輝ける青葉の 光 憂ひあり

✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰
昨日息子が夜10時ころ帰ってきて「また始まったよ、ロックアウト解雇が・・・」と息せき切っていいました。息子が働いている会社は名だたるブラック企業。
先週、「成績の悪い社員は15%の減給にする」とホームページに公表したと思ったら、早速ロックアウト解雇も又通告。
15%とは大き過ぎますよね。せいぜい1~2%と言うのは聞いたことがありますが・・・。例えば年収500万円の社員が15%減給となると、75万円減で425万円。生活設計も大いに狂います。次の年また15%減となったら、たちまち生活困窮者になってしまいます。
結婚もできないし、既婚者は子供も育てられない状態になってしまいます。
働く人は奴隷ではありません。会社は労働者に、その人が健康で文化的な生活が出来るような賃金を支払う義務があるのではないでしょうか。それを保障せよと言っているのが日本国憲法です。
今は派遣労働者の低賃金が問題になっていますが、この会社は、正社員にこういう差別を押しつけています。その減った15%は成績優秀者にまわされるのです。とんでもない差別です。
人が人の点数を付ける・・・これが公平に出来るとは思いません。そして、それが体の弱いもの、病気の人たちに当然回ってきます。治る病気も治らなくなります。会社が病人を作っていると言っても過言ではありません。実際「うつ病」がかなり深刻に増えています。
自分では十分働いていると思っても上司に気にいられないと点数が低いということだってあり得ます。上司に気にいられるように絶えず気を使っているのでしょう。
今こういう成果主義を採用しているところは多いようですが、15%の差を付けるのは聞いたことがありません。
そしてロックアウト解雇。耳慣れない言葉だと思いますが、これは去年9月ごろから息子の会社が先駆けて行ったものです。今やっている会社があると聞いていません。
朝出勤すると上司から、「今日は話があるから、待っていてくれ」と言われ退社の5時半近くに別室に呼ばれ、直接の上司とは別の人事の人が来て紙きれを読み上げるのだそうです。「成績不良につき解雇するので、即刻荷物をまとめて退社してくれ。明日から会社に来る必要はない」と通告されるのです。
私は今息子が言った通りの文を書いているのですが、涙が出て来て止まりません。その通告を突然言い渡されたら、どんな思いがするでしょう。卒倒した人もいるそうです。その人を車に乗せ、病院へ行く途中も、「明日から会社に来なくてもいい」と駄目押しをするのだそうです。
これがロックアウト解雇の実態です。中小企業でやりくりに困っている会社ではありません。外資系の大手IT会社です。利益は一千億円上がっている会社だそうです。
社員はいつ自分がその通告をされるか分からないので、戦々恐々としています。仕事の能率も落ちるでしょう。会社も何もいいことはないと思うのです。利益を上げるためにそれまでしなくてはならないのかと、おぞましくなります。
去年解雇された人の中で何人かがいま裁判を起こし闘っています。今までの日本の判例では、こういう解雇が認められなかったのですが、今安倍内閣は自由解雇法案を準備しています。これも会社の追い風になっています。
息子は今日も残業でまだ帰ってきていません。遅い方が安心なのです。ロックアウト解雇は5時半には否応なく帰されるのですから・・・。でも解雇されて労働組合に相談して遅くなっているかもしれません。
帰ってくるまで気が気ではありません。これが毎日続いているのです・・・。
PR
New!
ダニエルandキティさん
New!
masatosdjさん
New!
小野寺秀也さんCalendar
Comments
Freepage List
Keyword Search