今日は台風のため、散歩はお休み、夜には当地にも非難準備が
出されました
秋の七草を大庭を散歩しながら写真に収めましたが
よく知られている秋の七草のほかに
新秋の七草 もあるようです
昭和十年、東京日日新聞社が、 当時の名士七名に依頼して選んだ七草
コスモス 作家 菊池寛
白粉花(オシロイバナ) 作家 与謝野晶子
秋海棠(シュウカイドウ) 作家永井荷風
葉鶏頭(ハゲイトウ) 作家 長谷川時雨
菊(キク) 植物学者 牧野富太郎
彼岸花(ヒガンバナ) 歌人 斉藤茂吉
アカノマンマ(タデ) 俳人 高浜虚子
これらも秋の七草にふさわしい植物で、殆ど外来種である
1 コスモス
コスモスは平凡な花だが、日本の秋には欠かせない。澄み切った秋の空気の中で
咲くコスモスは、日本の秋の象徴といえるだろう。
心中をせんと泣けるや雨の日の
白きコスモス紅きコスモス
与謝野晶子
2 オシロイバナ(白粉花)
オシロイバナは花期が長い。夏の終わりから晩秋まで咲く。花は短命花で夕方から咲き始め、翌朝には
萎むという。一般に、夜開生の花は白か黄色が多く、蛾の仲間を引き寄せるのに、夜目遠目に見やすい
ためであるが、オシロイバナは白、黄、赤、桃、赤紫、絞りなど多彩。
原産地は、熱帯アメリカのペルー。多年草。貝原益軒の花譜(1694年)に白粉花とでており、江戸時代に
かなり普及していたと思われる。

3 シュウカイドウ(秋海棠)
原産地は中国。中国では秋花9種の中に秋海ドウの名をあげている。「モクセイ、フヨウ、
秋海棠、ノコンギク、ベニタデ、センノウ、ツユクサ、ナデシコ」の9種。日本への
渡来は、大和本草(1708年)には寛永年中中華より初めて長崎に来る、それより
以前は本邦になし花の色は海棠に似たり故になずくとある。

4 ハゲイトウ(葉鶏頭)
紺碧の空に、燃え盛る灯火のようなハゲイトウが道行く人の足を止めさせる。
和名は、葉の美しい鶏頭のことで、古書には、「その葉、九月に鮮紅色のごとし
これより名ずく」とある。

5 菊
菊は中国原産。奈良時代に遣唐使が持ち帰ったといはれる。
しかし、花は小さいお粗末なものであったのを、江戸時代に入って
から盛んに改良し、今日の豪華な菊の下地ができた。
中国では菊は薬草として利用されていた。

6 ヒガンバナ(彼岸花)
稲田のあぜ道や路傍、墓地などに燃え盛るような真っ赤な花が群がって咲く
様は正に日本の秋の象徴ともいえよう。しかし、なんとなく妖気が漂っているような
感じの花で、昔から、これほど忌み嫌われてきた花も少ないだろう。

7 アカノマンマ(タデ)
如何にも虚子好みの花。
風が秋を告げる頃、茎の頂に伸びた2~5cmの穂状花序に、つぶつぶ
の紅紫の小花を着ける野の草。
アカノマンマはの呼び名は「ままごと遊びの」の一品。

釜江正巳「春・秋七草の歳時記」花伝社を参考