァーは最上階から墜落し死亡した。検死したウェイドは、死亡時の体温が40度だったという。防犯カメラにはウィーヴァーが言ったような、銃を持った男の姿はなく、妄想か幻覚を見ていた可能性がある。やはり強い幻覚剤の成分が検出され、中国やメキシコで製造され、昨年アメリカに入ってきたばかりのフラッッカだという。フラッカの犠牲者は、1週間で3人にのぼり、ニューオーリンズに突然現れたという印象だ。上陸後、ウィーヴァーと一緒に行動していたソフィア・ヴァレス兵曹によると、倉庫で行われたパーティでドレッドヘアの売人から薬を手に入れたようだ。パーシーはヴァレス兵曹のドラッグ疑惑に厳しい態度を示す。ヴァレス兵曹のいう倉庫は空だったが、パーティを主催したのは実態のない幽霊会社で、倉庫の使用許可を与えていたのは、ハミルトン上院議員の助手だった。ハミルトン議員は市長選挙のキャンペーン中で、対立候補のシングだという。ハミルトンの地元でドラッグの問題が起これば、選挙戦に響くという。シングが資金集めのためのパーティが行われるというので、張り込んでいると、ドレッドヘアの売人が見つかった。しかし、NCISの追跡をかわして逃走してしまう。男は地元ギャング「113」に属するアンソニー・カズンズで、後に公園で絞殺死体となって見つかる。セバスチャンは、殺しの手口は「113」とは関係ないと言い、過去10年間に同じ手口の殺人事件が8件あった。いずれもドラッグからみの事件で、中国系の犯罪結社「トライアド」の仕業だという。今回、犯人はカズンズの遺体にDNAを残しており、個人名は特定はされていないが、各連邦機関が「ゴースト」と呼ぶ存在であることがわかる。フラッカは、中国からアメリカ国内に運び込まれ、街のギャングに下ろされる。地元の売人は「113」を通じてフラッカを手にする。プライドは「113」の手入れを命じ、リーダーのケンドリック・ルイスを逮捕する。アジトからは大量のフラッカが押収されるが、ケンドリックはフラッカの入手先については口をつぐむ。「ゴースト」を敵に回すくらいなら、死んだほうがマシだという。セバスチャンはゴーストのDNAから人相をシミュレーションし、陸運局のデータで、中国籍のロジャー・リゥという男と似ているという。リゥは合法的な化学企業を経営しているが、例の幽霊会社に隠し資金があることがわかる。リゥの会社の防犯カメラには、フラッカが初めて出回った今週、何度も出入りしている人物がいた。それはハミルトンで、プライドはハミルトンがフラッカ流行の黒幕と考え地元に乗り込む。ハミルトンはリゥの会社に選挙資金を頼みに行ったが、断られたという。プライドはケンドリックを捕らえているがなかなか口を割らないので、ハミルトンに協力して欲しいと頼む。ハミルトンはケンドリックの祖母を介護施設に入れることを約束し、リゥの情報を引き出す。プライドはリゥに連絡を入れさせ、パーシーを売人として潜入させることにする。パーシーが潜入捜査用の家に戻ると、ケンドリックとリゥの手下が待ち構えていた。男は今すぐリゥに会えというので、パーシーとケンドリックは姿を消していたリゥを埠頭で待ち構える。リゥはパーシーに5キロのフラッカを手渡すと、値段はともかく売りさばけという。そして、信頼を見せるためにケンドリックを絞め殺せと、凶器を渡す。そのころ、パーシーの追跡信号の異変を察知したNCISは現場に急行する。ケンドリックはリゥに撃たれており、もし目の前で殺さなければパーシーも殺されてしまう。パーシーはケンドリックの首にロープをかけると、水中に飛び込む。リゥたちが2人を探している間に、NCISが到着し、パーシーとケンドリックは救い出される。パーシーはリゥが金額のことを何も言わなかったのが奇妙だと言い、他に目的があるのではないかという。リゥは最近50万ドルを入手しており、それは不正な政治資金から捻出されていた。支払ったのはハミルトンの対抗馬シングだった。シングはハミルトンの地元でドラッグからみの事件を起こして、選挙を有利に進めるつもりだった。今回の事件で神妙な雰囲気だったパーシーは、幼馴染の友人がコカインに手を出し、死亡したり行方不明になっているとプライドに打ち明ける。プライドは過去を振り切れないのなら、直視するしかないという。パーシーはドラッグの売人に、友人への伝言を託す。ブロディにまたジャッカル宛の写真が届いた。セバスチャンは、写真を分析した結果、ブロディの顔をすげ替えているだけでなく、小物が付け加えられているという。それらをつなぐと、写真にはローマ数字が現れた。それぞれ9つの数字で、組み合わせるとどこかのIPアドレスになるかもしれない。検索した結果、未解決犯罪サイトが見つかる。匿名の掲示板で、そこにはブロディの妹エミリーが交通事故死した事件について、殺人事件だと書かれてあった。このエピソードのために、先週パーシーはお休みだったのですね。彼女にも隠された過去がある、ということで、なぜ捜査官になったのかなど、背景が描かれるわけですね。女性のドラッグディーラーはどれくらいいるのものなのかわかりませんが、潜入捜査官としてすぐに潜れるところなど、狭いニューオーリンズではばれるんじゃないかという気がします。(笑)その変はLAとかぶるところがありますね。一方、ブロディのストーカーのような存在は実に気持ち悪い。でもは、ブロディ本人に異常な関心があるというよりは、未解決事件のオタクが身内の連邦捜査官に知らせているという感じで、やや納得です。やっぱり、ハミルトンは完全な悪人ではなさそうですね。プライドのライバルであり、お互い持ちつ持たれつで行くのでしょうか。
January 3, 2017
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