山本浩司の雑談室3

山本浩司の雑談室3

2025.05.19
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夏の参議院議員選挙に向けて、各党は、消費減税の案を公約としているようです。
が、自民党は、消費減税を拒んでいるようです。
これは、現在の自民党の執行部がまともな判断力を有していることを意味します。

日本の政府債務残高のGDP比は257%です。
世界でスーダンに次いで最悪の数字です。
そこで、日本国債の格付けは低いです。
S&Pでは、A+(シングルAプサス)です。
Bランクになるとジャンク債あつかいです。

消費減税などやらかすと、この格付けが下がる可能性を生じます。

普通の海外投資家は、Bランクには投資しません。
つまり、邦銀は、外貨の調達にひじょうに苦労しかねないのです。
円でドルが買えなくなれば、日本は終わりです。

また、日本国債の価格の下落(金利上昇)や円安の進行も考えられます。
そうなるとバカ高い国債をしこたま買い込んだ日銀は債務超過になるし、円安はインフレを加速させます。円の紙屑化が見えてきてしまいます。

もともと、とんでもない政府債務ながら、格付けがかろうじてAランクなのは、日本には、消費税率を上げる余力があると格付け機関がみているからなのです、
ですから、その逆の動きはひじょうにキケンです。

そういうことを政府が言うと、そのこと自体が円の信用力を棄損します。
だから、自民党は、本当のことは言いません。

自民党内にも相変わらずのバラマキ派がいますが、今の執行部は、私の眼にはマトモに見えます。





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Last updated  2025.05.19 09:29:34


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