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2024.05.31
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【アジアパシフィックラリー選手権2023】CUSCO CH-Rが挑んだ「最もタフな戦い」〜ダナウ・トバ・ラリー〜
(2025/5/31記事再構成)


かなりナローで荒れた路面を攻めていきます。


2023年の FIAアジアパシフィックラリー選手権(APRC)最終戦 、インドネシアで開催された「 ダナウ・トバ・ラリー 」。この舞台に登場したのが、 CUSCO TRD Dunlop C-HR 。マシンを駆ったのは、ニュージーランド出身のドライバー マイク・ヤング と、コ・ドライバーの エイミー・ハドソン のコンビです。

このCUSCO CH-Rは、トヨタC-HRをベースにCUSCOがラリー仕様に仕上げた一台。市販SUVをベースにしたとは思えない俊敏な動きとタフな足まわりで、国際ラリーの過酷な道を駆け抜けてきました。

​「最も荒々しく、タフだった」ダナウ・トバ・ラリー​
ヤング選手が語ったこのイベントの印象は、非常に印象深いものでした。

「幸運にも、さまざまな国やコンディションでドライブすることができましたが、ダナウ・トバ・ラリーは、これまで出会った中で最も荒々しく、最もタフなラリーでした。」

インドネシア・スマトラ島に位置するダナウ・トバ周辺は、火山地形の険しさとスコールの影響で、道が一変するような過酷なコンディション。それに挑むCUSCO CH-Rのオンボード映像は、ステージごとにまったく異なる表情を見せ、観ているだけでドライバーの集中力とマシンの限界性能が試されているのが伝わってきます。

​リタイアの原因となった過酷なステージ​
決定的だったのは、SS4(スペシャルステージ4)。ジャンプの着地でサブフレームが曲がり、さらにはサンプガード(オイルパン保護板)を破損。その影響でオイルサンプにダメージを受け、ラジエーターにも穴が空くという重傷を負い、やむを得ずリタイアとなりました。

これほどのダメージを負うという事実が、いかにこのラリーがハードだったかを物語っています。

​CUSCO CH-Rの挑戦に拍手を​
たとえ完走には至らなかったとしても、 CUSCO CH-R の走りは多くのファンの胸を熱くしました。SUVベースのマシンが、ラリーという過酷な競技で、ここまで戦えるという証明をしてくれたのです。

特に日本のラリーファンにとっては、「 CUSCO 」という名前には特別な響きがあるはず。国内のモータースポーツで名を馳せるメーカーが、アジアの舞台で全力を尽くす姿には、応援せずにはいられません。

​最後に​
CUSCO CH-Rの挑戦は、ただの結果では語り尽くせないドラマに満ちています。ダナウ・トバ・ラリーのような過酷な舞台こそ、マシンとドライバーの真価が問われる場所。今後のCUSCOチームの活躍にも注目していきたいです。





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Last updated  2025.05.31 11:28:30


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