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 「私はベジタリアンです」

 彼がインド人と知って そういう話題になると 「宗教かしら?」となる。

 「いえ。彼は以前までお肉を食べていました」

 そうすると 「じゃ どうして?」となる。私は何故ベジタリアンかという質問をされるのは嬉しい。ベジタリアンと聞いて 曖昧に笑ってその話題を避けられようとすると なんか反対に寂しくなる。

 私達の状況を説明しますと。。。。(私の以前の日記「お肉を食べなくなったわけ」に詳しくありますが)

 私が幼い頃から 動物が好きで お肉を食べることを避けてきたこと。インドに出会い ベジタリアンレストランがあり ベジとして生涯を過ごしている人達がいることを知り素敵だなぁと思えたこと。牛が町を歩いていること。彼に出会えて 動物好きなのに チキンや豚 牛のお肉なら食べてもいいって?不平等だよと文句を言われたこと。子供ができて 親として娘達には動物好きでいて欲しいこと。娘といるとなんら動物問題に関わる自分達の運命を考え もう現実を避けたくないと思ったこと。そして 現実にぶつかるうちに もう見て見ぬふりできる状態ではない 私たち人間がむごいことを強いているのだから その人間である私たちが ナニも訴えない動物達を守らないといけないのでは・・・・ 

 やはり よほど仲のいい人でない限り 奥深くまでは伝えませんが 動物を思ってのことはさらっと言ってから また別の理由である健康によい 太りたくない お肉・牛乳の危険性も話します。

 聞いてくれた人の中には

 「あなた強制的に 旦那さんをベジにしたんじゃないの?男の人はお肉をやめれるもんではないわよ。よっぽど あなたのことが好きなのね!」



 インドでは ベジの人が世界的に見ても圧倒的に多いです。インドの方のパーティーに呼ばれると大概がベジ料理だけです。以前お肉を食べていた人も ベジへと移行しています。
 私がベジになったときも インドの人には 「いいことよ!」の一言。
 日本だと 栄養は大丈夫なのかしら?子供にまで。。。動物が好きだからってお肉を食べるのは自然のことでしょ。
 インドと日本だけでも 食に対する考えの違いは大きいです。しかし インド人は ベジに対してはとてもいいイメージがあり いい生き方をしているねと言われる。インド人にさえ 日本人の私がベジでミルクを取らないヴィーガンだと伝えると 日本人のイメージから離れているみたい。よほど 日本人はお肉を食べる民族と思われているみたいです。

 インドでは 家族がベジだと子供もやはりベジ。ベジはベジなんだから小さいうちは ベジのまま過ごさせているようです。大きくなるとその子次第ですけど。
 私も娘にはベジになってほしいのですが 上の娘はお肉の味を知っているし 友達がみんな食べるみたいで なんとなく学校ではそのままにしていますが インド人のように 他の誰が食べようが自分の子には与えないというのも なんか子供も最初から自分の状況を把握するのだろうなと。

 ポーランドでも ベジはいるみたいで 私がベジだと言っても「あらそうなの」ぐらい。
 日本人だとびっくりするよ!と 日本に興味のある子に言うと「えぇどうして?それは あなたのスタイルでしょ」と あっさりしている。ポーランドもヨーロッパになりつつあり 人と違うことに意味があるそう。日本のように なんとなく同じコトした方が無難というのは 魅力がない生き方なのだそう。。。 でも この頃の日本人はなかなか変わった人も多くて そういう人に出会えると嬉しい。

 たしかに ベジでもノンベジでも それを選ぶのはその人の人生であるのは確か。でも 自分のために お肉となってくれる動物たちが 狭い檻に閉じ込められ 麻酔なしで去勢されたり 一度も空を仰いだことのない一生を送り 生まれてすぐ親と離され 監禁状態の中好奇心大盛な心は誰にも関われないまま鬱状態になり 末は長い時間をかけ意識あるまま殺されてゆく。変な言い方ですが 殺し方って大事なんではないでしょうか?私は 屠殺には反対ですが 現に食べる人がいるのだから 感謝してお肉を頂く前に 何故自分にはお肉が必要なのか考えるのって大事なことだろうな。

 インドのベジの方に どうしてベジなのか聞いたことがあります。



 ちょっと びっくりした言葉でした。日本でお肉を取ることを当たり前のようにしてきた私は 動物がかわいそうだから・・・という理由でしたが 本当にたった一つの私の命を生かすだけのために 奪ってきた命のことを 自分の命を生かすということに繋がっていることを考えてなかった。
 そう 動物にも自由に生き 愛する物を見つけ 家族を守り 安らぎの時間を過ごす権利はあるのです。

 インドは 古い国 遅れている国 貧しい国 そんなイメージいっぱいの国でベジが多いですが発展している国がお肉をそれでも必要としているとは。。。
 インドでは ゴミをあさって食べ物を見つける人をよく見かけます。もし 私がそういう状況ならお肉でもかまわず口にするでしょう。「生きるためにお肉を食べます」そう言えます。

 発展して なんでも選べる環境にいるのなら なにも動物に苦痛を強いて 自由を奪ってまで 自分の物にする必要はないのでは。。。代わりの物はたくさんあるのだから。お金があるからお肉を買う それは 貧乏な国をもっと飢餓に追い込んでいる このサイクル。。。環境破壊(家畜の糞尿などでの汚染・二酸化酸素の増加)・家畜の飼料のための穀物を貧しい人に分け与えれる。。。お金がある人は やはり貧乏な人たちの一生を自分に置き換えて考えれるようにならないと いつまでも世界は不平等なんだなぁと感じます。


 二人で 自分達の人生は もうこれ以上動物に迷惑をかけずに生きていこうって決めたのだから。それで罪が償えるわけではない。でも 現実を知れたおかげで 自分達の生き方がまた自由になったことに感謝しています。





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Last updated  2006/08/15 10:24:57 PM
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