2005/03/03
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カテゴリ: 本づくりもろもろ
●メディアミックスの野望~憧れの仕事スタイル~

みなさんはライトノベルってご存知ですか?
ティーンエイジャー向けの小説で、よく文庫サイズになっているアレです。
1975年生まれの私にとって、
ライトノベルと漫画は幼いころから親んできた兄弟のような関係。
実はライトノベルを書いて、それを漫画化してもらうのが野望の一つだったりします(笑)。
原作が漫画になって、キャラクターグッズになって、さらにCDドラマになって、実写ドラマになって、映画化されたりするという
いわゆるメディアミックス化は、積年の憧れ(笑)。
当時中学生の私に「メディアミックス」という言葉を教えてくれたのは、


CLAMPさんは、4人の女性クリエイターからなるチームです。
『聖伝』『東京バビロン』『X-エックスー』『カードキャプターさくら』、
最近では『ツバサ』といったヒット作がありますが、
どれもすごい分業、すごいスピード、すごい完成度で作られていて、
正直そのイキオイは、商業誌デビュー前の同人誌時代からほとんど変わっていません。
同人誌は、装丁から構成まで凝りに凝って作られていて、
当時本屋さんで見かけるどんな本よりおトク感がありました。
今見返してもひえーっと思うくらい。
送料を入れたら2000円なんてざらに超える高価な本ばかりだったのですが、
お小遣いをはたいても必ず買ってましたもんね。
そのくらい、完成度と満足感が高かったのです。


私自身が最近になって、本を作る立場になると、
原体験として、少女時代(笑)に触れてきた本や雑誌から受けている影響の大きさに
改めて気づかされます。
得意分野の違う人たちとチームで仕事がしたいとか、分業が行える体制をつくりたいとか、
作品をメディアミックス化したいとか、

とっている方法なんですね。
もちろん日々、「この人ってすごい!」「このやり方を真似したい!」という発見や感動は
続々出てきます。
仕事をしつつ、夫婦でゆったり旅をしながら暮らすというのも、捨てがたい要素ですし。
すてきなスタイルをどんどん真似て、憧れのエッセンスを吸収しながら、
こと葉スタイルをつくっていきたいなあと思う今日このごろです。





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最終更新日  2005/03/03 11:17:43 AM
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