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以前、子供達を集めてに絵を教えていたことがある。
下は幼稚園、上は小学校6年生くらいまでだったかな、
夏休み期間だけね。
画用紙いっぱいに描く子、隅っこにちょこッと描いてあとは遊んじゃう子。
短期間ではあったけどいろんな子供を見た。
で、そんな中に青とか緑とか寒色ばかり使う男の子がいた。
下絵を描いた後、最初にパレットに出すのは青!
とにかく青!
青の巨匠?
と思いながら、彼に聞いてみた。
「なんで青ばっかり使うと?もっとたくさんの色がモチーフにはあるよ?」
そういうと彼は
「青が好きやけん!男の色やもん!!」
と答えた。
彼が言うには青系の色は男の子の色で、赤やピンクは女の子の色だという。
青を使うのはかっこいいから!・・・だそうだ。
たしかに、小学校や幼稚園で指定される文具などに「赤」「青」のバージョンがあれば
女子は赤・男子は青といった暗黙の了解みたいなのがあった。
そういえば私も、小学校の頃父が青色の絵画セットを注文してしまったがため
学校で一人、「女の子なのに青やん!」といじめられた事があった。
純粋に青が好きだったから青を注文したのがいじめられる要因を作ってしまったのだ(TT
「赤やピンクは好かんの?先生は女やけど、青い服着たりするよ?
テレビの●●(ヒーロー物)も赤だけど、男の人だよ?」
「すかんくない・・・よ。」
結局この子は、その他大勢の意見に純粋に飲まれてるだけ。
仲間はずれにされるのが怖いんだろう。
ちょっと問いかけてみたら謎は解けたみたい。
たくさんの色を使うようになった。
話はちょっとずれるけど、ある実験があった。
100匹ほどのアヒルの雛のうち1匹の首に赤いネクタイをつけてみる。
そうするとさっきまで仲良く餌をついばんでいた雛たちはとたんにその一匹を避ける。
ピーピーと声を上げて警戒し出す。
今度は同じように、大人のアヒルのなかに一匹きだけネクタイをつけてみる
そうすると子供の頃とはちがい、なんの反応もない。
子供はどうしても集団の中に入る。
そこで個性は弱点に・脅威になるんだな~と思った。
「自由にやっていいよ!」と大人が言っても、子供は子供の”決められた範囲”ってのがあるみたい。
子供は子供同士の・大人は大人同士の暗黙の了解ってのがある。
それを守っていれば仲間はずれになることはない。
・・・うーん、なんだか理不尽な現実だね。
多数決って怖い。
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