長期投資は企業の成長によるEPSの拡大に伴った株価の上昇を期待する投資方法です。理論的には年間EPSが20%成長する会社なら、株価も20%の上昇を期待して良いことになります。ただ株価にはうねりというか、上下動があるので、それを考えてから投資した方が良いと思うようになりました(気が付くのが遅かったか?)。
理論的には成長性が20%なら、年間リターンを20%期待しても良いはずなんですが、株価のうねりは市場がそれほど不安定でなくても、適性価格から上下20%の変動はあるようです。
株価が適正価格からマイナス20%の時にうまく変えた人は、株価が適性価格に戻る20%と成長性の20%の両方のリターンが得られます。そうなると年間40%以上のリターンとなります。
株価を適性価格で買った人は年間20%のリターンになります。
株価を適正価格からプラス20%の時に買ってしまうと、成長性の20%と相反して、結局年間リターンはほぼゼロということになります。
1年間ぐらいのスパンの投資ではやはり「うねりの部分」も大切です。
バリュー投資に徹底している投資家は、適性価格よりも安い株価で株を買うことになると思います。チャートは一切みないが、購入するとだいたいチャートの下で買っているような投資家は本当の投資家と思います。私の場合は、どうやら適性価格ぐらいでしか変えてない銘柄も多い(何度か適性価格より上で買ってしまったこともあるような)。
今後はうねりの下で買うように心がけよう。来週は余裕資金があれば良い買い場と思うのだが、残念ながらあんまりないです。やはり長期に持つだけじゃなくて適度に約定させて余裕資金を作っとかないといけませんね。
澤上ファンドなんて一度買ったら滅多に売らないというのと、安値で仕込むことを両立させています。ただあれは澤上ファンドに資金が毎月大量に入ってくるから両立できるのだと思う。
普通の個人投資家は限られた資金の中で投資していかないといけないので(毎月100万円ぐらい資金が自然に入るような人もいるとは思いますが)、うねりをとろうと思ったら、まず余裕資金をつくる必要があると思います。
長期投資と安値で買うということを両立させるには、余裕資金を作る事が大切である。リスク管理というよりはリターンを得るために余裕資金は必要なのである。フージャースが45万切ったり、ポイントが7500円を切ったりすれば買い出動ができるようなへそくりを残しておかないといけない。
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